映画:梅切らぬバカ

「梅切らぬバカ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

梅切らぬバカの紹介:2021年11月12日公開の日本映画。母親と自閉症を抱える息子が、社会の中で生きていく様を温かく見つめるヒューマンドラマ。50歳の息子・忠男と暮らす山田珠子は、悩んだ末に忠男をグループホームへ入居させることに。だが、初めて母と離れ、環境の変化に戸惑う忠男はホームを抜け出してしまう。親子を演じるのは「泥の河」「神様のカルテ」の加賀まりこと、「間宮兄弟」「屍人荘の殺人」の塚地武雅。監督は「禁忌」の和島香太郎。

梅切らぬバカの主な出演者

山田珠子(加賀まりこ)、山田忠男(塚地武雅)、里村茂(渡辺いっけい)、里村英子(森口瑤子)、里村草太(斎藤汰鷹)、大津進・グループホームの経営者(林家正蔵)、今井奈津子・乗馬クラブのオーナー(高島礼子)

梅切らぬバカのネタバレあらすじ

【起】– 梅切らぬバカのあらすじ1

梅切らぬバカのシーン1

画像引用元:YouTube / 梅切らぬバカトレーラー映像

(映画タイトル『梅切らぬバカ』=「(「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」から)桜のように自由に枝を伸ばす必要がある場合と、梅のように切って手をかけて育てることが必要な場合がある。おのおのの植物の適性に合わせて処置をしないと、うまく育たないという意味」)

ある天気のよい休みの日。都会の古民家の庭に、母子がいます。母は山田珠子で、息子は忠男、通称:チューさんと言います。49歳のチューさんは自閉症で、母の珠子は庭でチューさんの髪の毛を切っています。チューさんはハサミが苦手ならしく、髪を切るたびにすごく小さな声で怯えて唸っていました。

隣家に新たな家族が引っ越してきたらしく、横の小さな路地では引っ越し業者の人が荷物を運び込んでいます。山田家の庭にある梅の木の枝は伸び放題で、その路地に大きな枝が出ていました。大人の頭の高さにあるため、気を付けないと通りがかりに頭をぶつけます。引っ越し業者の若者が頭をぶつけ、その拍子に段ボールに入っていた野球のボールが落ちて、近くの排水溝のところまで転がります。

引っ越しをしていたのは、里村家でした。夫・里村茂と妻・英子、小学生の息子・草太の三人家族です。茂が一軒家を衝動買いしたらしく、英子と草太はしぶしぶ引っ越してきた感じでした。伸びて通行の邪魔になっている枝を見て、どうにかしてほしいなと山田家に思います。

翌朝。

チューさんは午前6時45分の目覚まし時計のアラームとともに、布団から起き出します。敷布団と掛布団を片づけると着替えをし、居間に移動します。そこには朝食の支度をする母・珠子の姿がありました。チューさんのヒゲを剃るのは珠子の作業です。チューさんはヒゲ剃りも苦手なようで、剃り残しがあっても早々に切り上げて歯磨きに移ります。

手を合わせて2人で朝食をとります。「ご飯は30回噛みましょう」といわれ、チューさんはそれを守ります。

同じ頃、隣家でも朝の準備をしていました。転校初日の草太を学校まで送ってくれと言われ、茂は嫌な顔をしていました。草太と一緒に家を出て歩いた茂は、梅の木に実がついているのを見て感心しました。

山田家からチューさんが出てきます。茂と草太はあいさつしますが、チューさんは人見知りをしました。チューさんのちょっと変わった様子をみて「なんだあいつ」と茂はつぶやきます。チューさんはゴミの袋を持っており、英子にゴミ出しを頼まれた茂はチューさんについていきました。ゴミ袋に燃えないゴミが混ざっていたのを、チューさんに指摘されます。自治会長の北村さんという老女とそこで挨拶を交わします。

チューさんは馬が大好きです。通勤路には乗馬クラブがあり、チューさんはそこの馬を見るのが楽しみでした。嬉しくて「ヒヒヒヒーン」と馬に声をかけるのですが、それが馬を恐れさせているとは気づいていません。乗馬クラブのオーナー・今井奈津子は、チューさんの態度に眉をひそめます。

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