「いなくなれ、群青」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ファンタジー映画

2019年9月公開の日本映画。監督は柳明菜。主演は横浜流星、共演に飯豊まりえ。原作は河野裕による小説「いなくなれ、群青」で「階段島」シリーズの第一作。 階段島という人口二千人余りの島で暮らしている七草。気付くとこの島にいて、なぜこの島にいるのかみんなわかっていないが、生活には不自由はなく高校に通って友達もいる。そんな不満もない生活の中、ある日幼なじみである真辺がこの島にやってくる。直近3ヶ月の記憶がなく急にこの島にいたと真っ直ぐに不思議がる真辺。この島を出ないといけないと奔走するが、この島を管理している魔女といわれる人物にはなかなか接触することができない。階段島とはなんなのか?真辺の存在と、島で起こる落書き事件の謎を解いた時に全てが明らかになる。  

あらすじ動画

いなくなれ、群青の主な出演者

七草(横浜流星 ),真辺由宇(飯豊まりえ)、堀(矢作穂香)、佐々岡(松岡広大)、水谷(松本妃代)、豊川(中村里帆)、トクメ先生(伊藤ゆみ)、時任(郵便局員)(片山萌美野中)、タクシー運転手(君沢ユウキ)、ハル(管理人)(岩井拳士朗)、ナド(黒羽麻璃央)他

いなくなれ、群青のネタバレあらすじ

【起】– いなくなれ、群青のあらすじ1

いなくなれ、群青のシーン1

画像引用元:YouTube / いなくなれ、群青トレーラー映像

プロローグ

七草は気付くと階段島にいた。少女にこの島は「捨てられた人」の島でこの島を出るには失ったものを見つけなければならないと言われる。あまりにも現実味のない言葉だったがすんなりと受け入れられている。階段等の人口はおよそ2000人で穏やかに暮らしている。島に一つだけある郵便局が人々をつないでいるが、なぜこの島に来たのか皆その部分だけの記憶がないという。普通に友達と一緒に登校している七草。普通の高校の教室。先生が教室に入ってきて「コグレくん」がいませんと報告を受けるが、先生は穏やかに微笑みながら心配はない、ここにはもう来ないと噛んで含めるように話す。

郵便局員から手紙を受け取る七草。道の向こうでは「探し物は見つかりましたか?」という声が聞こえタクシーが走り出す。

夢を見て目を覚ます七草。一人で海岸を歩いていると、真辺を見つける。

第1章(真辺 由宇)先生に連れられて教室に入ってくる。真辺は先生に納得がいかないと訴えている。階段島ってなんですか?と質問をして先生からゆっくりと納得していけばいいと言われている。魔女しかわからないと淡々と説明する先生。七草はたまらず立ち上がり、ここで過ごして徐々に納得して島を出ればいいと説得する。七草は真辺が階段島に来たことが許せないと憤っている。島を出るということを口にするなと真辺を嗜める七草。昼休み、真辺は七草たちとパンを食べながら強制的に階段島に閉じ込められている、不自由がぼやっとしていると不満を漏らすが、七草は自分達は不満はないと嗜める。

真辺を伴ってタクシーに乗り込む七草。タクシー運転手の野中から「探し物は見つかりましたか?」と聞かれるが、真辺の案内で遺失物係へ行くと伝える。野中の魔女のことを尋ねる七草と真辺。野中は魔女はこの島を管理しないといけない可愛そうな人だと話す。遺失物係は失ったものを見つけた時にここに来ればいい場所だと言うが、鍵が閉まっていて開かないと七草。遺失物係の前で、郵便局員に声をかけられる。お茶をご馳走になりながら直接魔女に手紙を出すことはできると聞く真辺と七草。

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