映画:聖なる犯罪者

「聖なる犯罪者」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

ポーランドの鬼才、ヤン・コマサが描く一人の「偽司祭」を描いた作品。ヨーロッパ映画祭の賞を総なめにし、第92年国際長編映画賞にノミネートされた。「いろいろ」な罪を犯していながらも聖職者になりたいと願った青年が、嘘から代理司祭となり小さな田舎町で起こす出来事を描く。人間の本質を抉る描写が力強く口コミ、評価も非常に高い一作。2021年1月15日〜劇場公開。R-18+

あらすじ動画

聖なる犯罪者の主な出演者

マイケル(トマシュ):バルトシュ・ビィエレニア リディア:アレクサンドラ・コニェチュナ マルタ:エリーザ・リチェムブル ピンチョル:トマシュ・ジェンテク

聖なる犯罪者のネタバレあらすじ

【起】– 聖なる犯罪者のあらすじ1

聖なる犯罪者のシーン1

画像引用元:YouTube / 聖なる犯罪者トレーラー映像

ポーランドのとある少年院にいる20才のダニエル

”いろいろ”あって、服役中は普段、院内にある製材所で粛々と働いている模範囚だった。だが、看守の目を盗み同じ受刑者いじめにも関与する男だった。

だがダニエルの一つの心の支えとしてあったのは「ミサ」だった。

週に一度訪れるトマシュ司祭によるミサを心待ちにし、会場の準備をし退屈そうに司祭の話を聞く受刑者たちをよそに、トマシュの横で熱心に話に耳を傾け讃美歌を綺麗な声で歌い上げていた。

ミサが終わり仮釈放が決まっていたダニエルがトマシュに話しかけた。

仮釈放が決まり、娑婆に出た後に「神学校」に行けないのもかと相談したのだった。

だがトマシュは「昨年も言っただろう」とダニエルを嗜め、前科者は司祭になれないという答えだった。ダニエルは司祭になるのが夢だった。

トマシュは司祭になれないが、人の役に立てる仕事などいくらでもあるだろう。出所しても決して足を踏み外すなよとダニエルに釘を刺した。

その後、食堂で皆で食事を取っていると大柄な男性が現れた。

「ボーヌスだ…」

皆の視線がダニエルに集まる

そして、ボーヌスはどかっとダニエルのすぐ近くに腰を降ろし食事を取り始めたが、すぐ声を上げる

「仮出所だってな」

半笑いでボーヌスはダニエルに問いかけた、何も答えないダニエル

「どこまでも追いかけてやる」

そしてダニエルに食事が入った皿を投げつけ、食堂から連れ出された。

食事まみれのダニエルを見て、せせら笑う同じ受刑者たち

その後、ダニエルは仮出所した。

だがトマシュとの約束など忘れたかのように、悪友と共にクラブに繰り出しドラッグを吸い、酒を浴びるほど飲み、女を抱いた。

翌日、どこかでかっぱららった粗末な司祭服を着ると酔っ払った悪友が「聖ダニエルだー」と揶揄う、そんな悪友にダニエルは笑いながら頭突きをして喧嘩別れした。

仮出所したダニエルが次に行く場所として与えられたのは、刑務所から命令されたど田舎の製材所だった。

列車に乗り、バスに乗る。途中で車中でタバコを吸っているのを一人の男性に嗜められた。反抗的な目で見返すダニエル。すると男は警官だと名乗り、製材所に行く前科者であることや、いつでも見張っていることを告げ去っていった。

悔しげにタバコを投げ捨てるダニエル。

バスで降り立ったのは何もない草原だった、遠くに田舎町が見える。

ダニエルが行きつく製材所も見えたが、中で働くのは前科者ばかりだ。やることは刑務所の中と何も変わりがない。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「聖なる犯罪者」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

こちらもおすすめ

×