映画:ONODA 一万夜を越えて

「ONODA 一万夜を越えて」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

太平洋戦争が終わってもなお、上官の命令を聞き続け戦後もフィリピン・ルパング島でサバイバル生活を行っていた小野田寛郎の半生を描いた実話を元にしたヒューマンドラマ。主演は若い青年期を遠藤雄弥、中年期を津田寛治が演じる。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本による国際共同製作作品である。アルチュール・アラリ監督作品。165分

あらすじ動画

ONODA 一万夜を越えての主な出演者

小野田寛郎:遠藤雄弥(青年期)津田寛治(成年期) 鈴木紀夫:仲野太賀 小塚金七:松浦祐也(青年期)千葉哲也(成年期) 小野田種次郎:諏訪敦彦 谷口義美:イッセー尾形

ONODA 一万夜を越えてのネタバレあらすじ

【起】– ONODA 一万夜を越えてのあらすじ1

ONODA 一万夜を越えてのシーン1

画像引用元:YouTube / ONODA 一万夜を越えてトレーラー映像

1974年、1月。

フィリピン、ルバング島。

完全武装し、銃を持った痩せ細った男性の日本兵、背中には”敵”に見つからぬよう草を被っている。そして彼は紫色の美しい花を二つ摘むとそっと灰色の石の上に置く。

同時刻、フィリピンに一人の若い男性がボートから降り立っていた。どうやら観光客らしい。彼の名前は鈴木紀夫。50以上の世界中をバッカーパッカーとして旅していた。

彼は山奥のとある土地でキャンプを貼ると、日本国旗を掲げ、とある曲のカセットテープを大音量で掛け続けた。

それを森の奥で聞いた兵隊、彼は目を瞑ると静かに涙を流した。

彼の名前は小野田寛郎。最終階級は少尉である。そして彼は1945年に戦争がとっくに終わったにも関わらず、まだたった一人で「戦争」を続けていた。

時は遡り、1944年。少年兵だった小野田は一人酒に溺れていた。彼は航空訓練生であったが高所恐怖症であったため、パイロットにはなれなかった。だが片道の燃料だけ乗せ敵艦に飛び込む特攻なら行かせてやっても良いと言われたらしい。

だが、小野田はできなかったとふらふらで誰かに告げた。彼の腕を引き上げたのは一人の白髪で眼鏡の紳士であった。

彼の名前は谷口義美、小野田を立たせとある場所へ連れていった。

それは日本軍では秘密とされていた部隊。

「陸軍中野学校」であった。

ここで小野田は「秘密戦」として、潜伏、工作行動などの専門知識を教わる。

そして卒業する際、谷口は大声でこう言い放った。

「君たちは死ぬことを許されない、決してだ。生きることが任務だ。忠誠、それこそが最後の教えだ」

父との最後の語らいではどこに行くかも、どんな任務すら口にせず、酒も酌み交わさなかった。父からは捕虜になるくらいなら自害しろと短刀を手渡された。

既に谷口に心酔していた小野田は彼の教えだけを胸に戦地へ向かう。

彼が向かったのはフィリピン、ルパング島であった。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ONODA 一万夜を越えて」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×