「魔の刻」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【転】– 魔の刻のあらすじ3

魔の刻のシーン3

画像引用元:YouTube / 魔の刻トレーラー映像

翌朝、涼子は深用の刺身を野良猫にやっていました。深が来ないので今までの分もすべて、猫にやっていました。近所の主婦たちに見られて嫌味を言われます。

涼子は直吉丸の車を見かけて、車で追いかけて邪魔をしました。深に連絡を一切入れないことを責めます。ガールフレンドがいるのではないかと聞いた涼子は、深から「最初に逃げたのはあんたのほうだ」と責められました。

…父親に関係が露見したときに、深は涼子といっしょに人里離れた山のなかで暮らしたいと言いました。しかし逃げ腰になったのは涼子でした。あと十年か二十年で女でなくなることを気にした涼子は、息子の将来のためにならないと拒みました。

深は悲しみ、そのために家出をしたのでした。一度は深を拒んで距離を置いた涼子が、一年後に深の行方を探り当てて追いかけてきたのです…。

深はこの町で落ち着いて暮らそうと決めたと話し、涼子も納得しかけます。木槿の花を見ながら母子が話していると、葉子がやってきて涼子に詰め寄りました。母子だと関係を知らない葉子は、涼子を罵倒すると深をバイクの後ろに乗せて、連れていきました。

帰宅した深は、仕事場の先輩たちに連れて行かれます。魚屋には鉄弥という男がおり、正式ではないものの葉子と将来結婚する相手と父親や仕事仲間からみなされていました。深が葉子と身体の関係にあることが露見して、深は鉄弥に詰め寄られました。葉子に手を出した仕置きにと、先輩のひとりが深を刺そうとします。

深は自分には母親がいると言って、命乞いをしました。東大を嘱望されて二年連続で大学入試に落ちた自分を、大事に守ってくれた母がいると話しましたが、包丁で腹を刺されました。仕事仲間はその場から逃げ、深は涼子に電話をかけました。涼子が駆け付けます。

涼子は負傷した深を車に乗せると、花井のところへ行きました。助けてくださいと頼みます。花井は救急車を呼ぼうとしますが、深が表沙汰になるのを避けて嫌がりました。やむなく花井は知人の医者・西方に治療を依頼します。

西方との会話で花井は、涼子と深が母子だと知りました。涼子を看病のため寝泊まりさせます。涼子もありがたくその厚意を受け、花井に朝食の支度をします。

刑事の片貝がやってきました。深を刺した先輩・安原が自首して事件が明るみに出たのです。しかし深は「自分でやった」とごまかしました。片貝刑事の様子を見た涼子は、この刑事が二年前の花井の妻と義母の事件を蒸し返している刑事だと気づきます。

涼子が片貝刑事に憤慨する発言をすると、花井は涼子を釣りに誘って詳細を教えます。

…花井の妻は、花井と結婚前から医者の西方と深い仲でした。花井と結婚後も関係が続いていたのですが、花井はそれを全く知りませんでした。二年前、花井の妻は西方と過ごしたホテルで亡くなりました。心臓発作で事件性はありません。花井は自分といるときに妻が亡くなったと言い、西方との関係は秘密にしていました…。

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