映画:TOVE/トーベ

「TOVE/トーベ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ヒューマンドラマ

TOVE/トーベの紹介:2021年10月1日公開のフィンランド&スウェーデン合作映画。フィンランドの「ムーミン」の原作者トーベ・ヤンソンの半生を創作の秘密と情熱を軸に描く物語。1914年、芸術家の両親のもと生まれたトーベは幼い頃から絵を描く芸術家だった。やがて戦火の防空壕で子供たちに聞かせた物語を機に「ムーミン」の世界が広がっていく。1945年、彼女はスウェーデン語の小説『小さなトロールと大きな洪水』を出版。その後、ムーミン・シリーズはイギリスの新聞に漫画連載が決まり、絵本や舞台など、世界中で親しまれるようになる。本作は2020年10月にフィンランドで公開されるや大絶賛で迎えられ、スウェーデン語で書かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を達成し、本国では7週連続で興行収入1位を記録。第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表に選出された。

TOVE/トーベの主な出演者

トーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)、ヴィヴィカ・バンドラー(クリスタ・コソネン)、アトス・ヴィルタネン(シャンティ・ローニー)、トゥーリッキ・ピエティラ(ヨアンナ・ハールッティ)、ヴィクトル・ヤンソン(ロバート・エンケル)、シグネ・ハンマルステン=ヤンソン(カイサ・エルンスト)、サム・ヴァンニ(ヤーコブ・エールマン)、マヤ・ヴァンニ〔マヤ・ロンドン〕(エーヴァ・プトロ)

TOVE/トーベのネタバレあらすじ

【起】– TOVE/トーベのあらすじ1

TOVE/トーベのシーン1

画像引用元:YouTube / TOVE/トーベトレーラー映像

トーベ・ヤンソンが床を踏み鳴らしながら、一心に踊ります…。

〔1944年 ヘルシンキ〕

第2次世界大戦下のヘルシンキで、トーベは独身のまま30歳になっていました。ソ連軍の空襲の爆音に耳を押さえながら、トーベは手すさびに手元のノートに鉛筆で絵を描いていました。風変りな絵を描いた後、「8月終わりの夕方に近いころ、ムーミントロールとママは…」と、その絵にトーベはお話をつけていきます。

トーベが描いているのは、「ムーミントロール」の絵でした。トーベは身近な人々をモデルにして、不思議な生き物を創造して描くのが好きでした。

トーベの母はシグネ・ハンマルステン=ヤンソンという画家で、父はヴィクトル・ヤンソンという彫刻家でした。トーベの家は芸術一家です。

父・ヴィクトルはトーベに「絵画を描かんのか」と聞きます。「時代が悪いわ」と言ったトーベに「言い訳だな」と父は返しました。部屋には母のシグネや弟のラルスもいますが、無言を保っていました。トーベが描いている小さなイラストを父は石膏のついた指で無遠慮に示しながら「これが芸術か」と言います。

トーベは自分だけのアトリエを持とうと、物件を探します。先日の空襲の爆風で窓が吹き飛んだアトリエを案内されたトーベは、天井が高いところを気に入りました。水道もまだ修理されていないと聞いても、借りたいと言って契約します。早速その部屋に移ると、トーベは片づけながら暮らし始めました。

友人のパーティーに参加したトーベは、そこでいろんな人と出会います。マイリス、マヤ・ロンドン(マヤ・ヴァンニ)、サム・ヴァンニたちと顔を合わせたトーベは、そこでアトス・ヴィルタネンという議員と出会いました。トーベは風刺画家と紹介されます。

トーベはアトスをサウナに誘いました。アトスはトーベに「君に惑わされそうだ」と言います。アトスは既婚者でした。

しばらくの後、モスクワで休戦協定が結ばれます。それを契機に戦争の色彩は薄まりました。平和な日常が戻り始めます。

トーベは個展を開きました。絵画のなかには、ヘビースモーカーの自画像を描いたものもあります。父・ヴィクトルは「やめておけ」とその絵を裏向きにして外すよう示しますが、トーベは聞き入れませんでした。個展で飾ります。

トーベはアトスと交際するようになっていました。当時、女性がいつまでも独身であることに周囲は不寛容でしたが、トーベは気にしていませんでした。個展にはアトスも顔を出し、トーベはアトスを父・ヴィクトルに紹介します。

舞台の演出を手掛ける女性ヴィヴィカ・バンドラーが、個展にやってきました。ヴィヴィカはトーベのイラストを見て興味を持ちました。市長のお孫さんが絵本を頼みたいらしいと言い、名刺を置いて去ります。

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