「最後の忠臣蔵」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

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【承】– 最後の忠臣蔵のあらすじ2

最後の忠臣蔵のシーン2

画像引用元:YouTube / 最後の忠臣蔵トレーラー映像

孫左衛門は時折遠くへ行商に出かけると、器などの古美術品を仕入れてきていました。値打ちのある壺を手に入れた孫左衛門は、ゆうに紹介状を書いてもらったこともあり、地元の豪商・茶屋四郎次郎にお目通りが叶いました。いまは一線を退いて屋敷で独り暮らししているゆうは、元は島原で一、二を争う花魁・夕霧大夫でした。花魁は位の高い遊女で、教養や芸事はひととおりできるよう厳しく仕込まれるのです。

孫左衛門が持ってきた壺を見て、茶屋四郎次郎は一級品だと欲しがりました。高値を吹っ掛けられると思っていた茶屋四郎次郎は、孫左衛門がたった八十金しか要求しないので「欲のないお人だ」と笑います。

吉右衛門は進藤に誘われて、京都で流行している人形浄瑠璃を見に行きました。二階の桟敷へ行くと、そこには茶屋四郎次郎とその息子・修一郎がいました。進藤と顔なじみのようで、挨拶を交わします。

一階の桝席には、孫左衛門と可音がいました。人形浄瑠璃の上演中は観客席が暗いので、互いがよく見えません。幕間(まくあい)に孫左衛門が席を外したあいだ、可音の品のある美しいたたずまいに修一郎が一目ぼれをします。戻ってきた孫左衛門は、二階に吉右衛門の姿を認めると、途中でありながら「用事がある」と言って可音を連れ帰ります。

帰宅した可音は風呂に入りながら、芝居の結末が気になると話しました。孫左衛門は「確か、心中と」と結末を話しますが、可音はまた芝居を観たがります。

台所で食事をする孫左衛門に対し、可音は近くで食べろと命じます。(身分が下の者は食事の時に同席しない)大人に成長しつつある可音に、孫左衛門は礼儀をもって接しているのですが、可音は昔の少女の頃のように接してほしいと話します。それはできないと孫左衛門は、武家の女性としての在り方を諭しました。

壺を売ったのがきっかけで、孫左衛門は茶屋四郎次郎に気に入られます。茶屋四郎次郎に呼ばれて出向いた孫左衛門は、息子の修一郎が一目ぼれした娘を捜してほしいと頼まれます。先日の人形浄瑠璃へ来ていた武家風の女性と聞いた孫左衛門は、可音のことだとすぐ分かりました。探りを入れると、しかるべき素性の娘であれば、嫁として迎え入れたいと茶屋四郎次郎は話します。

その話を孫左衛門が相談すると、ゆうは大喜びでした。ゆうは孫左衛門に、今こそ秘密を明かしてくれと急かします。

…十六年前の雪の日、赤ん坊の可音を抱いた孫左衛門が、ゆうの屋敷の戸を訪ねたのがきっかけでした。ゆうは孫左衛門に事情があることに気づいていながら、なにも問わずに可音に教養を教え込んでいたのです…。

しかしゆうに「いつか」と言いながら、孫左衛門は口を開きませんでした。ゆうはよほどの事情があるのだと察し、それ以上は追及しませんでした。

夜、孫左衛門は可音が十六歳であることを話題にし、そろそろ結婚の年齢だと話します。可音は孫左衛門を慕っており、今の生活に満足していました。見も知らない相手に嫁ぐのなどまっぴらだと話します。しかし孫左衛門は根気よく、諭しました。

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