映画:HANA

「HANA」のネタバレあらすじと結末

HANAの紹介:2018年に公開された短編映画です。「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」のプロジェクトの1つ「ブックショート」の第1回大賞作品となり、芥川龍之介氏の「鼻」を女子高に置き換えた内容となっています。胸の小ささに悩む女子高生を主人公としており、ある日胸が大きくなったらという設定のもの、ストーリーは進んでいきます。元となる「鼻」の内容と胸のコンプレックスをうまく結びつけた物語になっているのが特徴的です。

あらすじ動画

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HANAの主な出演者

ハナ(岡本夏美)、キョウコ(北村優衣)、リツ(小野花梨)、ヒカリ(大関れいか)、バスケ部員(浦上晟周)、担任(上島竜平)、バスケ部顧問(ゆってぃ)

HANAのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- HANAのあらすじ1

HANAのシーン1 とある女子高生たちが友人のハナについて話をしていました。彼女たちはハナの胸を「関東平野級だ」と称し、くすくすと笑っています。しまいには「虚しい乳と書いてきょにゅう」だと小ばかにしていました。
そんな彼女たちはハナに誕生日プレゼントを上げています。彼女たちはチキンだからハナが飲むか分からないなと話していました。

話はほんの少し前に遡ります。
ハナは友人からメチャヤバだという漢方薬を貰いました。彼女たち曰く、お姉ちゃんが中国で助けた親父から貰ったとのことです。さらにこの漢方薬にはデロンという胸を大きくする成分が含まれていると、彼女たちは言います。
するとハナがデロンではなく、ボロンだと訂正しました。それに対し、めちゃめちゃ詳しいと友人たちは笑います。
そこへ男子たちの騒ぎ声が聞こえました。小さい男の子が、「お前はバスケの試合に出れない」とからかわれています。

現在、わいわい騒ぐ友人たちのもとにハナがやってきました。合流した彼女たちはカラオケに行くことになります。
1人の友人キョウコからハナは「胸がなくても可愛いよ」と言われます。友人たちが先に行った後、ハナは覚悟を決め、漢方薬を飲みました。

翌日、目覚めたハナはパジャマのボタンがはじけ飛んだことに気付きます。何事かと思った彼女は胸を触り、大きくなっていることに驚きました。

学校にて、ハナはバスケの部活に参加します。男子たちはハナの胸に釘付けになっていました。
ハナはバスケの試合に出られないと揶揄われていた男の子が、こっちをじっと見ていることに気付きます。

【承】- HANAのあらすじ2

HANAのシーン2 友人たちは本当に胸が大きくなるとはと話していました。彼女たちは漢方薬が本物だとは思っていなかったのです。
友人たちは胸が大きくなっただけでなく、ハナの顔もだんだん可愛くなっていると話しました。

ハナと友人たちが集まります。大きくなった胸について話していると、ハナが「キョウコも胸小さいけど可愛いよ」と言いました。キョウコは何も言いません。
そのときハナは小さい男の子がバスケの練習に明け暮れている姿を見つけ、「どうしてそんなに頑張るの?」と声を掛けます。胸が大きくなったハナは自信がついたのか、バスケの練習に励む男の子に向かって、「まさかレギュラーに受かると思ってるの?」と揶揄する言葉を放ちます。
男の子は「まだ分からないだろ」と返しました。そこへハヤトという男子がやってきて、ハナは彼に駆け寄ります。2人は恋人でした。

「長い鼻が短くなったことでコンプレックスを克服した」という芥川龍之介が書いた「鼻」の授業が行われます。「見慣れた長い鼻より見慣れない短い鼻のほうが滑稽」という文章が読まれる中、ハナは周囲が自分の大きくなった胸を嘲笑っているかのような思いに囚われました。
周囲をきょろきょろと見渡したハナは、キョウコとハヤトが仲良く話している姿を目にします。キョウコは胸を現わす仕草を取っており、明らかに大きくなった胸について話している様子でした。

【転】- HANAのあらすじ3

HANAのシーン3 バスケの練習に励むハナは、友人たちがバスケットボールを胸に見立て、遊んでいる姿を目にしました。大きな胸をからかっているのが丸わかりなその姿に、ハナは愕然とします。
ついついよそ見をしていたハナは先生から叱られました。お叱りを受けた後、ハナは友人たちに近寄ります。
ハナは自分について何か話していなかったかと尋ねました。友人たちは何のことだと不思議そうな顔を浮かべます。
ハナはキョウコに向かって、ハヤトと何を話していたのか聞きました。キョウコはハヤトと何か話したっけとすっとぼけます。
その返答を聞いたハナは激情に駆られ、ハヤトと楽しそうに話していたじゃないかと詰め寄ります。キョウコはハヤトとはただの友人だからと返し、続けざまにそもそもハナの彼氏じゃないかと言いました。他の友人も急に胸が大きくなったハナなら楽勝だよねと口々に言います。
友人たちは「胸が大きくなって良かったね」と口にします。疑心暗鬼に陥っているハナは「そんなこと思っていないくせに」と叫びました。彼女は精神的に追い詰められていたのです。
そんなときハナは小さいと揶揄われていた男の子がシュートを決め、周囲からすごいと褒められている姿を目にします。

【結】- HANAのあらすじ4

HANAのシーン2 その日の夜、ハナは公園を通りがかりました。そこでバスケの練習をしている男の子と遭遇します。
やけになっているハナは、「どうせあんたも私を笑ってるんでしょ」と吐き捨てました。
男の子は否定します。ハナは「私の胸を見ていたくせに」と口にしました。すると男の子は「フォームがキレイだから見ていただけ」と返します。
ハナは「チビのくせになんで頑張れるのか」「笑われて平気なのか」と尋ねます。それに対し、男の子は「チビが頑張ってはいけないのか」「誰が何と言おうと関係ない。僕は僕だから」と言いました。
それを聞いたハナは憑き物が落ちたように笑い、男の子のバスケ練習に口を挟みます。男の子から「レギュラー落ちたのに」と言われたハナは「たまたまだから」と返し、2人で笑いました。

翌朝、目覚めたハナは再度驚きの声を上げました。

学校にハナの姿はありません。キョウコはハナの席を見つめています。先生から名前を呼ばれ、キョウコは「鼻は一夜のうちにまた元の通り長くなったのを知った」と鼻の文章を読みました。
そこへハナがやってきます。なんと彼女の胸はより大きくなっていたのでした。ハナは笑いながら、遅刻しちゃったと言います。
そんな姿を見て、キョウコは笑いました。ハヤトや男の子も笑っています。
席についたハナはもう誰も私を笑うことはないだろうと思いました。

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みんなの感想

ライターの感想

結局キョウコたちは、ハナの胸が大きくなったことを笑っていたのでしょうか。ラストのキョウコの笑みを見るとどうもそうとは思えず、ハナが勘繰り過ぎていただけのような気がします。もっとも胸が大きくなった途端、態度がデカくなるのですから、嫌われたとしても不思議ではありません。

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