「風立ちぬ(1976年)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

1976年製作の日本映画。太平洋戦争中の日本を舞台に、不治の病に苦しむ少女と出征する青年の純愛を描いたヒューマンドラマ。女学生の節子と学生の達郎は恋に落ち、やがて結婚を望むようになるが、そんな中、節子の結核発症、達郎の出征など、様々な困難が二人を襲っていく。

風立ちぬ(1976年)の主な出演者

水沢節子(山口百恵)、結城達郎(三浦友和)、水沢欣吾(芦田伸介)、達郎の父親(河津清三郎)、大浦茂春(松平健)

風立ちぬ(1976年)のネタバレあらすじ

【起】– 風立ちぬ(1976年)のあらすじ1

物語の舞台は昭和17年、太平洋戦争中の軽井沢。元ヨーロッパ在勤の外交官、水沢欣吾はこの町の別荘で娘の節子と暮らしていました。

水沢は近くの高等学校に通う男子学生の四人組と親しくしており、しばしば夕食の席に招いていました。学生たちは美味しい食事を食べながら水沢と会話することを楽しみ、また、美しい節子と会えることを喜んでいました。

そんな男子学生たちの中でも、特に節子と親しくしていたのは、結城達郎という学生でした。大浦、中山、杉ら他の三人は達郎と節子の仲を理解し、ときにはひやかすこともありました。

ある夜のこと、学生たちの中で一番の年長者である大浦が卒業と同時に入営することが話題に上りました。水沢はお互いの健康を祈り、学生たちに酒を振る舞いました。

その後、話題は節子の見合い話に変わりました。この見合いは節子の叔母が持ってきた縁談でしたが、節子自身はまだ女学生だから結婚は早すぎると考え、この見合い話にまったく乗り気になれずにいました。

高等学校の卒業が近づく中、達郎は節子と二人で散歩する時間を持ちました。達郎が東京の大学への進学を希望していることを知ると、節子は大浦に続いて達郎も軽井沢を去ってしまうことを寂しがりました。そんな節子に、達郎はまた帰ってくることを約束、節子はこの達郎の言葉に微笑みました。

その後、達郎が家に戻ると、軍人の兄、真次郎が久しぶりに実家に戻ってきていました。真次郎は達郎が節子と仲良く歩く姿を偶然目撃しており、そのことを快く思っていませんでした。真次郎は達郎の剣道の腕がなまっていることを指摘、節子との仲がその原因だと決めつけてきました。達郎はそんな兄の言葉に何も言い返しませんでした。

それから間もなく、節子の叔母が見合い相手の洋介を連れて軽井沢にやって来ました。節子と洋介は散歩をすることとなりましたが、節子は洋介に笑顔をほとんど見せず、ぶっきらぼうな態度を示し続けました。

すると、そこに偶然、達郎たちが通りかかりました。大浦は洋介のキザな様子が気に入らず、節子を連れ出そうと節子と洋介のところに行って大袈裟な演技をしてみせました。節子の通う学校が火事になり、学生たちが緊急登校になったというのです。節子はこの大浦の嘘に乗り、その場から去り、達郎たちと合流、大浦の演技を皆で大笑いしました。

大浦の嘘のおかげで節子の見合い話は流れましたが、叔母はまた見合い相手の写真を持って軽井沢にやって来ました。叔母が節子に見合いを勧めるのには理由がありました。普段は元気そうに振る舞っている節子でしたが、実際は体が弱く、軽井沢に滞在しているのはこの地域の空気が綺麗で、療養に適していたためでした。叔母はそんな節子のことを心配し、早く結婚した方がいいと望んでいたのです。

一方、節子は叔母と会うことを避け、ひそかに達郎に会いに行きました。節子は見合い話が流れたことを達郎に報告し、また見合い話が持ち上がったら壊して欲しいと頼みました。達郎が大浦のようにうまくできるかどうかわからないと笑うと、節子は真面目な顔をして「私…結城さんに壊していただきたいんです」と口にしました。達郎は微笑みを浮かべ、節子の頼みを承諾しました。

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