「或る終焉」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– 或る終焉のあらすじ4

或る終焉のシーン4

画像引用元:YouTube / 或る終焉トレーラー映像

「お願い、力を貸して。あなたの…息子さんのダンのように」

かつてデヴィッドはガンで苦しんでいたダンに、薬剤を注射すると安楽死させるという決断をしていた。ダンの苦しみを知っていたローラとナディアはデヴィッドを責めることなく、離れるという決断をした。しかしデヴィッドはダンに看護師として下した決断が正しかったのか、ずっと苦しんできた。

だからこそ、彼は末期患者たちに親身に寄り添い献身し介護する。まるで家族のように。

デヴィッドなりの贖罪だったのかもしれない。

ローラの申し出を宥めつつ、夜が明けるまでベッド脇で寄り添い続けた。

そして彼女の安楽死の申し出にきっぱりと断りを入れる。そのまま自宅へ帰った。

しかし運転席で自分の選択は正しかったのかと、深く悩み始める。時間だけが経っていき、再び車を走らせる。

到着したのは、マーサの自宅だった。

デヴィッドは眠るマーサの枕元へ行くと、彼女の腕に手に持っていた一本の薬剤を注射する。じっとマーサの顔を見つめるデヴィッド。

そのまま彼女の家を出ると、電話をかけた。

「患者が亡くなった、心停止のようだ」

マーサの看護が終わり葬儀も終え、次に担当を任されたのは10代の車椅子に乗った青年であった。

デヴィッドが紳士的に挨拶しても、青年は目もくれず生意気な口調で彼を牽制した。

しかし、何度も癖ありの患者たちを相手にしてきたデヴィッドは、笑顔を浮かべフランクに、しかししっかりと彼の身の回りの世話を始めていく。

新たな患者に意識を集中しつつ、束の間の休日。

デヴィッドは日課であるジョギングをして街を走り回る、大きな道路に差し掛かり周りを見て走っていたが、不意に暴走した一台の車がデヴィッドの元に突っ込んだ。

それは事故なのか、それとも気づいたデヴィッドが避けなかったのか、定かではないが彼はあっけなく息絶えた。そのまま、この物語は完結する。

それが人の死を与えた罰なのかは、神のみぞ知ることである。

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