「春琴抄(2008年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【転】– 春琴抄(2008年)のあらすじ3

春琴抄(2008年)のシーン3

画像引用元:YouTube / 春琴抄(2008年)トレーラー映像

佐助が縁側で春琴の爪を揃えていると、春琴が「稽古をみたろか」と言いました。春琴はあいまをみて佐助に三味線を教えているのです。佐助が三味線をひくのを春琴は聞いていましたが、おぼえが悪いだけでなく佐助が目をつぶってひいていると気づきました。春琴はバカにしているのかと頭に血が上りますが、佐助は「滅相もない。少しでもお師匠様に近づきたくて」と否定しました。それを聞いた春琴は機嫌が直ると、佐助の三味線に琴を合わせます。

利太郎が屋敷に来ると、テルに小遣いを渡して取り入ろうとします。佐助は利太郎を見て警戒しました。過去に利太郎が春琴に手を出そうとしたからです。

…(過去の回想)春琴が佐助を呼ぶ声を聞いて、利太郎がそそくさと来て春琴の手を握りました。春琴は佐助でないと知ると、つれない態度を取ります。しかし利太郎は春琴を手籠めにしようと、押し倒しました。春琴はひじ掛けで利太郎を殴って抵抗し、そこへ佐助が駆け付けて止めました…。

そんないきさつがあったのですが、春琴は利太郎を通せと佐助に言いました。さらに佐助に菓子を買って来いと用事を言いつけて、遠ざけます。春琴は利太郎とふたりきりになると、「お手水場(ちょうずば)(トイレのこと)へ連れてってくれまへんか」と頼みました。利太郎は喜んで、手を引いて春琴を案内します。手水場の手前で利太郎は待とうとしますが、春琴はいっしょに入れと言います。目の見えない自分が用を足すのは大変で、裾まくりや用を足した後の始末をする者がいるだろうと言うのです。

利太郎が嫌がって断ろうとするところへ、使いから急ぎ戻った佐助が駆け付けると、稽古代の返金と菓子を渡し、佐助が春琴を連れて手水場に入っていきました。それを見た利太郎は「いかれてるわ」と毒づいて、怒りながら去ります。

本家の旦那様夫婦(姉夫婦)がやってくると、春琴と佐助に話をします。

春琴は五年前に、父親が誰か判らぬ子を産んでいました。その子は先代の口利きで、博多にもらわれて行きました。ところが幼くして病に倒れ、あと半年もつかどうかの重病なのだそうです。子どもの顔を見に行けばどうかと、姉夫婦は春琴に言います。

父親の判らぬ子といわれていますが、佐助との子だろうと周囲の者は感づいていました。それでも春琴が認めないので、周りもそれ以上追及しませんでした。春琴は子どもに会いにいくことを否定し、佐助も春琴の意見を尊重しました。

春琴の佐助への仕打ちは、傍目でもひどいものでした。テルは佐助に「つらくないのか」と聞いたことがあります。佐助は「全部自分の喜びのためだから、ありがたいことや」と答えました。

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