映画:草の響き

「草の響き」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

草の響きの紹介:2021年10月8日公開の日本映画。「海炭市叙景」「きみの鳥はうたえる」から続き、函館の映画館シネマアイリスが製作を手がける佐藤泰志原作映画化第5弾。心に失調をきたし妻と函館に戻った和雄は、医師の勧めで毎日街を走ることに。やがて路上で出会った若者たちと交流を持ち始めるが……。監督は「空の瞳とカタツムリ」の斎藤久志。走ることで徐々に再生する和雄を「寝ても覚めても」の東出昌大が、夫を理解しようと努める妻・純子を「みをつくし料理帖」の奈緒が演じる。函館シネマアイリス25 周年記念作品。

草の響きの主な出演者

工藤和雄(東出昌大)、工藤純子(奈緒)、佐久間研二(大東駿介)、小泉彰(Kaya)、高田弘斗(林裕太)、高田恵美(三根有葵)、彰を制止する男性(利重剛)、(クノ真季子)、宇野正子(室井滋)

草の響きのネタバレあらすじ

【起】– 草の響きのあらすじ1

草の響きのシーン1

画像引用元:YouTube / 草の響きトレーラー映像

北海道・函館。

男子高校生・小泉彰が自宅から出てくると、スケートボードに乗ります。上手にスケボーを操った彰は、ずっと道を走り続けます。

工藤和雄は函館出身ですが、東京で編集者の仕事をしていました。出版社に勤務し、妻・純子と結婚します。しかし心に変調をきたしたことで故郷の函館に戻りました。和雄は幼馴染の親友である佐久間研二に信頼を寄せています。研二は地元函館の英語の高校教師をしており、独身です。

和雄は研二に付き添われて病院へ来ていました。精神科の女医・宇野先生の質問に対し、ひとつひとつ答えています。「物忘れをしますか」「今やったこともすぐに忘れますか」「自分を駄目な人間だと思うことはありますか」「死にたいと思うことはありますか」…すべてに対し、和雄は「はい」と答えます。「仕事上のトラブルはないですか」という問いに「はい」と答えた後、重ねて質問されたので「ありました」と答えます。

何を考えたかと問われた和雄は、「性格を変えたいと考えました」と言います。正反対の自分にならないと助かる見込みはないと話します。

研二は病院のロビーで待っていました。そこへ和雄が戻ってくると自律神経失調症と診断されたと話します。宇野先生は和雄に運動療法を勧めました。今日からでも走れと言われたと答えた和雄は、幼少期から馴染んだこの精神病院の患者になるとは思わなかったと苦笑しました。この病院は研二が手配をして和雄を連れてきています。

研二が連絡をしたらしく、和雄の妻・純子がやってきました。純子は研二に礼を言います。和雄を病院に連れて行くために欠勤したのではないかと聞きますが、研二は大丈夫だと答えました。「昼過ぎにやってきて、病院に連れてってくれと頼んだ。もし入院したら両親と純子に伝えてくれと言っていた」と話します。

純子が車を運転し、助手席に和雄を乗せて帰ります。車中で純子は、「キタキツネを見た」という話をしました。すぐ逃げたので姿をよく見ていないという純子に、和雄は「それ多分、犬か猫だよ」と答えます。函館では「キタキツネは基本、見ないから」という言葉に、純子は「なあんだ」と返しました。純子は動物の中でキツネが一番好きだと話します。「今まで何回ぐらい見た?」と純子は質問しますが、和雄は返事をしませんでした。

帰宅すると和雄はすぐ着替えて、走りに行こうとします。この3日くらい殆ど食べず寝ていない和雄の身体を純子が心配しますが、和雄は運動療法だといって出かけました。

その日から和雄は、ランニングを日課とします。

自律神経失調症と診断された和雄は、しばらく仕事をせず治療に専念することにしました。宇野先生の助言を得た和雄は、毎日同じコースを走ることにします。最初は体力がないので

短い距離ですが、慣れてくるに従い距離や時間を増やすことにします。

妻の純子は函館山ロープウェイのアナウンスの仕事をしていました。療養中の和雄の気づかいをします。「ご飯できたよ」と朝に起こしますが、和雄は起こされてもまた布団をかぶって寝てしまい、あとで「起こしてよ」と純子に怒ります。処方された薬を服用しており、「薬を飲むと眠れるけど、起きられない」とこぼします。

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