映画:繕い裁つ人

「繕い裁つ人」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

池辺葵の同名小説を、中谷美紀主演で実写映画化した作品。監督は「しあわせのパン」「Red」の三島有紀子である。由緒正しき洋裁店、祖母から引き継いだ店主の女性が「一生添い遂げられる服」をテーマに、その人だけのための服を形作ってゆくヒューマンストーリー。2015年劇場公開作品。104分。

あらすじ動画

繕い裁つ人の主な出演者

南市江 – 中谷美紀 藤井 – 三浦貴大 牧葵 – 片桐はいり 葉子 – 黒木華 ゆき – 杉咲花 泉先生 – 中尾ミエ 橋本 – 伊武雅刀 南広江 – 余貴美子

繕い裁つ人のネタバレあらすじ

【起】– 繕い裁つ人のあらすじ1

繕い裁つ人のシーン1

画像引用元:YouTube / 繕い裁つ人トレーラー映像

神戸、穏やかな海辺の高台にある一軒の古い洋裁店が佇んでいる。

「南洋裁店」

大型百貨店に勤める藤井という若い男性は、この洋裁店の腕と姿勢に惚れ込みもっと人々に伝えるべく、此処をブランド化してネット販売をして客層を広げようと相談にやってきた。

しかし祖母からここを受け継いだ店主の南市江は穏やかな笑みを浮かべるだけで、決してその話に乗ろうとしなかった。

店にはポリシーがあった。

「人と寄り添い、一生着れ寄り添う洋服を縫うこと」

というもの。

だからあの店は難しいぞと、藤井に上司は言っていた。

市江曰く

「顔が見えないお客様への洋服を作るというのはできないのです」

と微笑む。

たとえば女性モデルに既存の市江の洋服を着せても、彼女は

「自分の美しさを知っている方には、私の洋服は必要ないでしょう」

と言う。祖母が付き合いのある一軒の取引先のお家と、祖母が手がけた洋服の手直し以外には洋服は作らないときっぱりと告げた。

例えばスタッフを入れる、場所を作ると言っても一人で作業は十分だと言い、昔からある足踏みミシンがあれば良いという。どんなに好条件を出しても全くブレない。

とある朝、いつものようにまた懲りずに藤井が南洋裁店を訪れると、寝起きで髪の毛がぼさぼさで寝巻き姿でお茶一つ入れられないほどの生活感ありありの市江が姿を現した。

いつものあの気品ある市江とは違う姿に、唖然としつつも藤井は市江にその事を告げると

市江は少しムッとしたように

「夢見るための洋服を作っているのに、生活感なんて出せませんよ!」

と反論した。

さて、そんなある日、近所に住むゆきという女性が祖母が縫ったかつて母に作ってくれた服を自分が着れるようにしてもらえないかと頼みにやってきた。

そこへチヨという常連が旦那さんが昔、買ってくれた花柄の着物を持ち込んだ。今ではもう着れなくなって…と零す。

そこへ息子に洋服に穴が開いてしまったので修理を頼みにやってきた別の客が訪れる。

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