「鉄道員(ぽっぽや)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(7件)

ヒューマンドラマ

北海道にある小さな駅「幌舞」には、寡黙だが忍耐強い本物の「鉄道員」がいた。雨の日も、雪の日も、妻や愛娘が亡くなった日にも、彼はホームに立ち続けた…。浅田次郎原作の小説を、降旗康男監督と、カメラマン池田大作が北海道ロケを敢行し撮られた一作。主演は高倉健である。その年の日本アカデミー賞の最優秀賞を総なめにした。1999年公開作品、112分。

あらすじ動画

鉄道員(ぽっぽや)の主な出演者

佐藤乙松:高倉健 3人の少女(佐藤雪子):山田さくや(幼少時)・谷口紗耶香(小学校6年生)・広末涼子(高校生) 佐藤静枝:大竹しのぶ 杉浦仙次:小林稔侍 杉浦明子:田中好子 杉浦秀男:吉岡秀隆 吉岡肇:志村けん

鉄道員(ぽっぽや)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

北海道の小さな駅「幌舞」。そこで駅長として働く佐藤乙松が体験した、不思議な少女との出会い。すでに廃線が決まった駅舎で繰り広げられる、懐かしい記憶、悲しい思い出、そしてまるで置き忘れられたかのような古い駅でのラブソティー。

【起】– 鉄道員(ぽっぽや)のあらすじ1

鉄道員(ぽっぽや)のシーン1

画像引用元:YouTube / 鉄道員(ぽっぽや)トレーラー映像

真冬の北海道。極寒の地でポツンと経つ駅「幌舞」

JR幌舞線の終着駅で、既に廃線が決まっていた。

幌舞の駅長を勤める佐藤乙松は、いつも駅に立ち続けていた。

若い頃は機関車の窯炊きとして、杉浦という同期と汗を流し働いたが、その後、幌舞駅長になってから静江という女性と結婚し、雪の日に生まれた「雪子」という1人娘も生まれた。

ささやかながら、穏やかで幸せな生活。だが、長くは続かなかった。

赤ん坊の雪子の異変の兆候は既にあったものの、静江も乗客達の対応に追われ、高熱を出し唸っていたことでやっと気付き、翌日、静江が電車に乗り込み急いで病院に連れていった。

乙松はその時にも電車を送り出すため、代わりになってくれる駅員も見つからないまま一人ホームに立っていた。

すると一日も立たないうちに、静江から連絡が入り、雪子がもう手の施しようがなく、亡くなったという連絡が入り慟哭する。その後、電車で雪子の亡骸をぎゅっと抱いて、静江が幌舞駅に戻って来た。

電車は到着したが、乗客や運転手が出て来ても静江はまるで出てこない、乙松が車内に入り、涙も枯れ果て凍り付いた表情の静江が座り込んで動かなかった。

「雪子がこんなにひゃっこくなって帰って来たのに、なんであんたは来ないの」

静江はそう言ったが、乙松は

「仕方ないべ、俺は鉄道員(ぽっぽや)だから」

と言うしかできなかった。静江は怒りの表情で静かに車内から家へ戻って行った。

その後、雪子の葬儀はしめやかに行われ、埋葬された。その時には杉浦夫婦が佐藤夫婦を支えてくれた。共に働いて来た仲間たちは、雪子の為に雪の中で肩を組み歌ってくれた。

そんな事を、ふと思い出した乙松はホームで雪かきをしていると古い日本人形を抱いた、三つ編み姿の女の子が、走ってやって来た。

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