映画:アイネクライネナハトムジーク

「アイネクライネナハトムジーク」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アイネクライネナハトムジークの紹介:伊坂幸太郎の小説「アイネクライネナハトムジーク」を原作とした実写映画作品。同作は仙台市在住の伊坂幸太郎が仙台を舞台に執筆した作品であり、今作も撮影はオール仙台ロケで行われている。監督は「たまの映画」「愛がなんだ」などでしられる今泉力哉が務めた。また、原作小説はシンガーソングライターの斉藤和義が伊坂に作詞を依頼し、作詞をしたことがなかった伊坂が短編「ナハトムジーク」を代わりに執筆したことが発端となっていることから、今作の音楽は斉藤和義が担当している。

あらすじ動画

アイネクライネナハトムジークの主な出演者

佐藤(三浦春馬)、本間紗季(多部未華子)、織田一真(矢本悠馬)、織田由美(森絵梨佳)、織田美緒(恒松祐里)、久留米和人(萩原利久)、ウィンストン小野(成田瑛基)、板橋香澄(MEGUMI)、美奈子(貫地谷しほり)、藤間(原田泰造)、亜美子(八木優希)

アイネクライネナハトムジークのネタバレあらすじ

【起】– アイネクライネナハトムジークのあらすじ1

アイネクライネナハトムジークのシーン1

画像引用元:YouTube / アイネクライネナハトムジークトレーラー映像

 肌寒い仙台の夜。仙台駅の前でスーツを着た男がバインダーを持ち、歩く人々に声を掛けますが、誰も見向きもしません。少し離れたところでは、大勢の人々が商業施設の外に設置された大型ヴィジョンに釘付けになっています。おー、と声を出したり、あぁ、と落胆したり。そんな中で街頭アンケートの為に立っている男は、空しくなってきました。そして、向かいで立ってギターの弾き語りをする男に少しずつ引き込まれていき、誰も聴いていないその男の歌に聴き入り始めました。

 美容室。常連の香澄の髪は美容師の美奈子にドライヤーをかけてもらいながら、何かを言いました。ドライヤーを切って美奈子が聞き返すと、香澄は「格闘技って好き?」と聞きました。美奈子は「格闘技ってあの格闘技ですか?なんか野蛮じゃないですか。あまり好きじゃないかもしれないです」と答えて、再びドライヤーをかけ始めました。香澄は「そっかぁ」と笑ってしばらくした後、もう一度何かを聞きました。また美奈子がドライヤーを切って聞き返すと、香澄は「彼氏とかいないの?」と言いました。美奈子は首を横に振りました。それを鏡越しに確認した香澄は「私の弟がいるんだけどさ、どうかな?」と提案しました。突然の提案に美奈子が困惑していると、香澄は弟の良いところを話し始めました。「弟さ、優しいんだよ。街で二人で歩いているときに私が不良に絡まれてもすぐにぺこぺこ謝るし。野蛮なことが嫌いなのかなぁ」と言う香澄の言葉を美奈子は「そうなんですかぁ」と言い、再びドライヤーのスイッチを入れました。

 休日、佐藤は大学時代の同級生の織田一真と由美の家を訪れました。一真は適当な性格で、佐藤とは大学に入ったばかりの頃から友人でした。由美は大学でもマドンナ的な存在で多くの男子から憧れの的となっていました。佐藤も始めは由美に興味を持っていましたが、すぐに友人関係になり、恋愛対象からは外れていました。そして、大学在学中に一真と由美は付き合い始め、すぐに由美は妊娠しました。二人とも大学を辞め、一真は居酒屋で働きはじめました。それからもう5年。その時生まれた長女の美緒はもう5歳になり、既に二人目も生まれていました。小さなマンションの一室にすむ織田一家。佐藤が玄関を開けると美緒が立っており、「おぉ、佐藤じゃん」と一真そっくりの口調で言いました。佐藤も「おぉ、美緒じゃん」と返して笑いました。

 おもちゃで遊ぶ美緒を横目に、佐藤は一真と由美と3人で食事をしていました。一真は相変わらずの適当な口調で「彼女とかいねえのかよ」と訊ねます。佐藤は「いねぇよ」と笑いますが、一真は「なんでだよ」と質問を続けました。佐藤は少し考えて「出会いがないからなぁ」と言いました。それを聞いた一真は箸を置き、「あのな、じゃあ聞くけどよ。出会いってどんなのだよ」と聞きました。佐藤は「出会いは出会いだよ」と曖昧な答えを返します。一真は呆れたように「まさかお前、落ちてたハンカチを届けたのがきっかけ、みたいなドラマチックな出会いを期待してるんじゃないだろうな」と言います。会話を聞きながらしばらく黙っていた由美もようやくここで口を開き「いいじゃない別に。素敵で」と言いました。すると佐藤もそれに同調して「そうだよ。自由だろ」と言いました。一真は二人の意見を聞き「そういうドラマチックな出会いで結婚する奴は、ドラマチックな出会いそのものに引かれてるんだよ。例えばそこで全く別の奴と出会ってたら、そいつと結婚するのか?そんな出会いをした奴は後から後悔するんだよ」と言ったあと、箸をまた握って食べ始めました。佐藤は一真の言葉を聞き頭の中が混乱し始めてしまい、深く考えることはやめました。

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