映画:バトル・オブ・ザ・セクシーズ

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

【承】– バトル・オブ・ザ・セクシーズのあらすじ2

トーナメントの初戦を勝利で飾ったビリー・ジーンの元に、マリリンが訪ねてきます。

ビリー・ジーンは彼女に誘われてディスコへ行き、その後一夜を過ごすことになります。

マリリンは元々レズビアンですが、ビリー・ジーンは自らの本質に自覚がなく、激しく動揺します。さらに、彼女には献身的な夫のラリー・キングがおり、マリリンへの愛情との間で揺らぎ、関係を拒絶します。

しかし、気持ちを抑えられないビリー・ジーンは、マリリンのベッドに忍び込み、自分からキスをします。そこへ1本の電話がかかってきます。

電話の相手は、かつての男子テニス世界王者で、現在は55歳のシニア選手として一線を退いたボビー・リッグスでした。

WTAの活動を知ったボビーは、ハンディなしの3ゲーム先取りマッチで、ビリー・ジーンに公開試合を申し入れたのです。

ビリー・ジーンは真夜中に「男性至上主義のブタvsモジャ足のフェミニスト」と一方的にまくしたてられて、頭が混乱します。

ボビーはギャンブル依存症で、妻のプリシラ・ウィリアンの目を盗んで、カウンセリングの時間もギャンブルに費やすほど重症化していました。

ある夜、ハンディのために犬を3匹連れて試合に出たボビーは、見事勝利しロールスロイスをゲットします。しかし、ギャンブルをやめていないことがプリシラに知られて、家を追い出されてしまったのです。

根っからのギャンブル狂であるボビーには反省の色がなく、ギャンブル依存のグループセラピーでも、「ギャンブルは依存症になるのがダメなのではなく、負けることがダメなのだ」と参加者を煽る始末でした。

プリシラは圧倒的に立場が強い資産家で、ボビーはもう一度世間の脚光を浴びて、彼女の愛を取り戻そうと悩んでいました。そのときにひらめいたのが、男女対抗試合だったのです。

ところが、ビリー・ジーンの答えはNOでした。彼女は女子選手が世間から馬鹿にされることを嫌がって、一方的に電話を切ってしまったのです。

長年表舞台に出ていなかったボビーでしたが、メディア向けに性差別主義のキャラクターを演じて、再び注目を集めるようになります。

そして、ビリー・ジーンに断られてしまったボビーは、彼女の最大のライバルである「豪腕」のマーガレット・コートに戦いを申し込んだのです。

マーガレットは子育てをしながらプレーを続ける唯一の選手で、ツアーにはいつも夫と赤ん坊を同行させていました。

ベビーシッターを雇う余裕がない彼女は、ボビーが提示する高額賞金に惹かれて、挑戦を受けることにしました。

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