映画:Golden

「Golden」のネタバレあらすじと結末

ヒューマンドラマ

Goldenの紹介:2015年に制作された短編のサイレント映画。ゲイであることに苦悩していた青年が、愛する人や自分と同じ感覚を持つ仲間の存在に気付き、視野が広がっていく姿をおよそ3分にまとめあげた。肌の色の違いという視覚要素でLGBTを表現している。監督はドイツ出身のカイ・シュテニッケ。今作はヨーロッパなどの映画祭で受賞後、アメリカのゲイクラブで起きたオーランド銃乱射事件の発生を受けて、ウェブ上で配信された。

あらすじ動画

Goldenの主な出演者

Christian Tesch、Arhur Oette、Lourg Grambow、Maik Schrank

Goldenのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- Goldenのあらすじ1

1人の男の子が、この世に産声をあげました。
(男の子だけが金色の肌をしており、ゲイということを視覚的に表現しています)

男の子は離乳食、おねしょの時期を経て、両親の愛情を一身に受けてすくすくと成長しました。
入園した幼稚園では、たくさんの園児と時間を共にし、ごくごく普通の子として、わんぱくに育ちました。

男の子は無事に小学校へ入学します。ひげを剃るパパの真似をしたり、飼い始めたペットの犬と戯れ、元気いっぱいです。しかし男の子は成長して少年となっていくに連れて、周囲から疎外感を感じるようになりました。彼は自分の恋愛対象が男性だと気付き、周りには同じ感覚の人間がいないと思ったのです。

【承】- Goldenのあらすじ2

思春期を迎えた少年は、ママに反抗して、口喧嘩ばかり。この時期には、性的な欲望も芽生え始めました。調子に乗ってお酒を飲んでみては、吐いてしまうという若さゆえの青くさい出来事も経験済みです。
しかしやはり、敏感で繊細な難しい年ごろ。少年は“男らしさ”がないことを同級生たちから馬鹿にされ、からかいのターゲットにされました。そして少年は、自分には仲間がいないと実感し、どんどん孤立していったのです。

やがて青年となった彼は、車の運転免許を取得します。友人のいない青年は、父を助手席に乗せ、ドライブを楽しみました。

【転】- Goldenのあらすじ3

大学進学が決まった青年は、生まれて初めて実家を離れることに。両親は涙を堪えながら、息子の旅立ちを見送りました。
青年の1人暮らしの生活が始まりましたが、慣れない家事で失敗ばかり。そのうえ大学に行っても友人は出来ません。酒が飲める年になってバーなんかに行ってみますが、カウンターの隣の席の美女に見つめられても、コミュニケーションの取り方が分からない青年は、反応することすら出来ませんでした。

ある時、可愛がっていた愛犬が亡くなり、青年は実家へ帰省します。命の尊さを痛感した青年は、悲しみに暮れました。
1人暮らしをしている街に戻った青年は、ウェイターのアルバイトを始めますが、これまたうまく出来ずに失敗を重ねました。

【結】- Goldenのあらすじ4

ずっと孤独だった青年に転機が訪れました。背の高い男性に出会い、恋に落ちたのです。彼もまた、ゲイでした。(男性も金色の肌で表現)青年は愛し合うことの喜びを、心の底から味わいます。
想いを分かち合える恋人ができたことにより、視野が広くなった青年は、周囲には自分と同じようにLGBTの人々がたくさんいるということに、ようやく気付きます。これまで周囲に心を閉ざしてきた青年でしたが、恋人と出会って以来、女性や大学の仲間ともうまく打ち解けることが出来るようになりました。

人がはびこる街中。青年と恋人はためらうことなく、堂々と手を繋ぎました。

みんなの感想

ライターの感想

ショートフィルムはよく鑑賞しますが、こんなに心を掴まれた作品は久々でした。トレイラー並みの短さですが、ぎゅぎゅぎゅ~っと中身が詰まっていて、ふとさまざまなことを考えさせれました。台詞などなくても、伝わるものですね。

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