「樹海のふたり」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【承】– 樹海のふたりのあらすじ2

樹海のふたりのシーン2

画像引用元:YouTube / 樹海のふたりトレーラー映像

しかし、慣れとは不思議なもので様々な「死」を感じることで、そしてその場に居続けると言う環境からか、次第に樹海に対する危機感や緊張感が薄れていくのも2人は感じていた。

毎日、つい何か見つかるか、何かあるかと奥へ入っていってしまい、命綱となっているロープを見失ってしまいそうになり、必死で出ようと迷い込んでしまった。

するとその前に森の中で大の字で空を見つめている中年男性を見つけた。恐る恐る近づくと、特に動揺する様子もなく起き上がると返事をした。

彼の名前は八木。自殺志願者かと思いカメラを回す、何気ない会話からはじめたが、2人が樹海に迷い込んだと知ると

「あー、俺、出口知ってるよ」

という一言に、連れていって欲しいと必死で頼み込んだ。

八木は2人を慣れた足取りで出口まで案内した、八木に礼を告げると竹内がインタビューしていいかと八木に尋ねた。

「まあ…いいよ」

とあっけらかんと答えた彼に、意気揚々とカメラとマイクを向ける。

話を聞くと、八木はずっと病気で床に伏せっていた母を殺して樹海を訪れたらしい、だが最後にせめてうなぎが食いたかったなあと告げる彼に、2人は車に乗せうなぎ屋へ案内すると、そのまま警察に通報した。うなぎが食べられると思っていた八木はそのまま逮捕され連行される、形はどうであれ竹内と阿部は、八木の自殺を阻止することができた。

ひと段落し、樹海近くのホテルに戻った2人は、自殺はよろしくないが、自殺を阻止することというのは、苦しんで死のうとしている人間をもっと生きろということは、ますます苦しめることに繋がらないだろうかと、八木の映像の編集をしながら話した。

みんな、誰かに話しかけられたいんだ、とポツリと阿部は竹内に言う。

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