「花と蛇 地獄篇」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– 花と蛇 地獄篇のあらすじ4

田代と津山は、静子と京子をうまく調教して見世物にして、大金を稼ごうと考えます。

部屋ではマリが銀子や朱美に手伝わせて、静子と京子を縛って命令していました。静子は必死で抵抗しますが、責め立てられた京子はすでに判断力が鈍っており、言われるまま命令のとおりに動いています。

マリは屋敷でロウソクを見つけました。ロウソクに火をともして静子と京子の身体にロウを垂らし、2人が苦しむ様子を観察します。それを見た田代や津山は喜びます。

夜になり、川田は車を運転してまた山荘へやってきました。

部屋では静子と京子がロウを垂らされて、苦しみながら絡み合っています。あとの面々は2人を見ていましたが、興奮した田代が京子を脇に押しのけると、静子を抱こうとします。

そのときに川田が部屋に入ってきました。静子に乱暴をしようとする田代を見た川田は、「奥さんは俺のものだー」と叫びながら走り寄ると、持っていたナイフで田代の胸を刺しました。田代は死にます。

津山は川田を怒鳴りながら殴りますが、川田は抵抗します。静子と京子が売り飛ばされると聞いた川田は、その場で暴れ始めました。置かれていたロウソクが倒れ、屋敷に火がつきます。川田は反逆して津山のことも刺し、殺しました。

川田の服に火がつきました。火だるまになりながらも、川田はかまわず銀子やマリ、朱美も追いかけて屋敷から逃げないようにします。

先に正気に戻ったのは京子でした。京子は川田が暴れているのを見て、静子に声をかけます。静子に「ママ、早く」と呼びかけると、別荘の外に出ました。京子は静子を車に乗せると、そのまま運転して去ります。

川田は燃える山荘のなかで、亡くなりました。他の面々も殺したので、京子と静子を狙う者はいなくなります。

静子と京子は屋敷に戻ります。千代はお小言を言いかけますが、2人が互いをかばうように寄り添っているのを見て、何も言わずに見守りました。

山荘から戻った京子は、以前とはすっかり態度が変わりました。スケバンでグレていたことなど嘘のように、義母・静子を慕ってずっといっしょに行動します。

海外出張を終えて、夫・義隆が帰国しました。空港で出迎えた京子と静子は、車中でも仲良くしています。京子は静子に飴玉を渡し、静子は笑顔でそれを受け取りました。その様子を見た義隆は、日本を去るときに自分が言った「母子で仲良くしてくれ」という言いつけを2人が守っていると満足そうに見守ります。

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