「OL忠臣蔵 Chu~Shin Gura」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

【転】– OL忠臣蔵 Chu~Shin Guraのあらすじ3

ふぶきの前の部署・商品企画部の女性課長・大石亮子が倒れました。10人のリストラを行なわねばならない心的ストレスからです。

10日ほどの入院を余儀なくされた亮子の病室に季里子が来ると、自主退職を勧めました。ふぶきは季里子に見損なったと言いますが、季里子は相手にせずに亮子の病室を立ち去ります。

ふぶきは徹底抗戦を決意しましたが、無理だと言ったのはカスタマーサービス課の課長・多古です。女をバカにする多古はできるわけがないと言い、もしふぶきがリストラを止められたら裸で逆立ちして会社を一周してやると言います。それを聞いた美和は、ふぶきに協力すると言いました。

ふぶきと美和は労働基本法について書かれた書籍を読み込むと、リストラに対抗する手段を取り始めます。自分だけでなく仲間のOLを増やそうと考えて、ミニパンフを作って会社の前で配布しました。秘書課の綺麗も加わり、日向も用意していた退職届を破って仲間に加わります。

ふぶきたちはホームページを作って労働者の権利をアピールします。

屋上から飛び降りしようとしていた鯛子を見つけたふぶきは、止めました。居酒屋に連れて行って話を聞き、鯛子が貯金で自社株を大量購入し、暴落で大損したことを知ります。鯛子も仲間に引き入れて気炎を上げているところに、配送センターの契約社員のシングルマザー、香車銀子が「生ぬるい」とコメントしました。銀子は隣のテーブルに、幼い娘と座っていました。ふぶきは銀子から、オレンジハウスの配送センターが閉鎖されることを聞きます。

同時にそれまでに感じていた違和感にも気づきます。苦境とはいえ、配送センターを閉鎖しては通販会社は立ち行かなくなります。季里子の狙いは会社の乗っ取りではなく、もっと大きな陰謀があるのではないかと、ふぶきたちは考えます。

その頃、季里子は秀和銀行の支店長・石田に50億円の小切手を渡すと、オレンジハウスを裏切って株価を譲れと言いました。石田は従います。

ふぶきは銀子に力を貸してほしいと頼みました。銀子は引き受けます。

ふぶきたちは会社の乗っ取りを防ぐために動きます。書類を粉砕する前にスキャナで読み取って保存するシュレッダーを作ると、季里子のいる経営企画室に設置しました。これで破棄した書類がなにか判ります。季里子を尾行したり周辺を嗅ぎまわって調べたりします。

尾行の最中にアンディを見つけたふぶきは、アンディのほうを追跡しろと銀子に頼みました。アンディが季里子の手先であることはほぼ確実です。アンディが入ったビルには、岩国総研という名前の会社が入っていました。

臨時株主総会が開かれることになります。その総会で、季里子が会社の経営権を奪おうと考えていると踏んだふぶきは、それを阻止しようと考えます。

季里子が保有する株は800万株、アンディが入ったビルにある岩国総研はオレンジハウスの株を400万株保有していました。両者がグルだと踏んだふぶきたちは、日向が料亭の仲居に化けて盗聴器を仕掛けて季里子の話を盗聴します。そこでようやく、季里子の最終目的を知ります。

季里子はオレンジハウスを買収したあと、解体して売却する予定でした。株主総会ではその最後の一手として、オレンジハウスの役員になろうとしているのです。それに気づいたふぶきは、株主総会で季里子の陰謀を暴露して妨害しようと考えます。

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