映画:バトル・オブ・ザ・セクシーズ

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

【転】– バトル・オブ・ザ・セクシーズのあらすじ3

一方、マリリンとの関係を深めていたビリー・ジーンは、次の試合の開催地であるロサンゼルスに、彼女を同行させます。

マーガレットは専属美容師と紹介されるマリリンを見て、愛人であることを見抜きます。そして、マリリンがいることでビリー・ジーンが試合に集中できなくなるはずだと、ほくそ笑むのでした。

マリリンとホテルで過ごしていたビリー・ジーンの元に、テッドからラリーがやってきたと連絡が入ります。

慌てて証拠を隠蔽している間、マリリンとラリーが同じエレベーターに乗り合わせて、部屋に向かっていました。

ビリー・ジーンにラリーを夫として紹介されたマリリンは、気を利かせて退散します。ところが、ラリーはホテルのバスルームに置かれたブラジャーを見て、ビリー・ジーンが女性と不倫していることに気づいてしまうのです。

こうしてラリーに距離を置かれたビリー・ジーンは、罪悪感に駆られて試合に集中できなくなります。テニスが二の次となってしまい、決勝戦でマーガレットにあっさり敗北してしまうのです。

焦燥感に駆られるビリー・ジーンに、テッドは「世間は全てを許すわけではない」と釘を刺します。

こうして女子のトップとなったマーガレットは、ボビーとの試合に挑みます。

母の日に試合をおこない、ボビーはマーガレットを翻弄するプレーを見せて圧勝します。

ボビーは男が女よりも優れていることを証明したと息巻くのでした。彼は「女子の賞金が少ないと言うが、シニアはもっと稼げない」と漏らします。

試合をテレビで見ていたビリー・ジーンは、ボビーとの対抗試合は逃れられない運命だと悟ります。

ボビーの活躍を見たジャックを始めとする地位のある男たちは、「女は重圧に弱い」や「女が活躍するのは台所と寝室だけだ」などの差別的な発言を公の場で繰り返すのでした。

ビリー・ジーンはマリリンに不満をぶつけますが、彼女は「私には理解できない」と告げて、部屋を出て行きます。

一人ホテルの外にいたマリリンは、ラリーと鉢合わせます。ビリー・ジーンのことをよく理解している彼は、「(同性愛のことが)公になれば契約がなくなる。僕らは彼女の気晴らしで、いらなくなったら捨てられる」とマリリンに忠告しました。

マリリンはビリー・ジーンの邪魔にならないように、ホテルを後にしました。

ボビーの挑戦を受けることにしたビリー・ジーンは、真夜中ラリーに電話をかけます。ラリーは彼女の背中を押して、試合の日程などを決定します。

こうしてビリー・ジーンとボビーの試合は、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ(性差を越えた戦い)」と呼ばれ、世界中にセンセーショナルな告知が広められます。

賞金は10万ドルで、ボビーは男性至上主義者に向けて得意の演説をしますが、ビリー・ジーンは「恐竜にテニスができるのかしら」と返します。

その後のインタビューで、ビリー・ジーンは「女性が男性よりも優れていると主張したいなら、若い選手と戦うべきだ」と記者に批判されます。

すかさず彼女は「女が男よりも優れているとは言っていない。敬意を持って接してほしいだけ」と答えました。

ボビーとの試合を間近に控えたビリー・ジーンは、インフルエンザを発症してしまいます。

こうして彼女は表舞台から姿を消して、一人黙々と練習に打ち込むのでした。

その間、ボビーは女性に対する嫌がらせを続けていました。

羊をコートに放って練習したり、ブロンドの美女軍団を従えて、ラケットの代わりにフライパンでテニスをしながら「女は台所にいればいい」などと発言します。挙句の果てには、ヌードで雑誌の撮影をする始末でした。

ビリー・ジーンとの試合を甘く見ている彼は、ろくに練習をせずプールサイドでくつろぐばかりでした。

そして、医師が処方する怪しげな薬を大量に摂取するのでした。

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