「未来を写した子どもたち」のネタバレあらすじと結末の感想

未来を写した子どもたちの紹介:2004年制作のアメリカ映画。インドのコルカタで、売春窟に生まれついた子供たちに、抜け出すチャンスを与えようと奔走する女性カメラマンの姿を描いたドキュメンタリー。アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した作品。

予告動画

未来を写した子どもたちの主な出演者

ザナ・ブリスキ、トポシ、コチ、マニク、オヴィジド、プジャ、シャンティ、ゴウル、シュチトラ

未来を写した子どもたちのネタバレあらすじ

【起】- 未来を写した子どもたちのあらすじ1

ザナ・ブリスキは、インドのコルタナの売春窟で生まれた子供たちに、二年前からカメラを教えていました。ここでは違法行為が当たり前で、皆カメラを恐れています。
ザナは彼らと生活を共にすることで、理解を深めようとしました。カメラを受け取った子供たちは、楽しそうに周辺を撮ります。
彼らは学校に行けず、朝から働いていました。コチは食器洗いなどしてお金をもらっていました。時には食事を出すこともあります。もしも教育を受けれたら、何になろうかと考えることもあります。
トポシは、水汲みをして運ぶ仕事をしていました。お金持ちになりたいと思ったことはありません。どんなに貧しくても、幸せだと思っているからです。
容赦なく大人たちから彼女は罵られます。しかしお金を稼がなければなりません。妹の面倒を見るためにも必要だからです。
シャンティは、危うく父に売られそうになりました。姉が来てなければ売られていました。
コチの祖母は、孫娘を寄宿学校に入れたいと思い、申込みに行きます。コチは朝から晩まで働いていて、つらい毎日を送っていました。
コチの母は病んでしまい、自殺しようとしたこともありました。だから祖母がコチを育てていました。
数枚に渡る用紙を受け取りますが、これは兄に手伝ってもらわないと難しいです。祖母は頭を抱えます。

【承】- 未来を写した子どもたちのあらすじ2

ある日、ザナは子供たちを動物園に連れて行きます。ギュウギュウ詰めのタクシーで向かいます。
動物園の看板には、動物の誤飲の注意書きがありました。動物たちがビニール袋を食べてしまうと、体を壊してしまうのです。
動物園から帰ってきますが、写真は一枚も撮れていませんでした。夜に撮影したので、フラッシュを使ってなかったのが原因です。
プジャは路上で写真を撮っても、人から怒られることがありませんでした。ザナは貴重な存在だと褒めます。
プジャの家系はカースト最高位でした。着ている服など上等ですが、彼女の将来は売春婦かもしれません。
シュチトラの母が亡くなって、おばさんはシュチトラに売春をさせようとします。このことは誰にも言わないで欲しいと、シュチトラは言います。
売春が横行するここで、教育なしに抜け出すチャンスはありません。ザナは学校に行って、子供たちを受け入れてもらえないか相談に行きます。しかし、どこの学校も受け入れないだろうと言われます。
子供たちが住む環境は、汚れた皿の横に、靴が置いているような現状です。泥の家に住んでても喜んでいる人もいます。

【転】- 未来を写した子どもたちのあらすじ3

オヴィジドは、写真によって亡くなった人と会えることが出来ると語ります。写真に残った姿を見ることが出来るからで、写真の魅力に取り憑かれています。ザナは、彼の写真がよく撮れていると褒めます。
オヴィジドの父は、二歳の時に母と結婚しました。母に出て行かれて、父はハシシ漬となっています。
以前は太っていて、二人ぐらい平気で倒せる有名な人物でした。今は痩せてしまっていますが、彼のことを知る人は大勢います。
ザナは、子供たちをバスに乗せて海に向かいます。子供たちは写真を撮ったりと大はしゃぎです。
しかし子供たちの住む場所では、大人の女性たちが、売春をしている女性を罵っていました。子供たちは、じっとその言葉を聞いています。
ザナは、自分が子供たちに何も出来ないでいることを嘆きます。学校の申請書を出すため、ザナは親たちに出生証明書など準備してもらいます。準備出来てない両親に、厳しく追求します。
申請書で写真が必要になり、子供たちはスタジオで証明写真を撮ってもらいます。
子供たちの健康状態も聞かれ、HIVテストが終わるまで、申請は進まなくなります。
ザナは子供たちの写真を売って資金を集めることにします。全ては子供たちを救い出すためです。
展示会には、大勢のお客さんが見に来てくれます。有名なフォト・エージェントも来てくれて、企画だけでなく、子供たちにも教えてくれます。
オヴィジドは、他の子と違って特別でした。彼には才能があります。オランダにあるワールド・プレス・フォトという団体では、毎年世界中から九人の子供を招待していました。オヴィジドはそこに招待されることになります。

【結】- 未来を写した子どもたちのあらすじ4

ニューヨークの展示会に子供たちが行けなかったことから、オックスフォード書店で展示会を開くことになります。子供たちのことが、インドで一番有名な新聞に載ります。喜ぶ子供たちは、自分の写真にサインをします。
展示会に到着して、子供たちは自分たちの写真を見て喜びます。マスコミも大勢きていて、子供たちはインタビューに答えます。その様子はニュースで流れます。
オヴィジドの母親が台所の爆発で亡くなります。客引きに火をつけられたのが原因でした。
オヴィジドは、皆のところに来ませんでした。アムステルダムに招待されている彼でしたが、まだパスポートがとれていませんでした。
ある日、申請書が通り、学校に行ける子供たちが決まります。サベラ校に入学することが出来て、パソコンを教えてもらいます。
オヴィジドが手を付けられない状況になり、家族でも手に負えなくなります。ザナは悪い道に進まないか心配になります。良い環境で過ごせば、正しい道を歩むと考えます。
ザナの熱心な頼みもあり、オヴィジドとマニクは入学を認めてもらえます。
ザナはありとあらゆる書類を取り揃えて、オヴィジドのパスポートが通るように願います。八時間並んだオヴィジドは、ついにパスポートをもらうことが出来ます。
アムステルダムへと飛び立ったオヴィジドは、写真について子供たちの前で語ります。オヴィジドは、FH学校への入学を決意します。
マニクは、父親に進学を認めてもらえませんでした。プジャは母親に退学させられます。シャンティは自分から退学を選びます。
ゴウルは大学への進学を家で夢見ています。トポシは家出をして、学校に入学します。シュチトラは、おばさんに売春宿から出してもらえませんでした。コチはサベラ校に残って、幸せに暮らしています。

みんなの感想

ライターの感想

この映画では、容赦ない罵声など、劣悪な環境下にいるインドの子供たちの現状を知ることが出来ます。そして、子供が子供でいられない現実から、彼らだけでも救おうとするザナの姿に胸を打たれます。
劣悪な環境下にいる子供たちですが、それでも目は輝いており、強い生きる力を見る者に与えてくれます。何かを学ぶためには、何かから耐えなければならないと、幼い子が言った台詞が頭に焼き付きました。
日本の現状にも似ている部分があるのでは、と考えさせられる映画で、ぜひ見て欲しい作品の一つになります。

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