「武士の献立」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(3件)

【結】– 武士の献立のあらすじ4

武士の献立のシーン4

画像引用元:YouTube / 武士の献立トレーラー映像

取り潰しにあった定之進と佐代の子は、熱を出しても医者にもかかれず亡くなったという。安信は本気で討つ気でいる。その証拠に、春の為に咎められないよう離縁状まで用意していた。安信は身を清めると、支度を整えようと部屋に戻ったが刀がない。家中探し回るが、刀も春もいなくなってしまった。春は刀を抱えて走った。まだ暗い町を駆け、竹藪を越え、山の中に隠れるように駆け回った。そうして暫く駆け回ると、家へと戻った。門扉を開けた佐代は、春の姿に驚いた。そして門扉の奥には安信がいた。春のせいで自分は定之進たちに出遅れ、そして定之進たちは計画に失敗し、命を落とした。そのことに怒った安信は、春を斬り殺そうと刀を振りかざす。春はただ、安信に生きていてほしかった。そのことを伝えると、騒ぎを聞きつけた母が安信を取り押さえようとその身にすがった。お前まで兄のように私を置いて逝くのか、そう言われるとさすがの安信もそれ以上は何も言えない。そこへ使いの者が現れ、父伝内が窯元から帰る途中で胸を押さえ倒れたという。幸いにも命に別状はないものの、医者からは安静にすることを言い渡された。自分の体はもう無理がきかないが、なんとか頭取を勤めたい。安信に助けてほしい。剣を持ち血を流すことだけが加賀の栄光を取り戻す方法ではない。包丁侍にも出来ることがあると諭した。そして春にも、自分の代わりに安信と共に能登へ行くように頼み、春は首を縦に振った。

能登への旅で、二人は塩、海の幸、山の幸と方々を見て周った。その中にはお貞の方が愛した柚餅子もあった。疲れる旅路であったが、少しずつ支え合い、能登の味を一歩一歩確かめ歩く。海辺の穴倉で休んでいる時に安信が話しかけると、春は疲れから眠ってしまっていた。その寝顔に些か、愛情が湧いてきたように思える。

ふたりが能登から帰ると、佐代が宴席に際し恩赦を受け、国に戻っているという。夫と子を亡くし不運が続いたが若い佐代にはまた縁談があるだろう。もし春がいなかったら、安信も婿になれたかもしれない。そう思うと春は多少なりとも罪悪感にかられた。

宴席の当日。安信の支度を整え、春は見送った。安信も、心を決めたようで春が来る前とはその表情は大違いだ。黙々と、料理を作っていく。伝内は直接も手を掛けず、頭取としての役目を果たさんとしている。なんとか順調に一の膳、二の膳、三の膳と膳が運ばれていく。しっかりと台所を仕切る安信の姿を、伝内が感慨深げに見つめていた。どの膳も客人たちには好評のようだ。伝内、安信のお役目は大変にいい評価を与えられた。見事な料理だった。二人を呼び出し、先立って自分を殺そうとした者たち(定之進たちのこと)のことを憂いていた。

安信が家に帰ると、春の姿がない。これで自分の役目は終わった。だから自分の代わりに佐代を娶ってほしいと、出て行ってしまったのだ。

春は能登の浜で海女たちの飯炊きをしていた。安信は春を探し回り、ようやく浜で見つけた。

確かに安信は佐代を慕っていた。しかしそれは過去のことで、春がその想いを吹き飛ばしたのだと、佐代へ贈るはずだった簪を竈の火に放って見せた。そして自分の妻には春しかいないと抱きしめた。春にも安信の心が届き、安信のもとへと戻ることに。

安信はその後、伝内よりも昇進し、伝内と安信の書いた料理の書物は加賀料理の基礎となった。

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