「SOMEWHERE」のネタバレあらすじと結末の感想

ヒューマンドラマ

SOMEWHEREの紹介:2010年公開。空虚な日々を送るハリウッドスターの父と、離婚した妻と暮らす娘とのひと時の交流を描いた作品。第67回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞。監督・脚本は「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ。出演はマレフィセントのオーロラ姫役のエル・ファニングほか。

予告動画

SOMEWHEREの主な出演者

ジョニー・マルコ(スティーブン・ドーフ)、クレオ(エル・ファニング)、サミー(クリス・ポンティアス)、セレブリティ(ベニチオ・デル・トロ)、レベッカ(ミシェル・モナハン)、レイラ(ララ・スロートマン)

SOMEWHEREのネタバレあらすじ

【起】- SOMEWHEREのあらすじ1

ハリウッドスターのジョニーは高級車を乗り回し、ホテル住まいをしています。酒に女遊びに困らない生活です。
走行中に目が合った女性の後を追います。家に到着して彼女は車庫に入って、ジョニーは帰る事にします。
ジョニーの携帯に非通知で冷たい言葉が書かれたメールが届くようになります。
別れた妻のレイラから娘のクレオの面倒を頼まれます。クレオのフィギュアスケートの練習を見て、ジョニーは拍手します。夜になってクレオを家まで送ります。
ジョニーが帰るとパーティーが開かれていました。一人の女性を口説いてベッドに連れ込むと、ジョニーは途中で寝入ってしまいます。
翌朝、マネージャーから電話がきたジョニーは新作映画の記者会見に向かいます。相手役の女性と写真撮影していると、色々と冷たい言葉を言われます。

【承】- SOMEWHEREのあらすじ2

記者会見が終わって、ある女性の家に行きます。そして翌日、特殊メイクの頭の型取りに行くジョニーでした。
ホテルに帰ってきたジョニーはマッサージ師を呼びます。いつもの女性ではなく、男性が来ます。マッサージが始まると男性が裸になったので、今日はもういいとジョニーは断ります。
シャワーを浴びてドアを開けると向かいの女性が誘ってきます。行為が終わった後、部屋に戻ろうとするとクレオが部屋の前で待っていました。
レイラがしばらく家を空けるとのことで預かることになります。また、レイラからクレオをキャンプに送ってほしいと頼まれます。
ジョニーは仕事でイタリアのミラノに行かなければなりませんでした。それまで友人と3人でゲームしたり、クレオが手作りの料理を作ったりしてくれます。
ジョニーはクレオをイタリアに連れて行きます。ホテルのスイートに泊まれることになります。

【転】- SOMEWHEREのあらすじ3

部屋には個別のプールがついていてジョニーとクレオは一緒に泳ぎます。そして明日に備えて休むことにします。
寝付けないクレオにジョニーがジェラートを頼んでくれます。テレビを見ながらジェラートを食べて、クレオは眠りにつきます。
ジョニーを追いかけてきた女性を部屋に招き入れて、一晩を過ごすジョニーでした。翌朝、女性がいることにクレオは微妙な表情を浮かべます。
ジョニーはイタリアのマスコミにインタビューされます。ドレスを着たクレオと授賞式に出席したジョニーは、舞台の上で表彰されます。
キャンプがあるため、急いで二人は空港へ向かいます。疲労困憊の二人が帰ってくると、知り合いの男性が歌を歌ってくれます。
翌朝、クレオが手作りの朝ごはんを作ってくれます。友人と3人で食べてジョニーは美味しくて満足します。
ジョニーはクレオと買い物に行きます。尾行してくる車が無いかクレオに確認してもらいます。

【結】- SOMEWHEREのあらすじ4

帰っている途中で車が故障してしまいます。レッカーを呼びますが、歩いて帰ることにします。
帰ってくるとベッドで女性が待っていました。これはまずいと思ったジョニーは下でクレオとバーガーを食べることにします。
もう一日遊ぶことにして二人は卓球をしたり、プールで日向ぼっこをします。空虚な日々から充実した日々に変わっていくジョニーでした。
車の中でクレオが泣き始めます。レイラがいつ帰ってくるか分からなくて不安だったのです。
ジョニーはクレオをラスベガスのカジノに連れて行って楽しい時間を過ごします。そしてキャンプに向かうため、ヘリで移動してクレオをタクシーに乗せます。傍にいることができなくてすまないとジョニーはクレオに謝ります。
再度一人になったジョニーは自分が空虚な男であることに気づいて、レイラに電話をします。レイラに励まされて電話を切ります。
プールで一人考え事をしたジョニーはホテルをチェックアウトします。そして何もない道路に車を止めて歩き始めてエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の見所は空虚な日々を送っているジョニーがクレオと時間を過ごすことによって、新たな道を歩き出す過程をじっくりと暖かく描いている所です。
その描き方に魅力を持たせているのは、台詞ではなく行動に重点を置いているからだと思います。全体的に台詞が少なく、二人が卓球をしたりプールで日向ぼっこをしている姿をゆっくりと映している場面では特にそう感じました。
また、時より流れる音楽が暖かい印象を与えています。フー・ファイターズやポリス、フェニックスの曲など素晴らしい音楽が取り入れられています。時には激しい音楽もありますが、心地よく耳に響いてくるのが印象的です。
行動に重点を置いている点で、他の作品ではお目にかかれない場面があります。それは特殊メイクの型取りで、ジョニーが鼻だけを開けられて、しばらく放置されます。白くて粘々した生地を頭全体に塗られて、ジョニーの鼻息だけがしばらく流れます。とても印象的で、その長さに笑いが起こるかと思います。
そして一人に戻ったジョニーがプールで浮き輪に揺られているシーンがあります。これもまた、ゆらりゆらりとプカプカ浮いているジョニーの姿が淡々と流れます。あの時間が空虚さを表現しているようにも思えます。
他に印象的だったのはシャノン姉妹のポールダンスです。彼女達のセクシーなダンスを見れるのも、この映画の魅力ではないかと思います。後はジョニーの高級車のトランクが前にあるのには驚きました。前にトランクがある車があるのを知って、ほほーとなってしまいました。
最後まで見終わって、家族と過ごす時間はとても大切だと改めて思いました。良い映画で満足できました。

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