映画:男はつらいよ9柴又慕情

「男はつらいよ9柴又慕情」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

男はつらいよ 柴又慕情の紹介:1972年公開の日本映画。『男はつらいよ』シリーズの9作目。テレビシリーズから「おいちゃん」役を演じた森川信の逝去に伴い、松村達雄が2代目おいちゃん役を演じる。

あらすじ動画

男はつらいよ9柴又慕情の主な出演者

車寅次郎(渥美清)、諏訪さくら(倍賞千恵子)、車竜造(松村達雄)、御前様(笠智衆)、諏訪博(前田吟)、車つね(三崎千恵子)、たこ社長(太宰久雄)、満男(沖田康浩)、登(津坂匡章)、源公(佐藤蛾次郎)、歌子(吉永小百合)、みどり(高橋基子)、マリ(泉洋子)

男はつらいよ9柴又慕情のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①自室が貸間に出されたと知った寅次郎は気分を害するが、博とさくらが家を建てる資金と知り、納得。しかし叔父夫婦らと揉めて旅に出る。東京から旅するマリ、みどり、歌子ら女性3人に会った寅次郎は、親切に面倒をみた。 ②東京で再会した寅次郎は歌子に恋をするが、歌子は愛知で陶芸をする青年がおり、家事ができない父との板挟みで悩んでいた。歌子は結婚を決意、失恋した寅次郎は去った。

【起】– 男はつらいよ9柴又慕情のあらすじ1

〝私、生まれも育ちも葛飾柴又です。

帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、

人呼んで、フーテンの寅と発(はっ)します。

♪どうせ俺(おい)らはやくざな男

わかっちゃいるんだ妹よ

いつかお前の喜ぶような

偉い兄貴になりたくて

奮闘努力のかいもなく

今日も涙の

今日も涙の陽が落ちる

陽が落ちる

ドブに落ちても根のある奴は

いつかは蓮(はちす)の花と咲く

意地は張っても心の中じゃ

泣いているんだ兄さんは

目方(めかた)で男が売れるなら

こんな苦労も

こんな苦労もかけまいに

かけまいに♪〟

…車寅次郎は16歳の時に家を出て、以降はその日暮らしの生活をしています。

職業はテキ屋で、何かを叩き売りしたり、人相見をしたりするものです。

ベージュのジャケット、ズボン、同じ色の帽子を着用し、背広の中は白いシャツに腹巻きを巻いています。

寅次郎には、年齢の離れた妹・さくらがいました。さくらとは異母兄妹です。

寅次郎の父は他界し、さくらは「おいちゃん」こと叔父夫婦の経営する老舗『とらや』という和菓子屋で働いていました。

さくらは『とらや』の裏手にある印刷工場の博と恋仲になり、結婚します。

さくら夫婦たちには満男という息子も生まれましたが、寅次郎は相変わらずふらふらしていました(映画『男はつらいよ』シリーズ参照)…。

…貧しい暮らしをする博とさくらの夫婦に、借金取りが押しかけます。

博は肺病やみで動けず、さくらも困っていました。

借金取りが金の代わりに、息子・満男の布団まで取ろうとしている時に、親分の前に姿を現した男がいます。

その男、車寅次郎は「もし金で済むことでしたら」と、投げ銭をしました。親方たちは金を受け取り、布団を置いて去っていきます。

礼を言う博とさくらに、寅次郎は一万円札の束を渡すと立ち去ろうとしました。

その後ろ姿に、さくらは「20年前行方の知れなくなった兄ではないか」と声をかけます。

寅次郎は「お人違いでござんしょう」と言って立ち去りました…。

…そんな夢を見た寅次郎は、汽車の待合室で眠りこんでいました。

やってきた汽車に乗り込みます。

1972年、春。

題経寺の御前様は、ツバメの巣に今年もツバメが戻ってこないと嘆きました。

撤去しようかと言う御前様に対し、さくらは嫌います。

ツバメと寅次郎を重ねた御前様は「あんたらしい」と答えました。

さくらが『とらや』に顔を出すと、軒先に「貸間あり」という札が下がっています。

それを見たさくらは、断りなしに部屋を貸すと、寅次郎の機嫌を損ねるのではないかと危惧しました。おいちゃんにそれを告げます。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「男はつらいよ9柴又慕情」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×