「Jエドガー」のネタバレあらすじと結末の感想

J・エドガーの紹介:2011年制作のアメリカ映画。クリント・イーストウッド監督がレオナルド・ディカプリオを主演に据え、1972年に亡くなるまで50年近くも政府機関の長を務めた、FBI初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーの半生を描く。

予告動画

Jエドガーの主な出演者

ジョン・エドガー・フーヴァー(レオナルド・ディカプリオ)、クライド・トルソン(アーミー・ハマー)、ヘレン・ギャンディ(ナオミ・ワッツ)、チャールズ・リンドバーグ(ジョシュ・ルーカス)、アンナ・マリー・フーヴァー(ジュディ・デンチ)

Jエドガーのネタバレあらすじ

【起】- Jエドガーのあらすじ1

老齢に差し掛かったFBI(連邦捜査局)長官のジョン・エドガー・フーヴァーは、これまでの回顧録のタイピングを、執筆が得意なスミス捜査官に命じて語り始めました…。
1919年、まだ24歳の若きフーヴァーは、爆破されたパーマー司法長官宅に行きました。
同じ年にロシアはソビエト連邦共和国となり、アメリカにいる共産主義者がテロ活動を活発化させており、司法長官の自宅が爆破されたのです。
しかし司法長官が所属する司法省には単なる一省庁にしかすぎず、武器の携帯や捜査、逮捕の権限もありませんでした。爆破され損です。
警察が捜査をしないことに憤りを覚えたフーヴァーは、テロリストが残した証拠の紙を拾いました。

【承】- Jエドガーのあらすじ2

司法省は過激派を逮捕し、国外追放する特別捜査チームを編成します。司法長官はフーヴァーを責任者に任命しました。ヘレンという司法省の秘書女性と知り合ったフーヴァーは、彼女を個人秘書にします。
フーヴァーは過激派の拠点を急襲し、反乱分子の一派を逮捕して強制送還しました。
秘書・ヘレンに調査させた後、フーヴァーは生真面目そうな男性クライド・トルソンを起用し、副長官に任命しました。トルソンは同性愛者で、ヘレンに言い寄っていたフーヴァーはトルソンと深い仲になります。
1932年、リンドバーグ愛児誘拐事件が発生しました。1歳8か月の乳児が自宅から誘拐され、身代金5万ドルを要求する手紙が残されました。

【転】- Jエドガーのあらすじ3

初の大西洋単独無着陸飛行に成功したことで有名な、飛行士チャールズ・リンドバーグの長男であったことから、事件は注目されます。結局10週後に、長男は遺体で発見されます。
これを機にフーヴァーは「事件現場は捜査が終了するまで触ってはならない(現場保存)」などの、幾つかの(今では当たり前になっている)法律を作りました。
2年後に身代金が使われて、ブルーノ・ハウプトマン容疑者が逮捕されます(注:冤罪説やリンドバーグ関与説など謎が多い事件)。
この事件以来、アメリカ国民は指紋の重要性に気付き、フーヴァーは指紋採取の権利を得ます。また犯罪が複数州にまたがる場合はFBIの管轄とするリンドバーグ法を作りました。

【結】- Jエドガーのあらすじ4

徐々に権力を得たフーヴァーは、科学捜査の導入によりFBIを更に力のある機関へと移行させる一方、政治家のスキャンダルも収集し、裏で脅迫します。
しかし時代の変化に伴い、フーヴァーの権力が通用しない相手も出現しました。黒人・キング牧師や大統領・ニクソンへの脅しに続けて失敗したフーヴァーは、自らの力の限界を知ります。
ある夜、トルソンと食事を共にしたフーヴァーは、自宅へ帰った後に心臓発作で倒れました。秘書・ヘレンは知らせを聞き、関係書類をシュレッダーにかけました。
トルソンもフーヴァーも終生独身を貫きました。「エドガー」の名を呼ぶのを許したのは、両親以外にはヘレンとトルソンの2人だけでした。

みんなの感想

  • elecpianoさんの感想

    初代FBI長官を勤めたフーヴァーを主人公にした、伝記的な映画です。
    映画の前半では、それまで科学的な捜査ができていなかった警察組織に、指紋の鑑識といった科学的手法を取り入れ、マフィア組織の撲滅に力を入れて昇進してゆくフーヴァーの姿が描かれています。また、同性愛者であり、愛人の男性を副長官に起用する様子も描かれています。
    米国大統領の秘密を抑え、長年に渡りFBI長官に君臨したフーヴァーの人間らしい様子と、同性愛者という秘密を隠すために権力を続けなければならなかった過去が、巨匠クリント・イーストウッドの手によって美しく描き出されています。
    この映画で素晴らしいのは、歳を取った晩年のフーヴァーを、特殊メイク姿のディカプリオが演じきっている点です。悪人として批判されることが多いフーヴァーの人間らしい姿をディカプリオが丁寧に演じた名作です。

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