映画:未来へのかたち

「未来へのかたち」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

未来へのかたちの紹介:2021年5月7日公開の日本映画。「海すずめ」の大森研一監督が焼き物の里である愛媛県砥部町を舞台に描く人間ドラマ。りゅうせい窯の主人・竜青は聖火台デザインコンペを勝ち抜き、磁器製の聖火台制作にりゅうせい窯一家で挑むことに。そのためには対立する父や窯元たちの技術が必要だった。大森監督は砥部町出身で、愛媛県砥部焼観光大使を務めており、現存する陶石採掘場や実際の窯元、焼き物などを撮影に使用している。主人公の竜青を「ねこあつめの家」の伊藤淳史が、兄・竜哉を「Fukushima 50」の吉岡秀隆が、竜青の父・竜見を「家族はつらいよ」シリーズの橋爪功が演じる。2020年6月愛媛先行公開、7月3日より全国公開予定を延期。

未来へのかたちの主な出演者

高橋竜青(伊藤淳史)、高橋幸子(内山理名)、高橋竜哉(吉岡秀隆)、高橋竜見(橋爪功)、高橋典子(大塚寧々)、高橋萌(桜田ひより)、村上武(飯島寛騎)、陣内(宮川一朗太)、(川野太郎)、(六平直政)、(忽那智俊)、(土居俊一)、(兵頭勇)、(高島佑佳)、(滝香織)、(三谷麟太郎)、(山口太幹)、(小川隆市)、(剛州)

未来へのかたちのネタバレあらすじ

【起】– 未来へのかたちのあらすじ1

未来へのかたちのシーン1

画像引用元:YouTube / 未来へのかたちトレーラー映像

山の奥深くで、女性を呼ぶ声がいくつも聞こえます。「たかはしさーん」「のりこさーん」いつまでも声は続いています。山で遭難した、高橋典子という女性を捜索しているのだと分かります。やがてカメラは倒れた女性を映し出します。女性は山から滑落したらしく、動きません…。(このシーンの意味は、あとで)

愛媛県砥部町。現代。

高橋竜青は陶芸家の男性です。妻・幸子、まだ学生の娘・萌がおり、りゅうせい窯という陶房を経営しています。ほかにアルバイトの青年・村上武を雇っています。竜青がろくろを回し、横で幸子は絵付けをします。萌は陶器の猫の耳を彫っていました。バイトの村上は、竜青から「バイト」と呼ばれるばかりで、いつまでも自分の名を呼んでくれないことに、文句を言います。壁に飾った額の文字『結昇』を「ゆうしょう」と読んだ村上は、竜青から「けっしょうと読むんじゃ」と注意されました。『結昇』というのは竜青が作った熟語で、互いに結び合うように高め合っていこうという意味のようです。

竜青はその日、午後から砥部町庁舎に赴きました。そこでは「オリンピック聖火台デザインコンペ説明会」が開かれています。聖火台製作についての会議が、なされるのです。

東京オリンピックの開催が決まりました。それにあたり砥部町では、砥部焼で聖火台を作ろうという活動が高まります。竜青はそれを積極的に推していました。それというのも、聖火台を砥部焼で作るというのは、竜青の幼いころからの夢だったからです。

しかし町内の他の陶芸家のなかには、難色を示す者もありました。会議でも「本当に作るのか」ということが、老舗窯元のあいだで話題にのぼります。

会議の場には竜青の父・高橋竜見の姿もありました。竜見は有名な陶芸家なので、もし仮に聖火台を作るとなれば、竜見のような有名な人がかっさらっていくのだろうと、他の陶芸家は話します。

会議の場に、竜青の兄・竜哉が現れると「聖火台は採用される」と言います。竜哉は砥部の町を出ていった者ですが、オリンピックの関係者になっていると聞くと、老舗陶芸家たちは色めきたちます。それでも会議は「聖火台を作りたい者」と「作れない、無理だと思っている者」とで話が進みません。父・竜見が「聖火台を作ってみて、もし聖火台に採用されなければ町のモニュメントとして飾ればいい」と提案します。会議はその後も紛糾し、細部が決まらないまま散会します。

有名な兄・竜哉が町に顔を出したと、バイトの村上は喜びます。兄弟仲が悪そうだと不思議がる村上に、萌が事情を話しました。

竜青たち父子は同じ陶芸の道に進みながらも、それぞれ絆はばらばらでした。それは、母・典子の死が密接に関わっているのです。

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