「止められるか、俺たちを」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

2012年に逝去した若松孝二をモチーフにした、若松プロダクションの新たな第一作目として製作された作品。主演は若松作品の常連、井浦新。メガホンは若松プロとして若松孝二と共に映画製作を行っていた映画監督、白石和彌。若き若松が映画製作に意欲的に挑む姿が描かれる青春映画。2018年劇場公開作品、119分。

あらすじ動画

止められるか、俺たちをの主な出演者

吉積めぐみ – 門脇麦 若松孝二 – 井浦新 足立正生(アーちゃん) – 山本浩司 沖島勲 – 岡部尚 大和屋竺 – 大西信満 秋山道男(オバケ) – タモト清嵐 小水一男(ガイラ) – 毎熊克哉 ミキサー助手福ちゃん – 満島真之介 松田政男 – 渋川清彦 赤塚不二夫 – 音尾琢真 大島渚 – 高岡蒼佑 吉澤健 – 高良健吾 前田のママ – 寺島しのぶ 葛井欣士郎(ATG) – 奥田瑛二 カプリコンマスター – 吉澤健 「女学生ゲリラ」の時子 – 和田光沙

止められるか、俺たちをのネタバレあらすじ

【起】– 止められるか、俺たちをのあらすじ1

止められるか、俺たちをのシーン1

画像引用元:YouTube / 止められるか、俺たちをトレーラー映像

若松孝二

かつて、日本にはそう呼ばれた映画監督がいた。

時代は1960年代、映画は三社協定などがありなかなか新人監督の芽が出にくい環境とされていた。

そんな中、若松はピンク映画からデビューし才覚を発揮し海外でも高く評価され、映画監督として熱く作品作りに力を注いでいた。

そして1969年、若松プロダクション創立につき新たにスタッフが募集され、吉積めぐみという一人の女性が、興味を持ち若松プロの扉を叩いた。

彼女は、ピンク映画の女優と助監督を募集していると聞きつけ、ぜひ助監督にと名乗りでたのだ。もし演者が足りなければ、自らもすると言う。

若松は彼女の決意を聞くと

「3年だ、それで頑張れば監督もやらせてやるよ」

とあっさり快諾した。当時の若松プロには、足立正生、沖島勲、小水一生など、後の日本映画の中心にもなった精鋭達が揃っていた。

晴れて4月からめぐみは、若松組の一人として働くことになった。

若松はめぐみが女性であろうと、全く関係なくもたつく動きに怒鳴りつける。

あまりにも邪魔なら遠慮なく、現場から叩き出される。

落ち込んだめぐみであったが、先輩の助監督の大和屋に励まされトリスウイスキーの便を譲ってもらった。

秋山道男は同じ助監督というのに、デザインの才がありポスター制作や、歌も上手く劇中歌を歌い上げてしまうほどの器用さを持っていた。

あまりに高いスキルを持つ秋山を見ると、ますますめぐみは自信を失う。

しかし、3年助監督として経験を積んだめぐみは遂に監督デビュー作「処女ゲバゲバ」が完成しお披露目となった。若松が懇意にしている評論家たちからもとても高評価だった。

作品として完成した夜、めぐみは若松に誘われ新宿・ゴールデン街へ連れていってもらう。

安ウイスキーを煽りながら、若松はめぐみにこう問いた。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「止められるか、俺たちを」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×