「KANO ~1931 海の向こうの甲子園~」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

統治下の台湾で鬼コーチのもと、様々な少年たちが集い「甲子園」を目指すというヒューマンドラマ、実在した「嘉義農林学校」をモチーフとしている。主演は永瀬正敏。台湾映画。馬志翔監督、2014年劇場公開作品、180分。本作がきっかけで永瀬は、今も台湾のスタッフやキャストと固い絆で結ばれている。

あらすじ動画

KANO ~1931 海の向こうの甲子園~の主な出演者

近藤兵太郎- 永瀬正敏 呉明捷- 曹佑寧 東和一 – 謝竣晟 小里初雄- 大倉裕真 川原信男 – 飯田のえる 真山卯一- 謝竣倢 近藤カナヱ – 坂井真紀

KANO ~1931 海の向こうの甲子園~のネタバレあらすじ

【起】– KANO ~1931 海の向こうの甲子園~のあらすじ1

KANO ~1931 海の向こうの甲子園~のシーン1

画像引用元:YouTube / KANO ~1931 海の向こうの甲子園~トレーラー映像

1944年、日本軍の将校である錠者という男は南方の戦線へ向かう汽車に乗るため、台湾の基隆駅にいた。台湾南部へ向かう揺れる列車の中で錠者は共にいた兵士に「着いたら起こしてくれ」と一言伝えると目をつぶる。

脳裏に浮かんだのは、まだ錠者が学生時代、甲子園で彼は札幌第一高校のエースとして参加していた。試合はもちろんのこと彼には忘れられない光景があった。それは甲子園球場にに少し遅れて走り込んできた「嘉義農林学校野球部」(以下嘉農)の選手であった。

統治中の外地からも学生たちが参加しており、嘉農もその一校であった。

かつて嘉農は、台湾にあるのんびりとした野球の部活がある何気ない高校だった、試合に負けても気にしない、楽しくやろうがモットーであったが1929年、日本からやってきた中年の新人監督、近藤兵太郎がやってくると状況は一変する。実力を備えた「勝ち」に強くこだわりを持つ近藤はのんびりしたチームを叩き上げることをまず宣言した。目標は甲子園出場。

野球を好きではあったが、まさか高校野球の最高峰である憧れの甲子園に行きたいとは思ったことがなかった部員たちの反応は様々で、あからさまな不機嫌な顔になったり焦ったりした。

近藤は着任早々、部員たちを集めスパルタ方式で鍛え上げていく。その中でも特筆すべきは近藤が「人種」で人を判断しなかったことが大きい。当時の台湾には大勢の国の人間が入り混じっていた。彼らが話す言語も様々であったが、近藤はその違いで差別や贔屓などはせず平等に接した。

野球の流れ弾をテニスラケットで見事に打ち返した漢人、走ることに長けている原住民族の高砂族、守りに就かせると力を発揮した日本人などなど、全てのバランスは悪くとも、何か1つでも強みがある選手を近藤は自らの目で見極め、次々とスカウトしていった。

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