映画:窓辺にて

「窓辺にて」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

窓辺にての紹介:2022年11月4日公開の日本映画。妻の浮気に思い悩まされているフリーライターの等身大の恋愛模様を描いた大人のラブストーリー。メガホンをとった『愛がなんだ』の今泉力哉がオリジナル脚本を書き下ろし、『クソ野郎と美しき世界』の稲垣吾郎が主人公の市川茂己を演じた。また、茂己の妻を『DIVOC-12』の中村ゆり、高校生作家の久保留亜を『Diner ダイナー』の玉城ティナが演じる。

窓辺にての主な出演者

市川茂巳 – 稲垣吾郎 市川紗衣 – 中村ゆり 久保留亜 – 玉城ティナ 有坂正嗣 – 若葉竜也 有坂ゆきの – 志田未来 荒川円 – 佐々木詩音 水木優二 – 倉悠貴 藤沢なつ – 穂志もえか カワナベ – 斉藤陽一郎 三輪ハル – 松金よね子

窓辺にてのネタバレあらすじ

【起】– 窓辺にてのあらすじ1

窓辺にてのシーン1

画像引用元:YouTube / 窓辺にてトレーラー映像

中年男性・市川茂巳(いちかわ しげみ)は喫茶店でコーヒーを飲みながら、久保留亜の小説『ラ・フランス』を読んでいました。読み終わったあと本を置くと、水を飲みます。グラスが窓辺の光を反射して、机に置いた手に光の指輪を作りました。それを市川は見つめて、しばし眺めました。市川の左手の薬指には、指輪がありません。

喫茶店のドアベルとともに、ウエイトレスが「いらっしゃいませ」と声をかけました。市川はゆっくり振り返ります…。(このシーンは映画終盤で再び出てきます)(映画タイトル)

令和4年。

市川の妻・紗衣は雑誌の編集者をしています。紗衣は自分の担当の若い男性小説家・荒川円と肉体関係にありました。荒川がベッドから起き出すと身支度を整える横で、紗衣も目を開きます。

市川は友人の有坂正嗣に会いに、スポーツジムへ行きます。市川は結婚指輪をしています。有坂はプロのスポーツ選手ですが、右膝を故障して現在そのリハビリちゅうです。このときもトレーナーについてもらい、有坂は筋トレをしていました。待っているあいだランニングマシンで走るかと言われて市川は断ったものの、けっきょく押し切られてウエアに着替えて走ります。

身体を動かしたあと、市川は有坂と飲みに行って話を聞きます。有坂はプロでいることに限界を感じており、あと1年頑張ったあと引退しようと考えていました。それを市川に打ち明けます。市川は有坂に、妻のゆきのには話したのかと聞きました。有坂には妻・ゆきのと幼い娘・ケイがいました。有坂はまだ妻には打ち明けていませんでした。市川は、旅行にでも連れて行ってゆきのに打ち明けろと助言します。

有坂はSNSで自分の評判についてチェックしており、「お荷物」「給料泥棒」と書かれていることに傷ついていました。市川が気にするなと言っても「活躍しているときの声援だけ聞いて、それ以外に耳を貸さないのはどうかと思っている」と有坂は考えていました。

有坂は、どういう行動を取っても最後は必ず「後悔する」のだと、市川に話します。

市川が帰宅すると、妻の紗衣は本を読んでいました。市川が夕食を食べてきたと話すと、紗衣は先に寝ると話します。紗衣の担当である荒川が賞を逃がしたことを、市川は残念がりました。紗衣は、受賞した久保留亜も好きだと言って部屋に引き上げます。

その『第五十回 吉田十三賞』の授賞式が開かれます。賞を獲ったのは久保留亜の『ラ・フランス』という作品でした。留亜はまだ17歳の高校生ですが、すでに何作か本を出していました。

たくさんの記者が詰めかけて留亜に質問しますが、留亜はつまらなさそうに返します。市川も挙手して留亜に質問しました。小説のなかに出てくる「手に入れたものをあっさりと手放す人」に対しての質問を重ねた市川は、小説を細部まで読み込んで理解していました。留亜もそれに気づき、なんとか説明しようとします。

本の感想を留亜に聞かれた市川は、他の記者がいる前で正直な感想を述べました。

授賞式のあと、市川は会場にいた男性に呼び止められます。男性に案内されてついていくと、ホテルの部屋に通されました。そこには留亜がおり、市川は留亜と名刺交換をして話をします。

留亜は、インタビューする記者の何人が本当に自分の本を読んでいるか懐疑的だと話しました。市川が留亜に小説のモデルはいるのかと聞くと、留亜はいると答えて「会いたいですか」と質問します。「もし会えるなら、会ってみたいですね」と市川は返しました。

荒川円は今を時めく流行小説家です。荒川自身がイケメンということもあり、本の表紙には荒川の写真も使われていました。「出せば売れる」状態が続いています。

紗衣は荒川にどんどん新作を書かせていました。市川が帰宅すると、紗衣が荒川の次の新作『シーサイド』の校閲をしていました。もう次の新作が出るのかと市川は驚きます。

留亜に電話をもらった市川は、喫茶店で留亜と会います。市川が席につくと、留亜はウエイトレスに「フルーツパフェを2つで」と勝手に注文しました。市川の戸惑いを別なふうに勘違いし、留亜は「パフェ代、出しますよ」と言い添えます。

留亜は、『ラ・フランス』のモデルになった人物が会ってもいいと言ったと市川に言いました。どんな人なのかと市川が聞くと、留亜は「それは、おいおい」と答えを避けます。

留亜は、市川に悩みがあることを見抜きました。しかしその悩みについて深追いはせずに、パフェの意味を知っているかと聞きます。市川が「完璧という意味のフランス語、パルフェからきている」と答えると、留亜は知っている人に初めて出会えたと喜びました。パフェがパーフェクトとは思えないと言いながら「食べたあとの後悔も含めて好きなんです」と言います。

市川が10年ぶりくらいにパフェを食べたと話すと、留亜は次またコーヒーを飲もうとするチャンスがあれば、コーヒーではなくパフェを選んでみろと言いました。

市川は自分の悩みについて、誰にも相談できないと答えます。すると留亜は、赤の他人のほうが悩みの相談相手としてふさわしいのかと聞きました。もう一生関わらない相手のほうがいいのかと指摘して、「なにか辞めたいんですか」と言います。『ラ・フランス』の作品のなかで市川が投げ出す人物に興味を持ったことを挙げました。

留亜は市川を「面白い人ですね」と言うと、今度留亜の彼氏にも会ってくれと言いました。

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