映画:月の満ち欠け

「月の満ち欠け」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

月の満ち欠けの紹介:2022年12月2日公開の日本映画。第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名の純愛小説を実写映画化。「鎌倉殿の13人」の大泉洋が主人公を演じ、『花束みたいな恋をした』の有村架純、Snow Manの目黒蓮、「ガリレオ」シリーズに出演する柴咲コウらが共演する。『余命1ヶ月の花嫁』の廣木隆一がメガホンをとり、『そして、バトンは渡された』の橋本裕志が脚本を担当した。

月の満ち欠けの主な出演者

小山内堅(おさない つよし) – 大泉洋 正木瑠璃(まさき るり) – 有村架純 小山内梢(おさない こずえ) – 柴咲コウ 三角哲彦(みすみ あきひこ) – 目黒蓮 正木竜之介(まさき りゅうのすけ) – 田中圭 緑坂ゆい – 伊藤沙莉 小山内瑠璃(おさない るり) – 菊池日菜子 中西 – 寛一郎 店長 – 波岡一喜 荒谷清美 – 安藤玉恵 小山内和美 – 丘みつ子 緑坂るり – 小山紗愛 小山内瑠璃(幼少期) – 阿部久令亜 荒谷みずき – 尾杉麻友

月の満ち欠けのネタバレあらすじ

【起】– 月の満ち欠けのあらすじ1

月の満ち欠けのシーン1

画像引用元:YouTube / 月の満ち欠けトレーラー映像

【青森県八戸市】【2007年12月】

小山内堅(おさない つよし)は株式会社八戸水産で働いています。漁港で海産物をトラックに積み込んだ小山内は、それを配達先に配達してから自宅に戻りました。小山内は妻子を亡くしたあと、実家に戻って老齢の母親と2人暮らしをしています。

自宅に戻ると、母親・和美の面倒をみてくれている介護士・荒谷清美(きよみ)が娘のみずきを連れてきていました。みずきは小山内に「お帰りなさい」と声をかけて、清美に「お邪魔してますでしょ」と訂正させられます。小山内は清美に母をみてもらっている礼を言いました。

上着を脱いでハンガーにかけていると、「緑坂ゆい」から着信がありました。ゆいは小山内の娘・瑠璃の高校時代の親友です。小山内は娘の描いた絵を紙袋に入れると、出かけていきます。

【東京都多摩市】

タクシーに止まってもらって降りた小山内は、事故のあった交差点にユリの花束を置きました。またタクシーに乗って去ります。その場所は、小山内の妻子が事故で亡くなった場所でした。

小山内が多摩市のホテルのラウンジへ行くと、ゆいが娘を連れて待っていました。ゆいは「あの絵、見つかったんですね」と声をかけ、小山内も頷きます。ゆいは自分の娘を紹介しようとしますが、娘ははにかんで何も答えませんでした。

ゆいは小山内に、昔撮ったホームビデオの写真を見せました。小山内の娘・瑠璃が高校3年の秋に18歳の誕生日を迎えた際にお祝いしたときの映像です。そこには在りし日の小山内の妻・梢と娘・瑠璃の映像がありました。ゆいは見せながら「今日は結婚記念日なんですよね」と小山内に聞きます。小山内は「ああ、そうだったな」と答えました。

【1980年】

小山内と梢は1980年に結婚します。結婚式のあった日はジョン・レノンが死んだ日で、町のなかにはジョンの歌があふれていました。そんな思い出があります。

式場で小山内の母・和美は梢に、すぐ孫が見たいと言いました。小山内は「プレッシャーになるから」と母をたしなめますが、梢は義母のことばに同意して「私も見たいです」と答えて笑いました。

小山内と梢は東京都多摩市で暮らし始めます。

【1981年】

梢の病室に小山内が駆け付けます。身体をいたわる小山内に、梢は「小山内瑠璃」と書いた紙を見せました。夢のなかで赤ん坊がこの名前にしてくれと言った…そう梢は話します。「瑠璃も玻璃も照らせば光る、の瑠璃」と夢で言われて梢はあとで調べてことわざと知ったそうです。小山内は「いい名だな。すごいな」と言って賛成しました。

【1988年】

小山内と梢と幼い瑠璃の3人でドライブをします。出かけたところは海岸で、小山内夫婦が新婚旅行で出かけた思い出の岬でした。運転は梢がしています。

キャンプした小山内は、大学の食堂で梢と出会ったときにはこうなると思っていなかったと話します。

瑠璃が夜空の月を見て、不思議そうにしました。「こないだ死んだのに生き返ってる」と瑠璃が言うので、梢が「月は消えてもまた現れるのよ」と答えました。瑠璃は「お月さまってすごいね」と感心します。

親子3人はいっしょに月を見上げました…。(映画タイトル)

そのあとすぐ、瑠璃は原因不明の高熱に苦しみます。5日経過しても治らず小山内と梢は気を揉みますが、熱にうかされながら瑠璃は「お月見、いっしょにしよう」と呟きます。

そしてその予告どおり、次の満月のときには瑠璃の熱は下がって退院していました。家族3人で自宅の庭でお月見したとき、瑠璃は「リメンバー、リメンバー」と不意にメロディを口ずさみ、「アキラくん」と言い出しました。小山内が聞くと、くまのぬいぐるみにアキラくんという名をつけたと瑠璃は答えますが、梢は無言でした。

あとで梢は小山内に、熱が引いてから急に大人びたと話します。英語の歌を知っているだけでなく、ドゥポン製のライターを知っていて石の交換までしてみせたと言いました。「この絵だって子どもが描いたにしては」と差し出す絵は、精巧なツバキの花の絵が描かれていました。

不安がる梢に対し、小山内は「考えすぎだよ」と声をかけました。瑠璃が起きてきていたので、話はそこで止めます。

さらにそのあと。瑠璃が突然いなくなることがありました。多摩北警察署に駆け付けた小山内は、瑠璃が友だちと駅前で別れたあと忽然といなくなったと聞いて心配します。

瑠璃は高田馬場駅前を歩いていました。レコードショップ「ペーパームーン」のところまで訪れたのですが、そこで警邏中の警官に「ひとり?」と声をかけられます。

知らせを受けた小山内がレコードショップまで迎えに行くと、店長はおとなしく映画のビデオを見ていたと話します。瑠璃が見ていた映画は、『アンナ・カレニナ』でした。

瑠璃を連れて帰る途中、小山内が高田馬場まで来た理由を聞くと「アキラくんに会いに」と瑠璃は答えます。不安になった小山内は「勝手にいなくならないでくれ」と瑠璃に言い、瑠璃は謝りました。

瑠璃は、小山内と梢の子どもに生まれて幸せだと言い、いつになったらひとりで出かけていいかと聞きました。小山内は「高校卒業したら、かな」と答えます。

【1999年】

瑠璃の18歳の誕生日が、明日に迫っていました。親友のゆいは瑠璃に、同じ美大を受験しようかなと話していました。瑠璃はゆいを家に招待します。

その翌日、家で小山内と梢、瑠璃、ゆいの4人でお祝いをしました。談笑しているとき、ゆいがビデオカメラを出して撮影を始めます。

質問タイムと瑠璃が言うと、父親である小山内に梢とのなれそめを聞きました。小山内は、大学の食堂で梢を見かけたときから夢中だったと話します。神社に願掛けに行ったところ、経営学の講義で梢の席が後ろになったり、映画で隣に座っていたりする偶然があったと言いました。デートをしてからも食べ物や音楽の好みがいっしょで、「この人しかいない」と思ったと話します。小山内と梢は同じ高校出身の、先輩後輩でした。

そこまで話したところで部長からの着信があり、小山内はその場を外します。

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