「海辺の金魚」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【承】– 海辺の金魚のあらすじ2

海辺の金魚のシーン2

画像引用元:YouTube / 海辺の金魚トレーラー映像

前の日のケーキの残りを食べたいと思っていた子どもがいたのですが、そのケーキを晴海が食べていたのでした。余談ですが晴海は前の日、ケーキを食べていません。ケーキで揉めていると知った花は、とっさに「自分が食べた」と嘘をついて晴海をかばいました。ケーキは花の誕生日のためのものなので、子どもたちも「花が食べたのなら」と納得します。晴海は花の手からぬいぐるみをひったくると、その場を去りました。

子どもたちは慌ただしく朝の準備をすませて、施設から学校へてんでに出かけていきます。年長者は幼い子のフォローをしています。晴海はまだ転校手続きが済んでいないらしく、施設に残りました。花は自転車で高校に登校すると、図書室へ行って朝刊をチェックしました。施設で見た破れた朝刊には「瀬戸口」と書かれた見出しがあったからです。

新聞の社会欄には、花の母・瀬戸口京子の記事が載っていました。活字を目で追う花は、その後で音楽室からショパンのノクターンが流れてくるのを聞いて、思わず見に行きます。つたないピアノを弾いていたのは、面識のある同級生の女子生徒でした。

帰り道、田んぼのところで同級生の男子・大野貫太がビーチサンダルを探していました。誰かによって田んぼに投げられたのかもしれません。花は片方のサンダルを見つけて大野に渡そうと持っていきますが、大野は反射的にひったくり、乱暴なふるまいをした自分にあわてて「ごめんなさい」と詫びました。

施設に帰ると、晴海がいませんでした。他の子どもたちに聞くと、駅に行ったらしいと知ります。施設になじんでいない晴海は、家へ戻ろうとしているのだと思われます。花は自転車を漕いで駅まで急ぎました。駅に着くと、ちょうど一両編成の電車がやってきていました。しかし晴海は乗車せず、電車が去った後のホームのベンチに座っています。

花は晴海に近づくと、うさぎのぬいぐるみの名前を聞きます。晴海は首をかしげました。名前がないという意味です。誰にもらったかと質問すると、「ママ」という答えが返ってきました。晴海は花と一緒に施設に帰りながら、ママのことが好きかと聞きました。晴海はうなずきます。

施設に戻った花に、高山は「晴海は大丈夫」と言いました。翌日、高山は庭に晴海の記念の樹木を植えました。施設へやってきた子ども用に、記念樹の植樹をするのです。花の記念樹は大きくなっていました。植えてから10年が経過するのです。それを見ながら花は、晴海が施設に来た頃の自分に似ていると感じていました。他の施設の子よりも親近感を抱くようになります。

晴海に添い寝しながら、花は童話を読んであげました。晴海が寝入ったのを見て、花は読むのをやめます。そしていつのまにか花も眠りました。夢を見ます。

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