「心のカルテ」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

心のカルテの紹介:2017年公開のアメリカ映画。拒食症を抱える女性が、仲間たちと交流を深めながら、再生していく姿を描いている。リリー・コリンズとキアヌ・リーブス共演で贈るドラマ。

予告動画

心のカルテの主な出演者

エレン「イーライ」(リリー・コリンズ)、ウィリアム・ベッカム(キアヌ・リーブス)、スーザン(キャリー・プレストン)、ジュディ(リリ・テイラー)、ルーク(アレックス・シャープ)、ケリー(リアナ・リベラト)、オリーブ(ブルック・スミス)、ミーガン(レスリー・ビブ)

心のカルテのネタバレあらすじ

【起】- 心のカルテのあらすじ1

20歳のエレンは拒食症を抱えており、大学を中退していました。彼女には絵の才能があり、以前タンブラーの絵を描いたことがありました。これを見たファンが自殺をし、その写真をファンの母親が責めるために送ってきました。
病院を転々としながらも、エレンの病状は回復しませんでした。痩せ細った体を見て、継母のスーザンは体重を測るように言います。体重計に記された数字を見て、スーザンはため息をつきます。
スーザンは、型破りな方法で治療を行う有名な医師を見つけていました。彼に診てもらうようにと、エレンに強めに提案します。
エレンはスーザンと共に病院に行きます。スーザンは、問題のあるエレンの実母のことを話しまくります。ベッカム医師は分かりましたと、エレンと話しをすることにします。
エレンは腹筋する癖があり、背骨に痣が出来ていました。助骨は浮き上がっていました。
治りたい意志があるのならば、ベッカム医師は6週間の入院をするように提案します。それと食べ物の話しは無意味なことから、家族にもしないようと言います。
医師に指示された場所は、大きな家でした。ここには、エレンと同じ病気を抱える人たちが生活を送っていました。
外出や携帯は禁止です。しかし、体重が増えていたりするなど、ポイントを手に入れるとレベルが上がります。レベルが上がると、外食やタブレットを返してもらえたりと特典が付与されます。
到着して早々、エレンはルークという変な男の子と出会います。彼は変わった性格をしていました。
ルークはバレエをしていましたが、膝を壊して出来なくなりました。けれどもいつかは復帰したいと考えています。
また、彼はエレンの絵のファンでもありました。2年前から彼女のことを知っており、やってきたエレンについ興奮してしまいます。

【承】- 心のカルテのあらすじ2

家の中では、皆で集まってディスカッションする時間があります。皆は自分の悩みを打ち明けていきます。
パールは、チューブで栄養を入れられたことに怯えていました。一体、何キロカロリーだったのか不安なのです。
以前入れられたことのあるエレンは、つい1500キロカロリーと言ってしまいます。パールは不安でたまらなくなり、席を外してしまいます。ルークが説得に向かいます。
皆には隠していることがそれぞれありました。
ミーガンは妊娠していました。産みたいと考えていますが、どうしても下剤を飲んでしまいます。
アナはこっそり食べた物を吐いて、ベッドの下に隠しています。食べていることもあり、特典として映画を見に行くことができて喜びます。同室のエレンには内緒ねと約束します。
ベッカム医師は、エレンに家族セラピーを提案します。実母のジュディ、そしてジュディのパートナーのオリーブ、妹のケリー、そしてスーザンが病院に来ます。父は仕事を理由にやはり来ませんでした。
家族セラピーが始まると、ジュディとスーザンの口論が勃発します。ベッカム医師は、何が悪いかではなく、どうするかが大切だと説きます。
ケリーはどう思ってるかというと、正直むかついていました。それは大好きな姉を自分から奪ってもしまう病気に対してでした。
「門出の家」に帰ってきたエレンでしたが、ミーガンの赤ちゃんの名前を何にするかで、皆が盛り上がっていたことから、不機嫌になり去って行きます。
家族セラピーだったと聞いて、ルークは納得します。ブランコでふてているエレンのとこに行って、ルークは家族が崩壊していても豊かな人生は送れると活を入れます。
そんなルークに腹を立てたエレンでしたが、ベッドの上で考えた後、彼の部屋に行きます。機嫌は直っていました。ルークの部屋で、エレンは自分の絵が飾ってあるのを見つけます。

【転】- 心のカルテのあらすじ3

エレンの体重は減っていくばかりでした。脂肪が燃えていったら、次は筋肉が燃えていきます。そのまま魚の骨みたいになると、エレンは注意されます。
皆で映画を見ていたエレンの元に、ルークがチョコレートを持って食べさせようとします。難しいエレンでしたが、ルークのことが好きになっていて、ついそれをほのめかす言葉を口にします。ルークはテンションが上がって、明日はチョコレートを食べてと頼みます。
ベッカム医師は、エレンに家族セラピーが無効であることが分かりました。名前を変えてみてはどうかと提案します。
イーライは?と聞かれて、エレンは応じることします。これはひいお婆ちゃんの名前で、男の子のような名前でした。今日からエレンはイーライとなります。
ルークは自分の特典を使って、イーライを外食に誘います。これが初デートとなります。ルークは自分たちが癌であると説明し、店員にお酒を許してもらいます。
食べることの出来ないイーライは、食べてはティッシュに吐くを繰り返します。それでもルークと喋って、楽しい時間を過ごします。
ベッカム医師は遠足を考えていました。皆をある建物へと連れて行きます。建物の中は、雨のように水が降っていました。皆はくるくる回ったりして、美しいアートの世界に喜びます。
イーライは、ルークとブランコの側で二人きりになります。下ネタ混じりの会話で、ルークはイーライを笑わしていきます。そのままキスをして押し倒しますが、イーライは驚いて拒絶します。ルークは自分が本気であることを証明したかったのだと説明します。

【結】- 心のカルテのあらすじ4

夜遅くにミーガンの叫び声が聞こえてきます。トイレに駆けつけたイーライとルークが見たのは、下腹部から血を流しているミーガンの姿でした。
ミーガンは入院することになり、もう門出の家には戻って来ませんでした。
ベッカム医師はイーライにカウンセリングを行います。イーライは、流産や自殺など人生の意味について悩んでいました。
ベッカム医師は、人生に意味なんてないこと、安全な場所があるのは子供の妄想であり、大切な機会を妨げているものであること、楽な人生などないから人の助けなんて当てにしてはならないこと、人生は理不尽であること、けれども人間は強く現実に立ち向かえば素晴らしい人生が開けるのだと助言します。
イーライは怒り出し、ヤブ医者だと思って、門出の家を出ていくことにします。
ルークは手術をまた受けることになり、これでバレエは無理だと落ち込んでいました。最後の希望がイーライであり、必要なのだと彼女を引き止めます。
しかし、イーライは実母の家にバスで向かいます。途中、立ちくらみで気絶しかけます。助けてくれた人がお弁当をくれますが、いらないと断るイーライでした。
ジュディは産後鬱なこともあり、イーライを赤ちゃんの時に抱きしめませんでした。それが良くなかったと考えて、ある有名な作者に相談します。
その人から、ジュディはミルクをあげるようにとアドバイスされます。母と子に戻るのです。ジュディはイーライを抱っこし、哺乳瓶に入れたミルクをあげます。
ジュディは、もしもイーライが死にたいのなら、受け入れると涙を流しながら伝えます。
ジュディやオリーブが寝静まり、イーライは一人山へと行きます。横になると夢を見ます。
夢の中でルークが現れます。イーライは健康な姿をしており、ルークとキスをします。ルークは地面に蹲る女性がイーライだと言います。
その女性はイーライの姿をしており、痩せ細っていました。イーライはあれが自分なのかとショックを受けます。
ルークは、イーライが飲み込み続けた石炭を渡します。イーライはそれを口の中に入れ、咳をして目を覚まします。
顔を日焼けしてしまったエレンは、自宅に帰ってスーザンとハグをします。そして門出の家に戻ります。

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みんなの感想

ライターの感想

この映画は、エレン役のリリー・コリンズの演技が見所です。拒食症を抱える役を全身を使って表現しています。役になりきるためにも、体型も合わせています。骨が浮き上がっている姿を見ると、とても心配になります。
今作は、自分ではどうしようもない障害を抱える人たちの苦悩を描いています。彼らは下剤を飲んだり、吐いたりしてしまいます。命まで脅かしてしまう病気であることがひしひしと伝わりました。
ベッカム医師の言葉は胸に響きました。時には絶望的な状況も必要であり、そこから立ち上がる力をつけるためにもと、彼の後押しは心に残りました。
自ら命を絶つことなどないのです。きっと良いことがあると、希望を持ち続ける強さを与えてもらえた映画です。

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