映画:GiveandGo-ギブアンド ゴー-

「GiveandGo-ギブアンド ゴー-」のネタバレあらすじと結末

ヒューマンドラマ

Give and Go – ギブ アンド ゴー -の紹介:森英人監督によって2008年に製作され、同年の「さぬき映画祭」でグランプリを受賞した作品です。主演は橋本愛がつとめ、彼女にとっての映画デビュー作となった作品でもあります。聴覚障害で学校生活に馴染むことのできない少女が、ケガに苦しむプロバスケットボール選手と出会い、バスケットボールを通じてまわりと心を通わせ、成長していく物語が描かれています。

あらすじ動画

GiveandGo-ギブアンド ゴー-の主な出演者

大島夏希(橋本愛)、神崎ケニー(JUN)、箕輪真理(斎藤亜美)、大島吾郎(渡部遼介)、権藤監督(田中しげ美)、山添顧問(山本律磨)太泰(佐藤王宝)、円藤(谷本慶介)、服部(佐立悠)、慎二(飯間駿裕)

GiveandGo-ギブアンド ゴー-のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- GiveandGo-ギブアンド ゴー-のあらすじ1

GiveandGo-ギブアンド ゴー-のシーン1 ケガで試合に出ることのできなくなってしまったプロバスケットボール選手・ケニーは自宅で療養しており、自転車で近くの公園へと向かいます。
バスケットボールのゴールが置かれた公園では中学生の少女・夏希がひとりでバスケの練習をしいましたが、ケニーがやって来たことでその場を去ってしまうのでした。
ケニーは公園のベンチに置かれたままの補聴器を見つけます。
夏希はうどん屋を営んでいる実家に戻ると父に補聴器を無くしてしまったことを手話で伝えるのでした。
夏希は聴覚障害で他人とのコミュニケーションは手話か筆談を使っていました。
一般の中学校に通っていた夏希は授業中に分からないことがあると筆談で先生に伝えますが、そのたびに授業が止まってしまうことで生徒たちから疎まれることも少なくありませんでした。
ときには耳が聞こえないことをからかわれることもあり、担任の先生からも、ろう学校への転入を勧められてしまうのでした。
ケニーは寂しそうにひとりで帰っている夏希を見かけて補聴器のことを思い出し、彼女のあとを追いかけます。
いきなり追いかけてきた外国人を見て誤解してしまう夏希でしたが、ケニーは日本語や手話を交えて自分がハーフで、日本人の母親が聴覚障害者であったことを話すのでした。
夏希はバスケットボールが大好きで、バスケットボールチームにも参加していました。
そのチームは県下でも有数の強さを誇るチームでしたが、チームメイトとの衝突から夏希はいざこざを起こしてしまいます。
聴覚障害があるためチームからも孤立してしまう夏希は、自分は耳が聞こえないからメンバーから外されたのではと抗議しますが、受け入れてもらえません。
夏希は大好きなバスケットボールからも見放され海辺でひとり涙を流し、ケニーに連絡するのでした。
やって来たケニーはチームを変わってみてはどうかと提案しますが、地元に他のチームはなく、それだったらと自分たちでチームを作ることになります。

【承】- GiveandGo-ギブアンド ゴー-のあらすじ2

GiveandGo-ギブアンド ゴー-のシーン2 早速ポスターを貼り、夏希は友人である真理と一緒にメンバーを集めようとしますが、公園で待っていた夏希やケニー、真理たちのもとへやって来たのは、バスケ経験のない中学生・太泰、円藤、服部の3人と、夏希と同じバスケットボールチームに所属していた慎二だけでした。
これでメンバーは5人となりますが、試合に出場できるギリギリの人数であるため、運動が苦手な真理も参加させられることになってしまいます。
新しく出来たバスケチームのメンバーたちはケニーの指導のもと1から練習を開始するのでした。
しかし、暑い中でも猛練習はバスケ経験のない太泰たちにとっては過酷なものでした。
彼らはすぐにやる気をなくしてしまい、夏希は練習に参加しようとしないメンバーに辛く当たり、ついにはやってられないというようにチームを抜けてしまうのでした。
夏希は授業中にからかわれたことで生徒とケンカになり、親が呼び出されるなど学校でも問題を起こしてしまいます。
居場所なく河原でたたずんでいる夏希を見かけたケニーは、バスケの練習に出るようにと説得します。
ケニーは夏希が子どもの頃の自分に似ていると話し、ハーフであるがゆえに日本人として受け入れてもらえず、アメリカへ行ってもアメリカ人として受け入れてもらうことのできない辛さを語るのでした。
ケニーは「ひとりでバスケをしても面白くないだろ?」と話し、夏希はバスケの練習に参加するようになります。
練習後に行った夏希の実家のうどん屋で、ケニーはチーム名を決めることになり「ホワイトヌードルズ」と提案します。
夏希の父はうどん屋を営んでいるものの、大学時代は全日本代表に入るほどのバスケットボールプレーヤーで、自身がケガのために引退を決意したことからケニーにも気をつけるようにと言葉を贈ります。
そしてケニーのおかげで楽しそうにバスケの話しをするようになった夏希のことを感謝するのでした。
ケニーは復帰に向けて朝早くから練習をしていましたが、そこに夏希がやって来てお守りを渡します。
それは安産祈願のお守りでしたが、ケニーはありがたく受け取るのでした。
その後に行われたプロチームの練習試合では良い動きを見せ、復帰も近いように思われたケニーでしたが、選手と交錯した際にまたしてもケガをしてしまい、復帰どころかチームとの契約更新も難しい状態になってしまいます。

【転】- GiveandGo-ギブアンド ゴー-のあらすじ3

GiveandGo-ギブアンド ゴー-のシーン3 ケニーの様子を知った夏希は、落ち込んでいるケニーのもとへ会いに行きます。
浜辺に腰かけ「自分には才能がなかった」と話すケニーを夏希は励ましますが、ケニーの顔は曇ったままで立ち上がると、ひとりで歩いて行ってしまいます。
ケニーは子どもの頃、夏希と同じようにいじめられバスケットボールを取られては泣いて帰ってくるような子どもでした。
そんなケニーを母は叱咤し、深く愛しながら育てたのでした。
ケニーは浜辺で自分の過去を思い返し、そしてポケットに入っていたお守りを見て夏希と出会ってからこれまでの出来事を思い出していました。
ケニーは何かを決意した表情で海の方へと歩いていくと、そのまま海水に入り顔を洗います。
公園では夏希を含めたバスケットチームのメンバーたちが集まっており、そこにケニーがやって来ます。
夏希からボールを受け取ったケニーは、メンバーとともに練習を再開することになるのでした。
再び猛練習が始まりますが、経験の浅いメンバーたちはやはり途中でやる気を失い、他のことを始めてしまいます。
夏希は公園で将棋をしている円藤と服部のもとへ行き、筆談で自分の思いを伝えるのでした。
そして運動音痴の真理にも根気よくドリブルを教え、真理も少しずつ上達していきます。
さらに背が高く体の大きい太泰に夏希はリバウンドを教え、練習の末、リバウンドが出来るようになるのでした。
また分析が得意な服部はチームメイトの動きをよく観察しており、それをノートにつけていました。
彼の的確な指示によって、さらにチームはひとつにまとまります。
ケニーたちは試合をするために学校の体育館へとやって来ていました。
そこでは夏希や慎二たちが所属していたバスケットボールチームが練習をしており、ケニーは権藤監督に練習試合を申し込みに行きます。
翌日に試合をすることになったメンバーたちは夏希のうどん屋で決起集会を開き、試合の動きを確認しながら心をひとつにするのでした。

【結】- GiveandGo-ギブアンド ゴー-のあらすじ4

GiveandGo-ギブアンド ゴー-のシーン2 翌日、再び体育館に集まった両チームによる練習試合が始まります。
夏希は相手チームからボールを奪いゴールすると、試合のペースを握り、一進一退の攻防を繰り返しながら夏希たち優勢のまま試合は進んでいきます。
しかしそんななか、夏希は相手チームの選手によって倒されてしまい、ケガを負ってしまうのでした。
額を切ってしまった夏希の傷は深く、保健室で治療を受けた夏希は病院へ行くことを勧められますが、夏希はここで終わりたくないとケニーに訴えます。
ケニーは夏希にテーピングをほどこし、包帯で傷口を保護すると、再び傷口が開いたときにはすぐに止めるという条件で、試合に復帰させることにします。
体育館に戻ると試合の流れは相手チームに渡っており、夏希たちのチームは劣勢に立たされていました。
しかし戻ってきた夏希の姿を見て、チームのメンバーはみな士気を取り戻すのでした。
試合時間は残り少ないなか、夏希も試合に参加してゴールを量産します。
ケニーも必死に声を出して指示を送り、相手チームを追い詰めますが、終了間際に夏希が放ったゴールは惜しくも外れてしまい、夏希たちは負けてしまうのでした。
試合後、夏希はメンバーたちに手話で「こんなにバスケが楽しいと思ったことはない」と伝え、みんなに感謝するのでした。
チームのメンバーはみな手話を使って会話ができるようになっており、夏希も素直に自分の気持ちを伝えられるようになっていました。
そしてケニーのもとへ走っていき、彼にボールを投げて渡すのでした。
それから時が経過ぎ、ケニーは長いリハビリ期間を乗り越えて、プロの試合に復帰しようとしていました。
試合前、会場へと向かうケニーの手には夏希からのお守りが握られていました。
進学した夏希はバスケットチームのメンバーと再開し、ケニーの話題になります。
「大丈夫」と手話で応える夏希の言葉通り、ケニーは試合でシュートを放ち、会場は歓声に包まれるのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

橋本愛のデビュー作となる本作ですが、初出演とは思えないほど存在感が際立っていると感じました。
聴覚障害によりコミュニケーションに苦労する場面も見える序盤の描写と、自然に手話を覚えて会話をしている後半にかけての、主人公をとりまく人間関係の変化が良かったと思います。

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