「orange-オレンジ-」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

2015年12月公開の日本映画です。 NHKの朝ドラ「まれ」で夫婦役として共演した土屋太鳳さんと山﨑賢人さんが高校生カップルとして再共演したとして話題になりました。 未来の自分から届いた手紙によって大切なことに気付かされ、訪れるだろう悲しい未来を変えていこうと奮闘する女子高生の姿をファンタジックに描いています。

あらすじ動画

orange-オレンジ-の主な出演者

高宮菜穂(土屋太鳳)、成瀬翔(山﨑賢人)、須和弘人(竜星涼)、茅野貴子(山崎紘菜)、萩田朔(桜田通)、村坂あずさ(清水くるみ)、中野幸路(鶴見辰吾)、上田莉緒(真野恵里菜)、成瀬美由紀(森口瑤子)、成瀬初乃(草村礼子)

orange-オレンジ-のネタバレあらすじ

【起】– orange-オレンジ-のあらすじ1

orange-オレンジ-のシーン1

画像引用元:YouTube / orange-オレンジ-トレーラー映像

高宮菜穂は高校二年生になったばかりの16歳。

桜の花びらが舞う4月、彼女に不思議な手紙が届きました。

その差出人は、10年後の未来の自分だというのです。

そこには「あなたにどうしても叶えて欲しいお願いがある」と書かれていました。

___4月6日。

その日、新しいクラスに東京の学校から転校生がやってきました。

名前は成瀬翔(かける)。

彼は菜穂の隣の席に腰を下ろしました。

菜穂の目の前で、手紙に書かれていたことが次々と現実になっていったのです。

その始業式の日の帰り、手紙では「この日だけは翔を誘わないで欲しい、絶対に」と書かれていたのですが。

菜穂の周囲の仲良し、須和弘人や萩田朔、茅野貴子と村坂あずさらと一緒に帰ることになってしまったのでした。

その夜、日記を書いていた奈緒は、手紙の文字の筆跡が自分のものであることに気付きました。菜穂は不安になってその手紙をしまい込んでしまうのです。

その翌日から、翔は二週間も学校を休んでいました。

___4月20日。

その日は球技大会でした。

未来からの手紙には、菜穂が翔を好きになる、と書いてあったのです。

翔が久しぶりに学校に現れたのです。

ソフトボールの代打を断って後悔した、という未来の自分。

そこで菜穂は思い切ってその代打を引き受け、ヒットを飛ばしました。

「この日、私は翔を好きになる」

この時、実は靴のサイズが合わなくて、靴擦れの痛みをこらえていた菜穂。

翔はそれに気づき、手当をしてくれました。

その優しさに、菜穂は翔のことが好きになったのです。

そして思いました。

あの未来の自分からの手紙に書いてあることは、本当なのだと。

手紙の先には、驚くべきことが記されていました。

その世界には、翔がいないのだというのです。

そして綴られた中には「翔にお弁当を作って渡してほしい」とありました。

10年後の菜穂はそれが出来なかったことを悔いていました。

自分で作ったお弁当…しかし内気な菜穂はそれを渡しそびれてしまいました。

その日の放課後、翔と二人で帰った菜穂。

そして、始業式の日に翔の母が亡くなっていたことを聞いたのです。

だから手紙にはあの日“翔を誘わないで”と書かれていたのだと、菜穂は察しました。

そして、後悔を繰り返さないように…と、菜穂は作ったお弁当を翔に渡したのです。

翔はとても喜んでくれました。

そして10年後の菜穂…彼女は須和との間に子供を一人授かり、そして朔、貴子、あずさたちとともにある場所に向かっていました。

「よし、行くぞ…翔との約束を叶えに」

彼らが訪ねたのは翔の祖母の家でした。

17歳の冬、翔は事故で亡くなっていたのです。

その死の真相を知りたくて、皆は集まりました。

手紙には“救えるはずだったのに、救えなかった後悔がある”とありました。

翔を救いたい、と菜穂は思っていたのです。

16歳の菜穂も同じ思いを共有するようになっていきました。

そして、過去は少しずつ変わり、手紙と少しずつ異なる時間が流れ始めたのです。

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