「真夏のオリオン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

一人の女性にアメリカから届いた一通の手紙、それは母が今は亡き祖父に向けて真夏に空に輝く「オリオン座」に想いを託し作った曲だった。女性はなぜ母の楽譜がアメリカにあったのか、祖父の足跡を巡ってゆくヒューマンドラマ。原作小説は池上司の「雷撃深度十九・五」。篠原哲雄監督、2009年劇場公開作品。119分。

あらすじ動画

真夏のオリオンの主な出演者

倉本孝行(イ-77潜水艦艦長 / 海軍少佐) – 玉木宏 有沢志津子(有沢義彦の妹) / 倉本いずみ(倉本孝行の孫、現代) – 北川景子(二役) 有沢義彦(イ-81潜水艦艦長 / 少佐) – 堂珍嘉邦 (CHEMISTRY) 田村俊雄(水雷長 / 特務大尉) – 益岡徹 中津弘(航海長 / 大尉) – 吹越満 桑田伸作(機関長 / 特務機関大尉) – 吉田栄作 坪田誠(軍医長 / 軍医中尉) – 平岡祐太 遠山肇(回天搭乗員) – 黄川田将也 秋山吾朗(烹炊長) – 鈴木拓(ドランクドラゴン)

真夏のオリオンのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①現代。とある女性がアメリカから送られた見知らぬ女性からの一通の手紙を受け取る。中身は英字の手紙と一枚の楽譜だった。②過去。女性の祖父は日本軍最後の潜水艦の艦長だった。楽譜の謎を解くため生き残っていたかつての乗組員から話を聞く③沖縄に出撃が決まった女性の祖父、思いを通じ合う祖母が書いて渡したのが楽譜だった④戦友を次々亡くし、最後の潜水艦長となる祖父、潜水艦を狙う敵軍の駆逐艦⑤海の中と上で互いに息を潜めながら高度な情報戦がはじまる⑥無人の特攻兵器を囮にし、敵艦に魚雷を打ち込むも致命傷にならず⑦潜水艦は離艦し投降、戦争が終わり日本は敗戦を向かえた⑧謎が解け祖父祖母の思いを知る女性

【起】– 真夏のオリオンのあらすじ1

真夏のオリオンのシーン1

画像引用元:YouTube / 真夏のオリオントレーラー映像

ある日、倉本いずみの元へ見知らぬ手紙が届く。

宛先はなじみなどないアメリカから…中身は英文で書かれた文章と楽譜だった。

「あの夏、私の祖父が何を体験したのか、何を失い何を手にしたのか…それを知りたくてこうして筆をとりました」

そう書かれてあった。

いずみが差出人を見ると、アメリカに住んでいるとある女性からであった。

彼女は祖父が第二次世界大戦中に米軍の駆逐艦長だったと手紙に記してある、奇しくもいずみの祖父は日本軍の潜水艦長だったと聞いていた。

手紙主の祖父は終戦後、自身が関わった戦時中のもの、写真は全て処分し、戦争の時の記憶もなにも話さないままであった。だが遺品の中に「真夏のオリオン」という楽譜を見つけ、孫娘である送り主が、孫であるいずみに連絡を取ってきたのだ。

楽譜に記された名前は、有沢志津子と明記してあった。間違いなくいずみの祖母の名前だ。

なぜ祖母の書いた楽譜がアメリカにあるのか、そして今、60年以上もの時を経ていずみの元へ送られてきたのか…?

不思議に思ったいずみは、祖父、孝行のことを知る鈴木を尋ねた。

「日本とアメリカは戦争していた。それって殺し合っていたってことですよね?なのに、どうしてこの楽譜が戦っていた相手の手に渡ったのか…何故、60年以上も大事にしまわれてきたのか…」

すると鈴木は64年前にあった戦争のことを語り始めた…。

「私たちはみんな一生懸命だった。ただそれだけです。でもあの夏、倉本艦長と共にした二週間を、私は一度も忘れたことはありません」

1945年、8月。既に日本の戦況に光は見えず、敗戦濃厚と言われていた頃。

日本は米軍の補給路を絶つために沖縄南東に潜水艦を配置していた、作戦に参加したのはイー77乗務員であり艦長である孝行、イー81の艦長、有沢義彦だった。

二人は海軍兵学校からの親友であり戦友でもあった。義彦の妹、志津子は孝行と両思いでいつか将来を誓い合った仲であった。

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