「春琴抄(2008年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– 春琴抄(2008年)のあらすじ4

春琴抄(2008年)のシーン4

画像引用元:YouTube / 春琴抄(2008年)トレーラー映像

佐助は春琴を風呂に入れて身体を丁寧に洗い、布団に寝かせてからも「脚が冷えた」と言われると、さすったり自分の懐に入れて温めたりしました。

ある夜、佐助は三味線の稽古をしていました。その音を布団のなかで、テルも春琴も聞いていました。春琴は眠りながら、佐助の三味線に合わせて指が動き琴を演奏します。

佐助は三味線を抱いたまま、うたたねをします。そのあいだに屋敷に侵入者がありました。侵入者はやかんを持って春琴のところまで忍び込むと、春琴の顔に熱湯をかけます。

春琴の悲鳴を聞いて佐助が駆け付けると、春琴は見られたくないと拒否します。佐助は目をつぶると「ご安心ください」と告げました。遅れて駆け付けたテルに、医者を呼べと命じます。

医者は手当てをしますが、春琴の顔には傷跡が残るだろうと言われました。世間では春琴が襲われたことを「自分が蒔いた種だ」と噂していました。春琴の傲慢な態度は知れ渡っていました。

春琴は佐助に嘆きます。「やがて包帯が取れるときがくる、頭巾で隠しても佐助には化粧のとき、着替えのとき、風呂のときに醜い顔を見られることになる。見られとうない…」

「見ないようにします」と佐助は答えましたが、春琴の顔は晴れません。春琴は「琴が弾きたい」と言い出しました。佐助は安静にしておくようにと助言しますが、春琴は「気を鎮めるために弾きたい」と言います。佐助は春琴の着替えを手伝い、琴の前に連れていきました。

考えた佐助はテルに「酒を買って来い」と用事を言いつけると、テルがいないあいだにある作業をします。ロウソクに火をともして大きな針をあぶって消毒します。

…(過去の回想)映画冒頭のシーンの続きです。幼少期の佐助が観音像を盗んで取り押さえられているときに、廊下を歩く幼い春琴と出会ったのです。その瞬間に、佐助にとっては観音像よりも春琴のほうがはるかに、光り輝いているように見えたのでした…。

あぶった針を目に刺した佐助は、部屋で痛みに苦しみます。

琴を弾いていた春琴が、佐助を呼びました。佐助は目の痛みに苦しみながら、春琴のところへ行きます。両目から血を流しながら移動した佐助は、いつもよりはるかに時間をかけて春琴のもとへ行きました。「なんべん呼ばす気や。弦が切れた」と言う春琴に、佐助は「わて、目が見えんようになりました」と訴えます。

春琴の顔を見ないようにするため、目を針でつついたと言う佐助に、春琴はしばらく無言でいたあと「佐助…痛う、なかったか?」とやさしく聞きました。佐助は、春琴がいたわってくれたことに感激して、「へえ」と答えます。

その後、目が見えなくなった佐助はそれでも、春琴のそばで世話をし続けました。テルも佐助と春琴の世話を焼きながら、大人に成長します。

大人になったテルは、二人がずっと暗い闇だけを見ているのかと思っていましたが、そうではないと知ります。目が見えなくても光は感じていると教わったテルは、二人が「ほのあかるい世界」で寄り添って生きているのだと気づきます。

佐助から引き継いでテルは森で芋虫をとり、ウグイスの餌を作り、糞を集めます…。

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