映画:町田くんの世界

「町田くんの世界」のネタバレあらすじと結末

町田くんの世界の紹介:2019年6月7日公開の日本映画。別冊マーガレットに連載された安藤ゆきの同名コミックを『舟を編む』の石井裕也監督が映画化した青春ムービー。勉強も運動も苦手だけど、“人を愛する”才能に長けた少年が“人が大嫌い”なクラスメイトとの出会いを通して“わからない感情”と向き合う姿を描く。主人公の町田くんを演技経験ゼロの超新人、細田佳央太が演じる。

あらすじ動画

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町田くんの世界の主な出演者

町田一(細田佳央太)、猪原奈々(関水渚)、氷室雄(岩田剛典)、高嶋さくら(高畑充希)、栄りら(前田敦子)、西野亮太(仲野太賀)、吉高洋平(池松壮亮)、吉高葵(戸田恵梨香)、日野(佐藤浩市)、町田あゆた(北村有起哉)、町田百香(松嶋菜々子)

町田くんの世界のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①町田くんは誰にでもやさしい少年、同級生の猪原は当惑しつつ惹かれていく。 ②人が嫌いと言う猪原を気にかけた町田くんも、次第に猪原に思いを寄せ、両想いに。

【起】- 町田くんの世界のあらすじ1

町田くんの世界のシーン1 母・百香がレコードをかけて、子どもたちを起こします。
子どもたちは数が多いので、雑魚寝をしています。

町田一(はじめ)、通称:町田くんの家は大所帯です。
父・あゆたは生物学者で、現在はアマゾンで研究をしており、家を留守にしています。
母・百香は、町田くんの弟妹を育てるので精いっぱいでした。
町田くんも長男として、積極的に家事を手伝っています。
きょうだいは、町田くんのほかに、しおり、けいご、ニコ、ミツオがおり、百香は妊婦でした。
近々赤ん坊も生まれる予定です。

朝食のときに、今晩のメニューとしてハンバーグをリクエストされた町田くんは、そのことで頭がいっぱいになりました。
それでも町田くんはバスのなかで老人に席を譲ります。
町田くんは、みんなに優しいのです。

学校の美術の時間、ハンバーグのことで頭がいっぱいの町田くんは、彫刻で「ハンバーグ」という文字を彫ってしまいました。
同級生の栄りらに指摘された町田くんは、彫刻刀でケガをします。
町田くんは保健室へ行き、クラスメイトの猪原奈々と出会いました。
保健室の先生の帰りを待つ町田くんを見かねて、猪原は町田くんの手当てをします。
感激した町田くんは、猪原に礼を言いました。


町田くんは、今まで素直に育ってきていました。
勉強も運動も苦手ですが、町田くんは人間が大好きで、この世界が大好きでした。
だから猪原が保健室でさぼっている理由を「人が嫌い」と聞いても、納得ができません。

猪原のほうも、町田くんが気にかかりました。
帰り道、風船を飛ばしてしまった少年のために、風船を取ろうと四苦八苦する町田くんを見つけます。
自分で言ったとおり、町田くんは運動神経がなく、動きは変でした。
風船を取ったものの川に落ちる姿を、猪原は見ます。

その夜、町田くんはハンバーグのことをすっかり忘れてしまいました。
いえ、買い物のときまでは覚えていたのですが、風船を取ったときに忘れてしまい、肉は川べりに置きっぱなしです。
町田くんのきょうだいは、町田くんが満身創痍なのを心配します。


…吉高洋は、週刊誌『芸能チェイス』の雑誌記者です。
芸能人を陥れるゴシップ、悪意のある記事…そんなものを雑誌で扱うことに、吉高は疲れていました。
この世にも善意があると思いたいのですが、偽善だらけの世の中であることも事実で、吉高は苦悩しています。

ある日、吉高は通勤のバスのなかで、席を譲ろうとする町田くんの姿を見ました。
町田くんを見ていた女子高校生が「一部でキリストって呼ばれている」と、町田くんのことを噂します。
女子高校生の話を聞いて、吉高は町田くんの名前も覚えました。
「町田くんは劇的にいい人」と、吉高の頭にインプットされます。


町田くんは猪原にハンカチを返すと、「俺は好きだ、人が好き」と言いました。
猪原は「いまどき、人が好きって言ってるほうがおかしい」と返しますが、町田くんは気にしていません。
そして猪原は、そんな町田くんのことがますます気にかかります。

猪原が「人が嫌い」と思うのには、事情があります。
猪原の母は、女優の猪原聖子でした。有名です。
聖子が不倫をしたというスキャンダルが流れたことがあり、猪原はそれがもとで、心無い噂に悩まされたことがあったのでした。
いまも猪原は、イギリスへ留学したいと思っています。
叔母がロンドンに住んでいるので、叔母を頼って留学を検討していました。

【承】- 町田くんの世界のあらすじ2

町田くんの世界のシーン2 モデルをする男子生徒・氷室雄は、かっこつけた生き方ばかりしています。
必死でなにかをするというのが恥ずかしいので、クールに決めているのですが、それがもとでモデルの仕事も減ってきます。
同級生の高嶋さくらと交際していますが、ちゃらちゃらしているので、さくらが氷室に別れを告げました。
仕事も恋愛もうまくいかず、氷室は仲間と街で騒ぎます。
猪原を見つけた氷室は、ナンパをしかけました。

猪原が街で氷室にナンパされているのを見て、町田くんが連れ去ります。
猪原を陰で見守っている同級生の栄りらとココミは、「青春やばい」と、町田くんと猪原に進展があるかと興奮しました。
町田くんが必死で自分をかばう様子を見て、猪原は反発しつつも好意を寄せます。

猪原は栄に、町田くんのことを質問しました。
いままで他者のことを知ろうとしなかった猪原が、質問してきたことを栄が指摘します。
「人のことばかり考える人」栄がそう言い、猪原は町田くんを意識します。


町田くんのくつ箱に、ラブレターが入っていました。
それは西野亮太が猪原に宛てたものでした。
西野の気持ちを知った町田くんは、2人の仲を取り持とうとします。
猪原を連れてきて西野に告白させると、目の前で振られました。
しかし1回でいいからデートしてくれと西野が食い下がり、町田くん、猪原、西野の3人でデートすることになります。

デートでは、西野が猪原にあれこれ親切にしていました。
その姿を見た町田くんは、恋について西野に質問します。
「好きな気持ちが爆発するみたいに恋になる」と説明を受け、町田くんはそんなものかと思いました。
ボウリングを楽しんだあと、西野は猪原に礼を言って去ります。


モデルの氷室に振られたさくらが泣くのを見て、町田くんがなぐさめました。
町田くんは深い意味もなく、さくらに頭をぽんぽんしたのですが、それを見た猪原は嫉妬します。
あとで町田くんが自分にも頭ぽんぽんをしたので、猪原は「特別な人にしか、してはならないのだ」と言いました。町田くんはおどろきます。
どうして誰に対しても親切なのか猪原が理由を聞き、町田くんは考えます。

…町田くんは小さいころ、井戸に落ちて頭を打ち、死んだことがありました。
死んだと思ったけれど生きていました。いえ、生き返ったのです。
しかしそれが原因で、町田くんは何をやってもダメな人間になってしまったと、町田くんは思っています。
助けられたときに、町田くんは人のあたたかさに触れていました。
だから、人にやさしくしようと思ったのです…。

【転】- 町田くんの世界のあらすじ3

町田くんの世界のシーン3 猪原に「もう一回井戸に落ちろ」と言われ、町田くんはショックを受けました。
気づけば町田くんも、常に猪原のことばかり考えるようになっており、猪原への感情を戸惑っています。

同じころ、町田くんにやさしくされたさくらは、告白すると猪原に言いました。
猪原は動転し、町田くんの家の前で待ち伏せしたものの、不満だけ言って去ります。


雑誌記者の吉高は、会社の方針にいよいよ我慢がならなくなっています。
吉高は、南玲香という女優の不倫現場をスクープしようとしていました。
不倫は事実ですが、写真撮影に失敗しています。
妻・葵に「転職したら」と言われ、幼い息子・悠人の寝顔を見ながら、吉高は考えます。


さくらが町田くんに告白しました。
しかしその告白を聞きながら、町田くんは「好きって何ですかね」とさくらに返します。
町田くんは、さくらが自分のことを好きなわけではなく、氷室をまだ好きなことに気づいていました。
さくらは説明しながらも、自分の気持ちを思い返します。

猪原が町田くんに、どんな世界が見えているのかと質問しました。
町田くんのめがねを取り、そこから見える世界を見ようとします。
猪原は、町田くんを七夕まつりに誘いました。


雑誌の編集長・日野が吉高に、スクープを催促します。
吉高は雑誌の方針に反感を持ちながら、言い返せずにいました。

モデルの氷室は、絶不調です。
町田くんと会った氷室は、猪原と付き合いたいと言い出しました。
聞いてみてくれと言われて、町田くんは「待ってて、聞いてみる」と答えます。


翌日。
一緒に帰ろうと町田くんから誘われて、猪原は期待しました。
とうとう町田くんが、自分を好きになったのかと思ったのです。
しかしバスの車中で氷室の名前を出され、猪原は一気に冷めました。
猪原は先に、バスを降ります。

バスのなかにいる町田くんと猪原を、同じ車中で吉高が見ていました。
噂話から町田くんのことを覚えている吉高は、町田くんを注目しています。
町田くんは猪原と車中で別れてショックを受けたようですが、妊婦に席を譲っていました。
次のバス停で降りた町田くんに、吉高もついていきます。

「きみはどうしてそんなにやさしいの?」
「好きな人に悲しい顔させてしまった」
吉高と町田くんは同時に聞き合い、同時にパニックになっています。
吉高は、町田くんがほんとうに善人だと気づき、感激します。

【結】- 町田くんの世界のあらすじ4

町田くんの世界のシーン2 町田くんの母・百香に陣痛が訪れました。
それを聞いた町田くんは、病院まで走っていこうとします。
途中、猪原に追いついた町田くんは、猪原に「ここ(川べり)で待ってて」と言うと、病院へ行きました。
生まれた赤ん坊を抱いてむせび泣き、「お母さん、これは奇跡だよ」と言います。

猪原を待たせていたことに気づいた町田くんは、急いで河川敷に戻りますが、猪原はもういませんでした。
(夜まで待ってたんです、猪原は)


河川敷から戻ってきた町田くんは、父・あゆたに会います。
あゆたはすぐに、アマゾンに帰るそうです。
かたつむりを食べて殻だけ吐き出す、ガイアナカイマントカゲの研究をしていました。
なれそめをきかれた父のあゆたは、母の百香のことが分からなくて、夢中になったと言います。
「分からないことがあるから、この世はすばらしい」と言われ、町田くんは猪原の家へ行きます。

猪原の自宅マンションを訪れた町田くんですが、猪原に「誰かを大切にするってことは、誰かを傷つけるってことよ」と言われ、動転しました。
またもや町田くんは、どうすればよいか分からなくなります。

猪原は、ロンドンに留学することを決めました。学校もやすみます。

氷室は、さくらに謝ってよりを戻しました。町田くんに礼を言います。
好きな子にどう接すればよいのか氷室に聞いた町田くんは、やはり猪原のところへ行こうと決めました。
そんな町田くんに、西野が自転車を貸します。

町田くんは必死で猪原を追いかけようと考えますが、運動神経がないので、ドジなことばかりします。
駐輪場で自転車を倒し、それを起こそうとして全部の自転車を倒しました。
いままで町田くんに親切にしてもらった生徒たちが「町田くんのピンチ」を聞いて駆けつけ、見送ります。

町田くんはそのまま空港へ行こうとしますが、河川敷でまた少年が風船を飛ばしてしまい、風船が樹木にからまっています。
町田くんはそれを取ってあげようとして、風に飛ばされ、風船を持ったまま空を飛びます…。
(たぶん婉曲的表現)


猪原は、空港へ向かう電車のなかにいました。
電車には吉高も乗っており、猪原の顔を見て話しかけます。
吉高は、『町田くんの世界』という文章を書いていました。
それは、悪意が跋扈する世の中で、善意の存在である町田くんのことを記した内容です。
猪原は読んで、町田くんのことをうまく書いていると思いました。

電車のなかで会話をしていた猪原と吉高は、風船を持ったまま空を飛ぶ町田くんを見て、おどろきます。
空を飛ぶ町田くんに気づいているのは、猪原と吉高だけでした。
あとの乗客はみんな手元のスマホに見入っており、目を上げることはありません。

電車をおりて追いかけた猪原は、ジャンプして町田くんといっしょに空に浮かびます。
吉高は手を振って見送りました。

氷室とさくら、ニコ、ミツオ、母も、町田くんと猪原を見ます。

空を飛んだ町田くんと猪原の風船を、プールサイドによくいたカモが割りました。
町田くんと猪原はプールへ落ちますが、無事です。

猪原は町田くんに、何が見えるか質問しました。
町田くんは「今は猪原さんが見える。猪原さんしか見えない。それっていいことなんだよね」と言い、「きみが好きだ」と告白しました。
猪原も「私も」と答え、近づこうとします…。
(ハッピーエンド)

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みんなの感想

ライターの感想

すごく変わったムードの映画。映画を見始めると、その変わった感じがよりいっそう濃くなる。
見ようかどうか悩んでいる場合は、見てください。たぶん見て後悔はないと思う。
くすぐったい、恥ずかしい、照れくさい映画。面白いです。
主役の2人は新人ですが、周囲の俳優がみんな実力派、そしてきちんと「わきまえて」いる。
主役の2人があくまで主役。まわりのひとが食っているわけじゃない。
ピュアな青春映画。とにかくおすすめ、見てほしい。

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