映画:MissZOMBIE

「MissZOMBIE」のネタバレあらすじと結末

Miss ZOMBIEの紹介:2013年に公開された日本のゾンビ映画です。元来ゾンビものといえば、人々が襲われる様を売りにしていますが、本作は人々の人間模様を見所にしています。人を襲わないゾンビがやってきたことから家族の関係がおかしくなっていくという一風変わった内容のゾンビもので、ほぼ全編に渡ってモノクロ映像なのも特徴的です。SABU監督による完全オリジナルストーリーで、第34回ポルト国際映画祭において日本初のグランプリを受賞しています。

あらすじ動画

MissZOMBIEの主な出演者

沙羅(小松彩夏)、志津子(冨樫真)、健一(大西利空)、寺本(手塚とおる)

MissZOMBIEのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- MissZOMBIEのあらすじ1

MissZOMBIEのシーン1 寺本家に荷物が届きました。それは友人から預かって欲しいと頼まれたものです。
寺本は家に届いた荷物を開けました。中に入っていたのは、なんと檻に閉じ込められている女のゾンビだったのです。そのゾンビは若く、非常に美しい容姿をしていました。
元来、ゾンビは見つかった場合、隔離地区に閉じ込められます。そのため人々がゾンビを目にする機会など滅多にありませんでした。
しかしこの沙羅というゾンビは、人を襲うことのない珍しいタイプのゾンビだったのです。荷物には飼育の説明書と、処分のための拳銃が同梱されていました。
一家の家長である寺本は、沙羅を町外れにある倉庫へと連れて行きます。寺本はその倉庫で、沙羅を住まわせるつもりでした。

翌日、寺本の家に町内会長がやってきます。宅配業者が、寺本家に女のゾンビを届けたとバラしたのが理由でした。
寺本は沙羅はゾンビよりも人間に近いため人を襲わず、もし万階に何か起こっても拳銃で何とかするから大丈夫だと、町内会長を説き伏せます。

町内会長が去った後、沙羅が倉庫から寺本家にやってきました。寺本の妻、志津子は内心ビクビクしつつ、庭のタイルを掃除しろと命令します。その命を受け、沙羅はタイルの拭き掃除を始めました。
寺本家は沙羅を使用人として雇ったのです。沙羅はゾンビでありながらも暴れることはなく、ただただ真面目に掃除をしています。その姿に、志津子は次第に好感を抱きました。

飼育説明書にはゾンビに肉を与えるのはだめだと記されています。その理由は凶暴性が増すからでした。与えていいのは野菜か果物です。
志津子は報酬として、沙羅にジャガイモと花を渡しました。

仕事を終えた沙羅は倉庫へと帰ります。その道中、沙羅は子供たちから石をぶつけられたあげく、若者3人組にペンで刺されました。
しかしゾンビの沙羅には痛覚というものが存在しないため、特に気にすることなく倉庫にたどり着きます。
沙羅は花を飾りつけ、ジャガイモをもぐもぐと食べました。

【承】- MissZOMBIEのあらすじ2

MissZOMBIEのシーン2 次の日も沙羅がやってきました。今日も同じように、沙羅はタイル磨きに奮闘します。
昨日と違うのは、志津子の幼い息子、健一がポラロイドカメラを構えていることです。沙羅は美しい女性であるため、被写体にはもってこいでした。
そんな沙羅を庭先にいる左官業の青年2人が見つめています。若い沙羅に左官業の2人は釘付けでした。
仕事を終えた沙羅は帰ります。この日も石をぶつけられ、若者3人組にはドライバーで刺されました。

沙羅が寺本家に通うようになってから3日目、この日はいつもと何かが違いました。彼女はタイル掃除をする際、最後に水をかけているのですが、どういうわけかホースが見当たらないのです。
沙羅はホースを探すため、寺元家の倉庫に向かいました。倉庫にはなぜか左官業の2人組がいて、沙羅は性的に襲われてしまいます。
時を同じくして、倉庫の近くを寺本が歩いていました。何気なく散歩をしていた彼は、偶然にも沙羅が襲われている場面を見てしまいます。
一方の沙羅はやはり何も気にすることはなく、自宅へと帰りました。

翌日、沙羅がやってきました。健一は1人で遊びに出かけています。寺本は沙羅が襲われている場面を思い出してしまい、どうにも興奮を抑えられませんでした。
そんな折、健一が死体となって家に届きます。遊んでいる最中に、池に落ちたようでした。
母の志津子は泣き喚き、沙羅に対して生き返らせてほしいと頼みます。沙羅は健一の噛み付き、彼はゾンビとなって蘇りました。

【転】- MissZOMBIEのあらすじ3

MissZOMBIEのシーン3 そこへ何の事情も知らない寺本が来て、沙羅が健一を襲っていると勘違いし、肩を刺してしまいます。
志津子は生き返った健一の看病をし、沙羅は別室で傷跡の縫合をしました。その姿を見て寺本は欲情し、沙羅に襲い掛かります。
このとき寺本は気づいていませんでしたが、志津子が向かいの窓から目撃していました。

その日の帰りも沙羅は石をぶつけられ、若者からは包丁で刺されました。1つだけ違っていたのは沙羅の内面です。
彼女は健一に噛み付いたことで、人間だったときの記憶を思い出しつつありました。

次の日も沙羅は出勤しました。彼女はいつものようにタイル磨きを始めます。どういうわけか健一が、沙羅の側でじっと突っ立っていました。
それを見た志津子は危機感を覚え、健一に呼びかけます。
しばらく経ったとき、突然健一がばたんと倒れます。志津子と寺本は何が起きたか分からず、慌てました。
そこに沙羅も駆けつけ、志津子の血を健一に与えます。実はゾンビになったばかりの頃は人の血が必要不可欠でした。

倉庫に帰った沙羅は過去の記憶もあいまって、健一に対する母性本能が芽生えつつありました。彼女は健一に血を与えるため、包丁片手に若者3人組に襲い掛かります。

翌朝、志津子は夫の裏切りと健一の異変に気が滅入ってしまい、ソファで寝込んでいました。
この日も沙羅はやってきて、手に入れたばかりの新鮮な血液を健一に与えます。その後、彼女はタイル磨きに精を出しました。

沙羅は若者3人組から採取した血液を健一に与え続けます。そうこうしていると、沙羅は寺本に呼ばれました。
臥せっていた志津子は、夫が沙羅を自宅に招きいれたことに気づきます。彼女はこっそりと部屋に近づき、寺本が沙羅の服を脱がせ、傷を縫っている姿を見てしまいました。
沙羅は志津子が覗いてるのに気づき、気まずそうに視線を逸らします。

【結】- MissZOMBIEのあらすじ4

MissZOMBIEのシーン2 イラつきを抑えきれない志津子は、与えてはいけないとされる肉を沙羅に食べさせそうとしました。しかし沙羅は肉を食べようとはせず、それどころか付き返す始末です。
志津子のイライラは増しました。その様子を見てしまった寺本でしたが、何も言おうとはしません。

そんな夫の態度に深く傷ついた志津子は救いを求め、健一の部屋に行きます。そこで志津子は箱に気づき、中身を見ました。
箱の中にはポラロイド写真が入っており、それはすべて健一がゾンビになってから始まった沙羅との交流を切り取ったものだったのです。
ここに来て、志津子の狂気は爆発しました。志津子は処分のための拳銃を手に取り、誤って寺本を撃ってしまいます。

銃声音を聞いた沙羅は危機感を覚え、健一と共に逃げ出しました。志津子は拳銃片手に追いかけ、左官業の2組を射殺します。彼女はもはや狂気にとり憑かれていました。

沙羅は人間だった頃の記憶を完全に思い出します。彼女はかつて結婚しており、夫婦そろってゾンビに教われました。
夫は妻を守るため、自らの命を犠牲にします。沙羅は病院に向かい、帝王切開で子供を出産しました。
ところが沙羅はすでにゾンビになりかけていたため、隔離地区に閉じ込められてしまったのです。そのため子供に会うこともできませんでした。
しばらく後、沙羅は寺本の友人に捕まり、ペットとして飼われることになり、やがて寺本家の使用人になったのでした。

こうした経緯もあり、沙羅は健一に対して母性本能を抱いてしまったのです。沙羅は健一を連れて必死で逃げましたが、途中で転んでしまいました。
追いついた志津子は沙羅を殺そうとします。すると健一が沙羅を助け起こし、逃げようとしました。
まるで母子のように守りあう姿を見て、志津子は絶望の淵に突き落とされます。彼女は逃げる沙羅と健一を見ながら、拳銃自殺しました。

銃声を聞き、健一は立ち止まります。健一は志津子の元へ行き、なんとか蘇らせようとしました。
死んで蘇ってからは沙羅を母のように慕っていましたが、志津子も母親であることに代わりはありません。
志津子を蘇らせようとする健一を見て、沙羅は彼女を生き返らせることにしました。志津子はゾンビになって復活を遂げ、愛する息子の健一を抱きしめます。
もはや自分は用済みになったと悟った沙羅は、自らの頭に拳銃を向け、引き金を引きました。

みんなの感想

ライターの感想

一般的なゾンビものと違うテイストで進む作品ですが、なんだか盛り上がりに欠けるというか、全体的にダラダラとした印象があります。主人公のゾンビ役は確かに美しいかもしれませんが、もう少しこれだという個性がないと面白みに欠けるなと思いました。

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