「愛が微笑む時」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

画像引用元：YouTube / 愛が微笑む時トレーラー映像

会社に欠勤の連絡を入れたトーマスは、つづいてペニーがやり残したことを手伝います。

ペニーは、自分の子ども3人の消息を知ろうとしました。トーマスが役所へ行って調べます。ペニーの死後子どもたちは養子縁組に出されていましたが、詳しい情報を知るには最低ひと月は必要だと言われました。トーマスがなおも詳しく聞こうとすると、上の娘・シャーリーとダイアンたちは姉妹で養子に出ており、サクラメントのティマソン家に引き取られたということが判明しました。しかしペニーがいちばん気にしている末っ子の息子・ビリーの行方が判りません。どうやら施設をたらい回しになったらしく、その後も判りませんでした。

その姉妹に会いにいこうと車に乗り込みますが、道路は渋滞していました。横に「B.B.キング　コンサート」のホールを見たペニーが、寄り道しようと言います。

ハリソンがやり残したこととは、人前で歌うことでした。そこのコンサートホールのステージで歌をうたうことで、思い残しを果たそうというのです。警備の人たちをうまくごまかして会場に入り込み、トーマスはステージに行くとアメリカ国歌をアカペラで歌うと宣言します。しかしハリソンはびびっていました。トーマスはそんなハリソンにハッパをかけて歌わせます。ハリソンは勇気づけられて歌うことができました。

その会場にはアンと両親がいました。アンはトーマスの姿を見てびっくりします。

B.B.キングがステージの隅でそれを見ており、喜んで演奏に加わります。

歌が終わるころ、バスが来ました。ハリソンは満足してトーマスたちに別れを告げると、バスに乗って去ります。トーマスは勝手に舞台へあがっていたので、警備員につまみ出されて警察署へ連れて行かれました。

警察署でトーマスは、酔っ払いか薬物中毒かと疑われて血液検査をしていましたが、結果はシロでした。駐車違反のときと同じ警官が対応し、罰金300ドルを要求されます。

警察署を出ると、アンが待っていました。トーマスはアンに誘われたコンサートを、仕事で忙しいと断ったのです。嘘をついたとアンは怒っており、ケンカをして去っていきました。

ジュリアとペニーは、今すぐ追いかけてアンに謝れとけしかけました。車を発進させる際にミスして、後ろの車にぶつけてしまいます。

ぶつけた車の運転手は、先ほどの警官でした。仕事を終えて妻子と車に乗り込んでいました。幼い子どもが、昔ペニーが子どもたちに歌っていた、アレンジした子守唄を口ずさみます。

それを聞いたペニーらは、この警官がビリーではないかと気づきます。トーマスに頼んで質問するとそうでした。ビリーは姉たちの消息を探っていたのですが掴めず、困っていました。サクラメントのティマソン家に引き取られていると、トーマスは話します。トーマスの身体にペニーが入り込み、ビリーをハグしました。そしてペニーは喜んでバスに乗り、去ります。

トーマスとジュリアだけになりました。朝になります。

ジュリアはトーマスの身体を借りて、恋人・ジョンに手紙を書いていました。事故で死ぬ直前に書いたという設定の手紙を作り、ジョンに渡してもらうつもりです。

ジョンの家へ行くと、別の住人が住んでいました。その男性は「ジョン・マクブライドは7年前にここを売って町へ引っ越し、すぐ亡くなった」と話します。ジョンは死んでいるので、もう会えません。

やり残したことがほかにないか考えたジュリアは、トーマスとアンのこの先のことが心残りだと言いました。トーマスに「私が手に入れられなかった人生を、手に入れて」と訴え、トーマスに気持ちを伝えるよう告げます。「いまもしハグ出来たらするのに」と話していると、神さまの采配か、ジュリアはトーマスにハグできました。ジュリアはお別れを言ってバスに乗って去ります。

サンフランシスコに戻ったトーマスは、アンを植物園に呼び出しました。そして合鍵を渡し、思いをきちんと口にします。アンは喜んでトーマスとキスをしました。