「鉄くず拾いの物語」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【結】– 鉄くず拾いの物語のあらすじ4

鉄くず拾いの物語のシーン4

画像引用元:YouTube / 鉄くず拾いの物語トレーラー映像

時は冬。

ボスニアの雪降り積もるこの時期に、光熱費を払っていなかったという理由で、電気会社の職員が督促にナジフの家を訪ねたものの、ナジフは病院や支援団体に掛け合うため、不在のことが多く知らないうちに滞納してしまっていた。

兄は弟の状況を告げると

「今は不測の事態だ、少し電気料金の支払い期限を待って欲しい」

と伝えていたが、それを待ってくれず電気業者は勝手にナジフ家の電気を止めてしまっていた。

自宅へ戻り電気を点けようと思っても真っ暗なまま。しかも家中だと気づき、ナジフは電気が止められていることにやっと気づいた。

電気が止められているということは、暖房もつけられない。この時期で家を温められないことは、死を意味する。

この状況を兄からやっと聞いたナジフ。しかし手術代で既に手元に金もあるわけなどない。

しかしせっかく家に皆が戻ってきたというのに、凍えてしまってはどうしようもない。

ナジフに取ってはは大きな決断をする。

ずっと鉄くずやがらくたを業者へ運ぶ大切な商売道具として、そして時には妻や家族を運んできた、ナジフに取っては大きな財産でもある「車」を解体し、鉄くずとして売ることで電気代を稼ごうとしたのだ。

思い出が詰まったボロ車が、彼の手で解体されてゆく。

そして全て終わり滞納料金を払ったナジフ、自宅に電気がつき暖房が点いた。テレビも点き、また家族はソファーに座ると、いつも通りの穏やかな「日常」へ戻った。

しかし商売道具の車はもう戻らない。

明日には、またどうなるかも分からない。

妻のお腹の状態を知りながら、それでも保険証がないことと、金で手術を渋った病院。

緊急事態で病院へ行っていると、告げられてもすぐ電気を止めた業者。

そしてナジフの車の鉄くずを買い、安い価格で買った製鉄業者。

それでも、ナジフはこの国で生きることを選んだ、家族と共に。

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