映画:沈黙のレジスタンス ~ユダヤ孤児を救った芸術家~

「沈黙のレジスタンス ~ユダヤ孤児を救った芸術家~」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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【承】– 沈黙のレジスタンス ~ユダヤ孤児を救った芸術家~のあらすじ2

沈黙のレジスタンス ~ユダヤ孤児を救った芸術家~のシーン2

画像引用元:YouTube / 沈黙のレジスタンス ~ユダヤ孤児を救った芸術家~トレーラー映像

マルセルは俳優志望ですが、絵も描きました。もともとアーティスト志望です。夜中にトイレに立った父は、部屋で絵を描くマルセルを見て「どうしてそんなことをしているのだ」と質問しました。マルセルは父に「なぜトイレに行くの?」と質問します。父が「体が求めるから」と答えると、マルセルは「僕の答えも同じだ」と言います。絵もパントマイムも、自分の体が求めるからマルセルはするのです。

マルセルの兄・アランは子どもたちの世話をするだけでなく、生き延びるための訓練をさせたいと思っていました。ユダヤ人差別が激化しているためです。城では遊ばせるだけでなく、走る練習、隠れる練習をしました。マルセルは木にのぼって、人の目を惹かないようにする極意を教えました。

練習の最中に、ひときわ大きなサイレンが鳴り響きます。ドイツのポーランド侵攻が始まったのです。城にいると危ないので、10日以内に疎開する必要が生じました。エマは、子どもたちにどうそれを伝えればよいのか悩みます。マルセルは子どもたちを励ますために、手品をしていました。

子どもたちの髪の毛を切り、みんなでフランス南部へ出発します。南部では子どもたちを、一般ユダヤ人家庭や教会、キリスト教の引き取り先へ託しました。それでもまだ20人ほどは残っていますし、さらにドイツから数十人の孤児を引き受けることになっています。

その頃、マルセルは手先が器用なことを利用して、「マルセル・マンゲル」と書かれたパスポートの文字を細工して「マルセル・マルソー」と名前を変えました。マンゲルからマルソーに変更することで、ユダヤ人でないと欺くことができるのです。マルセルの偽造の腕は舌を巻くほどです。

〔ナチス政権下のドイツ ベルリン 1941年3月28日〕

マルセルとエマは子どもたちの引き取り先を、地道に探していました。エルスベートの引き取り先が決まりました。マルセルはエルスベートの名前を上手に細工して「エリーズ・ルロイ」とフランス風の名前に変更します。教会にあずかられたエルスベートは「必ず会いに来てね」とマルセルたちに言います。

マルセルの父・シャルルは教会で歌をうたいます。代々肉屋で家業を継ぐのが当然だったから、歌はあきらめていたと、歌うのが好きな父はマルセルに言いました。マルセルは「今、夢がかなった」と父に言います。

〔ナチス政権下のフランス ペラーシュ駅 1942年11月18日〕

ナチスが勢力を強め、ドイツ軍がフランスを占領下に置きます。

この当時のナチスの親衛隊隊長は、クラウス・バルビーという男性でした。どんなときでも冷静沈着で、ユダヤ人の迫害を容赦なく行なった人物です。

マルセルはエマと恋人同士になっていました。兄のアランはエマの妹・ミラといいムードになっています。彼らは駅で逃げ出そうとしますが、ナチス親衛隊の目が厳しく捕らわれそうになります。兄のアランが引き立てられたので、マルセルは大道芸の男性の芸をまねて油を口に含み、アランを連れた兵士の顔に吹きかけて火だるまにしました。その隙にアランを助け、エマとミラが乗る車で逃亡します。

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