「燃えよ!失敗女子」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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【承】– 燃えよ!失敗女子のあらすじ2

燃えよ!失敗女子のシーン2

画像引用元:YouTube / 燃えよ!失敗女子トレーラー映像

それからしばらく経過して、4人の女性が再び取材を受けます。

女優志望の由美は、すごく嬉しそうにしていました。「ハリウッド映画のオーディションに受かったんです」というのは、演技でした。撤回したあと、下北沢の小劇場での舞台出演が決まったことを報告します。

すごいと驚き喜ぶスタッフたちに、由美は「いま『すごいよ』と言われるより、舞台が終わってから『すごかったよ』と言われたい」と話しました。

由美が出る舞台についてスタッフが質問すると、由美はポスターを出して詳しく話します。『嘘つき女、世にはばかる』という舞台で、たくさんの嘘つき女が出てくるのだそうです。由美は18番目に出てくる嘘つき女でした。主役ではなくチョイ役のようです。

バンド志望の順子は、右足にヒビが入ったとかで足をひきずりながら歩いています。それでも先日の不機嫌そうな様子から一転して、順子の表情は明るいものでした。スタッフが指摘すると「好きな人ができて」と答えます。

スタッフが話の水を向けると「相手に迷惑かかったら悪いから」と順子は言います。そう言いながらも、スタッフが気をきかせて話題を止めようとすると、順子は「マジでヤバい」と繰り返しながら少しずつ情報を洩らしました。音楽をやっている人だとか、実はもう付き合っているのだと話します。

取材の途中で順子の携帯が鳴りました。順子が電話に出て会話しはじめます。

漫画家志望の京香も嬉しそうでした。マンガのストーリーを考えてくれる原作者をSNSでずっと募っていたところ、気の合う人が見つかったのだそうです。

夢に向かって進めそうだということで、京香はうきうきしていました。今回は京香のバイト先に取材へ来ており、休憩が終わると京香はバイト先のメイドカフェの店内に戻ります。

ダンサー志望の美奈子がスタッフらを呼び出しました。そして取材を断りたいと言い出します。

美奈子は公園などでダンスの練習をしているのですが、あるとき夜にダンスの練習をしているとブレイクダンサーの幽霊を見たのだそうです。それ以降、美奈子は踊るのが怖くなったと話しました。

ひとりで踊って幽霊を見たら怖いからと言って、美奈子はスタッフらに見守ってもらいながら踊ろうとします。しかし踊り始めてすぐに「頭から血を流したブレイクダンサーが!ほら、回ってる、ヘッドスピンしてる」と言いながら、美奈子は走ってその場から逃げ出しました。

後日、美奈子からSNSを通じてメッセージが届きました。そこには「ダンスは卒業する」と書かれていました。

さらに後日。

女優志望の由美は、一転して少し不安そうでした。舞台稽古が始まったのですが、どうやら演出家とうまくいっていないようです。由美は自分の演技に自信があり、演出家の理不尽な言い方に不満を持っているみたいでした。それでも相手に従う様子を見せるために、言われてすぐ答えるのではなく「少しためて」答えるのだ、そうすると考えているように見えると話します。

芝居にはキャストが総勢50人もいるらしく、由美のセリフは「ほんとだってば、ビーフシチューだったんだってば」という一言だけでした。それを由美はカメラの前で演技します。

ギターを持って歩く順子は、ふてくされていました。「女は強くないと。なめられてばかりじゃ悔し涙も出ないでしょ」と言いながら、順子は路上ライブを始めます。

夜の商店街の一角でマイクに向かって挨拶すると、『さらばクサレ男』というタイトルで歌い始めました。歌というよりシャウトです。

ライブのあと「すっきりした」と言う順子は、恋人となにかあったようです。「あいつには幻滅した。笑ってください」と言い、足も恋人のDVによるケガだと話して順子は「5年後みとけ。ちくしょー」と恋人の名前を連呼し、ピー音が入ります。

順子はカメラの前で号泣しました。

漫画家志望の京香は、マンガ原作者志望の秋山ひろ子をスタッフに紹介します。コンビを組んで正式にマンガを描くようにしたと話した2人は、その作品のあらすじについても教えてくれます。

いま2人が取り組んでいるのはBL物で、「主人公がイケメンのイカで、相棒がタコのイケメン」の『エイティーンラブ』というタイトルだそうです。エイティーンは18で、イカとタコの足を足したものだと言って2人は嬉しそうにカメラの前で微笑み合います。

(映画タイトル)

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