「種まく旅人 ~夢のつぎ木~」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

種まく旅人 夢のつぎ木の紹介:2016年製作の日本映画。第1次産業に携わる人々の暮らしをその土地の風土と共に描く「種まく旅人」シリーズ第3弾。岡山県赤磐市。夢を諦め帰郷した27歳の片岡彩音は、兄の遺志を継いで新種の桃栽培に挑戦する日々。そんなある日、東京から農林水産省の若き官僚・木村治がやって来る。出演は「わたしのハワイの歩きかた」の高梨臨、「団地」の斎藤工、「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」の池内博之、「模倣犯」の津田寛治、「群青色の、とおり道」の升毅、「アイアムアヒーロー」の吉沢悠、「葛城事件」の田中麗奈、「愛を語れば変態ですか」の永島敏行。脚本を「ふしぎな岬の物語」の安倍照雄、音楽を「オーバー・フェンス」の田中拓人が担当。監督は「夕凪の街 桜の国」「東京難民」の佐々部清。2016年10月22日より岡山県先行公開。第29回東京国際映画祭特別招待作品。

あらすじ動画

種まく旅人 ~夢のつぎ木~の主な出演者

片岡彩音(高梨臨)、木村治(斎藤工)、片岡悠斗(池内博之)、岩渕源太郎(津田寛治)、(升毅)、森川卓治(吉沢悠)、森川みのり(田中麗奈)、太田(永島敏行)、高橋・父(井上順)、高橋・息子(辻伊吹)、片岡美咲(海老瀬はな)、片岡知紗(安倍萌生)、(川藤幸三)

種まく旅人 ~夢のつぎ木~のネタバレあらすじ

【起】– 種まく旅人 ~夢のつぎ木~のあらすじ1

種まく旅人 ~夢のつぎ木~のシーン1

画像引用元:YouTube / 種まく旅人 ~夢のつぎ木~トレーラー映像

岡山県中南部の赤磐市。

27歳の女性・片岡彩音は、夢を見ていました。彩音はかつて女優になることを夢見て、東京へ上京していました。演劇に打ち込んだ彩音は、やっと舞台で主演女優を務めることになっていたのですが、ある事情で夢を諦め、故郷である岡山に戻ってきていました。彩音が舞台で主役を張っていると、役所の上司・岩渕源太郎が桃太郎役でその舞台に乱入してきます。岩渕は彩音にキビ団子を渡すと、犬とキジを探して来いと命じました。『帰ってこいよ』のメロディで桃太郎と連呼されたため、彩音は主役を張るのを諦めました。そんな夢を見ていた彩音は、目覚まし時計の音で飛び起きます。

彩音の朝は、まだ暗い時間帯から始まります。出勤前に自宅の桃農園で作業をしたあとで、勤務先である市役所へ出勤するからです。彩音は農業と市役所の公務員の仕事とを、掛け持ちしていました。

〔八年前〕

彩音の家は、桃農家です。彩音は三人兄弟でした。兄の悠斗、妹の知紗がいます。実家の桃農園は兄の悠斗が家を継ぐことが決まっており、悠斗は桃づくりに情熱を傾けていました。悠斗は星が好きでしたが、農園にも力を入れており、「赤磐(あかいわ)の夢」という新しい品種の桃を作ろうとしていました。彩音が女優になるために、八年前に最寄り駅の熊山駅から上京する時、見送った悠斗は実家を任せろと胸を叩いていました。

〔現在〕

そんな兄・悠斗は二年前、妻の美咲を残して病気で他界してしまいました。彩音は兄を安心させるため、悠斗の病気が発覚したのを機に故郷へ戻り、桃農園の世話をすることにしたのです。市役所に仕事を決め、農業との両立をしていました。兄・悠斗が亡くなってからも、彩音が頑張っているのは、「赤磐の夢」の品種申請を通したいからです。

市役所に出勤した彩音は、市のマスコットキャラクター・あかいわモモちゃんの着ぐるみを着てイベントに参加したり、お年寄りの家を回ってオレオレ詐欺の注意喚起を促したりしています。

同じ頃。

東京都の農林水産省では、木村治という男性が会議に参加していました。木村はかつて情熱を持って農水省の役人を目指したのですが、いつしか仕事への情熱を失い、ルーティンワークをこなせばいいと気楽に構えるようになっていました。会議では、日本の人口の5%に満たない562万人の農業従事者によって、日本の農業は成り立っているのだと話題になっています。農業の世界でも高齢化が進んでおり、農業従事者の平均年齢は65.8歳です。働き手がいなくなって休耕田、休耕畑が増えていることも問題視されていました。

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