「心の傷を癒すということ≪劇場版≫」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

1995年、神戸で阪神淡路大震災で被災しながらも体育館などに避難した人々に寄り添い、心の「癒し」を行い大震災の心身に与える影響を全国に伝えた精神科医、安和陸医師の半生を描いた一作。もともと2020年にNHKで4週にわたりドラマ化された、そして同年2月にはギャラクシー賞を受賞した。本作は4周放送された内容を再編集したものとなる。主演は柄本佑。2021年1月29日公開予定。

あらすじ動画

心の傷を癒すということ≪劇場版≫の主な出演者

安和隆:柄本佑 安終子:尾野真千子 湯浅浩二:濱田岳 安智明:森山直太朗 北林史也:浅香航大 片岡心愛:清水くるみ 安壮介:上川周作 ママ:濱田マリ 結城理恵:谷村美月 谷村英人:趙珉和 校長先生:内場勝則 朴美里:キムラ緑子 安哲圭:石橋凌 永野良夫:近藤正臣

心の傷を癒すということ≪劇場版≫のネタバレあらすじ

【起】– 心の傷を癒すということ≪劇場版≫のあらすじ1

心の傷を癒すということ≪劇場版≫のシーン1

画像引用元:YouTube / 心の傷を癒すということ≪劇場版≫トレーラー映像

”震災は、人々から多くのものを奪い去った。

失ったものはあまりに大きく、それを取り戻すことはできない。

例えば病気になること、例えば人が死ぬこと、戦争も貧困も災害もそうや

この世界は人を傷つけるもんで溢れている

人の苦しみをさっと拭い去ることができたらどんなにええやろう、と思う

でもそれはできひん。

神様とちゃうから…”

車椅子に乗った眼鏡を掛けた一人の男性が、白衣姿でピアノを弾いている

人間にはできひん、ほとんど何も。

僕にできることは、なんやろう?

男性の名前は安和隆

彼は回想した。

和隆、10才のとき。

1970年7月、大阪。

和隆は次男、上に兄、下に弟と3人兄弟だった。

在日韓国人の家系で、父は貿易会社の社長で一代で財を成し家族は何不自由ない生活を送っていた。普段、家にいない父の代わりに母、美里が家のことを全て担っていた。

美里は勉強熱心な母親だった。

兄弟3人で卓を囲み勉強をしている

だが和隆はこっそり船の絵を書いている

「わあ!にいちゃん、絵、上手いなあ」

弟の壮介が気づくと、和隆が得意げに船の説明をしている

美里が勉強が進んでいるか、確認に来ると

「もう終わった」

と和隆は勉強の成果を見せると、美里は満足したように部屋を出ていき、綺麗な鏡台で化粧を施した。

母親の鏡台の引き出しが気になり見てみる和隆と壮介

だが父親が帰ってきたことで、玄関まで家族総出で出迎える。引き出しは開けっぱなしにしてしまった。

父、哲圭が帰宅すると「風呂」と言い、美里は誘導した。

その隙に先ほど開けた引き出しの中を見る和陸と壮介

すると「外国人登録書」の書類が入っていた。

母には二つの名前があった

ひとつは「安田美里」、もう一つは「朴美里」だった。

和隆の住んでいる家の表札は「安田」だった。

壮介は母に「外国人登録書」のことを聞いてみた、驚く美里だったがため息をつくと

「そう、わかった。よう聞きや。お母さんは韓国人や、在日韓国人。私もあんたらもお父さんも。日本ではな韓国人言うたら色眼鏡で見られるからな、安田言う名前使ってな。だから、あんたらのほんまの名前は、安智明、安和隆、安壮介や。よう覚えとき。そしてよう勉強し」

と強く伝えた。

翌日、学校に行く際に「安田和隆」と名札を付けるが、実際の名前は「安」

「こんなんほんまの名前ちゃう」

と名札を床に捨てようとするが、捨てた名札を拾い改めて胸につけたのは兄の智明だった

「行くで」

と促し、学校へ向かった。

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