「樹海のふたり」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【転】– 樹海のふたりのあらすじ3

樹海のふたりのシーン3

画像引用元:YouTube / 樹海のふたりトレーラー映像

2人が撮影、編集したテープは地上波で放映されると大反響を呼び、自殺志願者を生還させたという謳い文句と共に、高視聴率を叩き出し表彰されるまでの評価を阿部と竹内は受けた。

まるで自殺志願者の声を拾ってきたヒーローのように、世間は評価したが樹海を見てきた2人の良心は悼む。

樹海にいく前には自分たちがずっと望んできた人生の一発逆転だったが、どこか心は浮かない。

竹内の家族は、妻と3人の子供たちがいる。長男は自閉症で外にあまり出たがらない。家族は彼の世話に必死だった。

竹内はテレビの仕事がない時は、配達の仕事を行い家族を養っていた。

一方、阿部はずっと一人だったが自宅にはアルツハイマーの父親がおり、ずっと介護に身を費やしていた。

その後も、会社からの要請もあり樹海通いは続いていた。

ある日、一人の志願者と出会いインタビューをしつつも自殺をやめるように説得したものの、志願者の足を止めることはできなかった。森の奥に消え二度と2人の前に現れることはなかった。

そのニュースもテレビで放映され、既に樹海の取材は2人が思っているよりもっと大きな規模のものに変わろうとしていた。

まるで魅入られるように竹内は樹海の取材に没頭し始める、しかし阿部は妙に醒めていき、茂子というホテル従業員女性に誘われるまま、彼女と行動を共にするようになっていく。

次第に竹内と阿部は別々に行動をするようになり、竹内と他のクルーは樹海へ向かうと1人の若い男性がおろおろとしている、話を聞くと「自殺サークル」で集団で命を絶とうと4人でやってきたが、逸れてしまったという。

無事、高校生を保護したクルーは無理矢理、撮影した映像の放映許可を同意させる書類にサインをさせようとする。同年代の息子を持つ竹内はそのクルーに怒り狂った。

その後、高校生を家へ送り出した竹内。高校生は竹内に礼を告げ、頭を下げていた。

夜、家に帰り床に着くと夢で妻と子供たちが心中し、死んでしまう夢を見た。

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