「突入せよ!「あさま山荘」事件」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

2002年5月に公開された日本映画です。 1972年2月、日本中がテレビにくぎ付けになった実際の”連合赤軍あさま山荘”をモデルに、その困難に立ち向かった警察の戦いを描いています。 警察庁・警視庁と長野県警の対立や過酷な雪と寒さとの闘い、まさに不撓不屈の日々を描いています。

突入せよ!「あさま山荘」事件の主な出演者

佐々淳行(役所広司)、宇田川信一(宇崎竜童)、野間長野県警本部長(伊武雅刀)、佐々幸子(天海祐希)、丸山昂参事官(串田和美)、富沢警備局長(重松収)、兵頭参事官(篠井英介)、石川警視正(山路和弘)、後藤田正晴警察庁長官(藤田まこと)、内田尚孝(豊原功補)、大久保第九機動隊長(矢島健一)、山野第二機動隊小隊長(遠藤憲一)、佐治警視(松岡俊介)、東野通信技官(池内万作)、後田成美(原田遊人)、石野巡査(甲本雅裕)、國松孝次(田中哲司)、木戸隊員(荒川良々)、柳木課長(田中要次)、白竜組社長(椎名桔平)、里見品子(街田しおん)、小雀真理子(篠原涼子)、小雀彰夫(松尾スズキ)、大河内浩(武田真治)、中野雅人(鈴木一真)、身代わり志願の男(高橋和也)、映画館の客(佐々淳行・後田成美・宇田川信一)

突入せよ!「あさま山荘」事件のネタバレあらすじ

【起】– 突入せよ!「あさま山荘」事件のあらすじ1

それは1972年2月19日のこと。

長野県・軽井沢町では山中に潜む過激派の連合赤軍メンバーを捜索するために警戒中だった長野県警のパトカーが雪の中に新しい複数の足跡を発見すると、その偵察中に過激派の銃撃を受けたのです。

その過激派メンバーは、連合赤軍の5名。

彼らはその先にあった“あさま山荘”に立てこもり、留守番をしていた管理人の妻を人質にしました。

警察庁でその報を受けた後藤田正晴長官は、長野県警だけでは対応が難しいと考え、警察庁・警備局付警務局監察官の佐々淳行を呼びつけました。

佐々は多発する過激派の事件に抵抗する手段を得るために、後藤田の命を受けてイギリスに出張して戻ってきたばかりだったのです。

「あのなあ、佐々君。野間くん(長野県警本部長)は、こういう警備やったことないでなぁ。君、ちょっと行って指揮してこいや」

後藤田長官は、過激派との闘いに於ける佐々の実務能力の高さを評価してこうした無茶ぶりを繰り返していたのです。

野間県警本部長と階級と年次のバランスが取れた丸山参事官を派遣し、その補佐でなら動ける、ということで形式を整え、佐々は長野に向かうことに。

後藤田長官から示されたのは以下の事項です。

「人質は必ず救出せよ」

「犯人は全員生け捕りにすべし」

「身代わり人質要求には応じない」

「火器の試用は警察庁許可事項」

「報道関係と良好な関係を保つ」

「警察官に犠牲者を出さぬように、慎重に」

どれひとつとっても簡単な条件ではありません。

「すべて、君の人生はヘラクレスの選択やと思え」

目の前のこと、何もかもが困難であることを、後藤田長官はギリシャ神話に例えて言いました。

こうして、佐々の長い闘いの日々は始まったのです。

長野の現場では、あさま山荘を取り囲み、多くの警察官が配置されていました。

その片隅で、人質になった小雀真理子の夫がインタビューを受ける姿がありました。

散発的に放たれる銃弾のほかには、連合赤軍のメンバーは呼びかけにも電話にも一切の反応を示しません。

佐々ら、東京からやってきた幕僚団に対し、長野県警は露骨に反発する態度を見せました。

長野県警は、必要な装備の支援以外は東京からの応援は必要ないと考えていたのです。

複雑な階級と肩書による席次の混乱もあり、なかなか本質的な議論にも至りません。

「指揮してこいや」と命じられた佐々でしたが、現場の対立と混乱を収めるために、主導権を長野県警に認め、人質の救出と犯人確保を目指すことになりました。

しかし、長野県警にはこうした過激派に対応した“実戦”の経験がありません。

佐々らはそれこそを危惧していたのです。

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