「武士の献立」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(3件)

【転】– 武士の献立のあらすじ3

武士の献立のシーン3

画像引用元:YouTube / 武士の献立トレーラー映像

安信の芋も評判が良くなってきた。上役の目に付き、出世の話がきていた。料理の試験を受け、他の参加者に勝てば昇進する。

試験の日。安信は春の料理のアイデアを取り入れ無事昇進がかなった。定之進も佐代も自分の事のように喜んでいた。佐代はそのことに「心の荷が降りたような気持ちだ」と言った。春はそれを母へ言うと、事の次第を教えてくれた。安信は佐代の家の道場に幼い頃から通っていて、一目惚れ。自分が佐代の婿になることを意識し、稽古に励んだ。道場一の腕前になれば次男坊の自分は、佐代の婿の候補になれると思っていたが、安信の兄が病死。自分が舟木家を継ぐことになり、同時に佐代の婿に入ることは叶わなくなった。剣も定之進に負けてしまい、定之進が佐代と結納を交わし、安信は台所侍になった。

それを母は過去のことだから気にするなと言うが、春は部屋で見つけた簪の事を思い出していた。舟木家の暮らしに文句はなかった。

早いもので春が舟木家に嫁いで一年が経った。伝内が久々に帰ってきていた。彼はそろそろ隠居を考えていた。台所のお役目は安信に譲り、自分は加賀の料理を一纏めにし書に纏めたいと。多種多様、百姓の日々の食事から懐石まで。徳川の目の上のたん瘤である加賀は、徳川家の客を招き、持て成している。その食事のことも書に記すつもりだ。

近頃帰りの遅いことの多い安信は、重臣、大槻の集会に足を運んでいた。改革も大詰め。身を狙われる大槻を定之進は守るという。

安信はせっかく帰ってきた父、伝内のことを影で「所詮包丁侍」と蔑んだ。

そんな中、主君が持病の心臓を悪くし急死。世にいう加賀騒動の始まりである。騒乱は下級の武家にも波及した。定之進の家は取り潰しになり、佐代とともに身を隠すことになった。舟木家は包丁侍ということで難を逃れた。

更に主君家に急死が次ぎ、その濡れ衣をお貞の方が被ることに。それを薬売りから聞いた春は、会いにいくか文を出したいと考えるが、舟木家が逆賊の疑いをかけられるかもしれない。春にはどうすることも出来なかった。肩を落とす春に、安信はどうにか春を、お貞の方の台所のお役の者を通じてお貞の方に会わせようと約束した。そして春はお貞の方のお目にかかることがかなった。手製の重を持参し、それを心を込めて振る舞った。春の暮らしの様子に、お貞の方は案じたようだ。お貞の方の罪は、やはり濡れ衣だった。しかし、お貞の方は大槻と慕い合っていたことは真実だった。彼女の生涯の悔いをひとつ挙げるなら、大槻と夫婦になれなかったことだという。

大槻はその後自害、お貞の方は追うように亡くなった。

新しい君主のお披露目の席で、伝内が台所の頭取を勤めることになった。伝内はその補佐を安信に言い渡したが、これを安信は跳ね除けた。定之進のことが、まだ彼は気にかかっていた。

しかしこれは武士の勤めであることを伝内は彼の叱責、必ずやり遂げることを命じた。

伝内は献立を検討しているが、補佐である安信は来ない。お貞の方を亡くしたばかりの春に伝内は誤るが、春はそれよりも安信が伝内の腕に少しでも近づくことが楽しみだと笑っていた。

逃げ出した安信に、雨の夜闇に紛れ声をかける者がいた。

濡れた姿で帰った安信は春の手を掴み、何か言いたそうにしているが言わぬまま部屋の奥へ行ってしまった。

宴席の献立は試食する役人からすれば十分な出来だったが、伝内からすればまだ何か足りなかった。加賀の底力を感じるような出来にしたい。その味を求めて、伝内は安信を連れ能登に行かせてほしいと願い出た。

野菜を買う春に、名前を名乗らぬ者から手紙を受け取った。安信はそれを聞くと慌てた様子でそれを読んだ。春は何が書いてあるのか聞くが、教えてもらえない。それどころか母にも話すなと釘を刺される。

夜な夜な刀を研ぐ安信を春は見つけてしまった。そして安信が定之進たちと共に、主君を討つ計画を立てていると知ってしまった。

次のページで結末を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「武士の献立」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×