映画:アルビオンの世界

「アルビオンの世界」のネタバレあらすじと結末

アルビオンの世界の紹介:2016年に制作されたアメリカ・ブルガリア映画で、ジェニファー・モリソンやスティーヴン・ドーフ、リアム・マッキンタイア、デブラ・メッシング、ジョン・クリーズら豪華出演で贈るファンタジー。別世界に引き込まれた少女が、邪悪な将軍に支配された国から、平和を取り戻すために立ち向かう姿を描いている。

あらすじ動画

アルビオンの世界の主な出演者

エヴィ(エイヴリー・アレンス)、レオ(ダニエル・シャーマン)、アベス「アルヴィナ」(ジェニファー・モリソン)、女王(デブラ・メッシング)、コナー(スティーヴン・ドーフ)、イーダー将軍(ジョン・クリーズ)、エラモン(リアム・マッキンタイア)、ブライアン(リチャード・カインド)

アルビオンの世界のネタバレあらすじ

【起】- アルビオンの世界のあらすじ1

ヴェルモントという田舎で、少女のエヴィは馬の世話係の仕事をしていました。
ある朝、馬の夢を見たことを父・コナーに話します。
コナーは伝説に出てくるケルピー(水馬)ではないかと言います。
ケルピーは悪い霊で、変幻自在の姿になることができ、美しい馬の姿をして人間の前に現れます。
そして特殊な能力で人間の本性を見抜きます。
ケルピーは悪い子を見つけると誘惑し、乗せたまま湖に飛び込んで行くと言われています。
乗った人間が溺死したかどうかは、誰にも分かりませんでした。
エヴィは、金持ちに嫌われてしまった馬に話しかけます。
明日はクリスマスなこともあり、介護士がいないことから、エヴィは歩けない父の世話をしなければなりませんでした。
しかし、法に反して雇っているのだと言われ、仕事を引き受けるエヴィでした。エヴィは働く年齢に達していませんでした。
父は豊かな人生は物や金ではないことを伝え、自分の道を行けと励まします。
クリスマス当日、エヴィは1人で馬の世話をします。
すると厩舎の外から、馬の鳴き声が聞こえてきます。
外には黒い馬がいて、エヴィは厩舎に行こうと誘いますが、拒絶されてしまいます。
知らない馬に乗りたくないエヴィでしたが、黒い馬はどうしても乗るようにと誘ってきます。
折れたエヴィは、黒い馬に乗って、森の中を駆け抜けていきます。
倒れた木を黒い馬が飛び越えると、エヴィは落馬してしまいます。目を覚ますと、別世界に来ていました。やたらと大きなキノコが生えています。
エヴィは森の中で光る場所を見つけて進んで行きます。ここはお告げの洞窟と呼ばれる場所でした。
黒い馬は人間になる伝説の魔法を使い、男の姿になります。そしてエヴィの後ろから現れ、長い間待っていたのだと語り始めます。
この洞窟の石では昔、真実の杖が作られていました。
洞窟の壁は真実を見せてくれます。
この世界は、アルビオンの世界であり、元々ダナン族の国でした。
ダナン族は平和と献身のある民族であり、所有している4つの古代の神器が、平和な暮らしを象徴していました。
4つの古代の神器とは、真実の杖、湧く鍋、知識の火、癒しの書になります。
真実の杖の前では 誰も嘘をつくことができません。
湧く鍋があれば、誰も飢えることはありません。
知識の火は、どんな質問でも答えてくれます。
そして癒しの書は全ての傷を癒やしてくれます。
ある日、強欲なイーダー将軍が率いるミレシアン族が現れて、ダナン族を滅ぼしにやってきます。彼らは神器も奪いに来ました。
平和を求めるダナン族の女王は、修道女(アベス)に助けを求めます。
アベスとは各種族の分身からなる存在で、魔法の力で調停していました。
アルビオンは地上と地下の2つに分かれます。
悪だくみをして、将軍は地上を手に入れ、ダナン族を地下に追いやります。
将軍は、今もダナン族を狙っており、最後の日は近づいていました。

【承】- アルビオンの世界のあらすじ2

エヴィはどうやって自分が、この世界に来たのか質問します。2つの世界をつなぐ入り口があると答えてもらい、ダナン族を助けて欲しいと、男に頼まれるのでした。
そしてエヴィが目を覚ますと、真実の杖を持ったダナン族のエリユがツンツンとつついてきます。
状況の分からないエリユに、黒い馬が説明します。
実はこの黒い馬はケルピーでした。名前はダグ・ディアと言い、エリユの知り合いでした。
エリユは種族を救う使命があるので、これにて失礼します。
エヴィは家への帰り道だけ教えて欲しいと頼みます。
なので、エリユは知識の火の場所まで、彼女を連れて行くことにします。
イーダー将軍は、雨を降らせて、ダナン族を見つけてきます。それを防ぐために、エリユとエヴィはフード付きのマントを身に着けます。
イーダー将軍は雨を使って、薄っすらと2人の姿をとらえます。そして部下のエラモンに、見つけ次第殺すようにと命じます。
体調が悪化していくばかりだから、少女の骨髄を飲みたいと、将軍は話します。
エラモンは必ず少女の心臓を捧げると約束します。
ダナン族は5日以内に地下に戻らないと、協定の魔法で土になってしまいます。
更に協定の魔法によって、軍隊は境界を越えることができませんでした。
そのため、エリユが送り込まれたのです。
とりあえずダグ・ディアがアベスの元に連れて行ってくれます。
エリユがその説明をしていると、真実の杖の守り人のレアが現れます。レアはエリユを助けに来ました。
アベスの元へ向かう途中、調達係のチャリスとマラが土になっていました。まだ3日しか経ってないのにと、エリユは悲しみます。
その後、エヴィの夢のおかげで、壁に隠された隠れ家に住むアベス・アルヴィナの元に行くことができます。
アルヴィナは4人に分かれていました。
神器の力が強すぎて、長年バラバラになっていたのです。 
しかしエヴィの歌のおかげで、アルヴィナは元の姿に戻ることができます。なぜかエヴィは、その歌を知っていました。
伝説では、神器を全て取り戻せば、協定の魔法が解けて境界が消えるはずでした。
アルヴィナは、さらに2種族の同意も必要だと、エヴィたちに教えます。
アルヴィナから知識の火を授かり、エヴィは家へ帰る道を見ることができます。
また、エリユは癒しの書の場所を知るため、知識の火に手を当てます。
癒しの書は、ここから1日の修道院にあることが分かります。
エラモンが壁を壊して襲ってきて、エヴィたちは急いで逃げます。

【転】- アルビオンの世界のあらすじ3

修道院に到着した3人は、棺桶の中で修道士のガルガデルを発見します。
酷い臭いで死んでると思われたガルガデルでしたが、生きていて必死に逃げ始めます。
逃げる途中、おでこに枝が刺さりますが、ガルガデルは癒しの書を持ってるので回復します。
ダグ・ディアによって、ガルガデルは止まります。
実はダグ・ディアは、ガルガデルの兄だったのです。戦いで怪我を負ったダグ・ディアは、アベスの助けでケルピーになっていたのです。
2日後にダナン族が絶滅してしまうと聞いて、ガルガデルは癒しの書に飽きたからあげると言って渡します。
しかし、その癒しの書は偽物で、再びガルガデルを追いかけるエヴィたちでした。
エヴィは皆が良い人で助けたいこと、そして不死身は退屈であることを話して、ガルガデルを説得します。
ガルガデルは、条件として友達になって欲しいと頼み、癒しの書を渡すのでした。
そこへエラモンが現れて、エリユ以外は捕まってしまいます。真実の杖と知識の火も奪われてしまいます。
エヴィは、エラモンからなぜダナン族を助けるのか聞かれます。故郷を追いやられ、平和を求めているからだと答えます。
エラモンは、エヴィを見ていると娘を思い出してしまいます。彼の妻も娘も、人間によって殺されました。
話すうち、エヴィは彼が良い人だと思います。悪人のふりをしていても、良い面が見えてくるからです。
エヴィは、もしも娘さんが生きていたなら、どちらにつくのかと問いかけます。
エラモンは自分が酷いことをしてきた者であり、失望するだけだから何も期待してはならないと述べます。
ミレシアン族は、お互いに考えを聞くことができました。なぜかエヴィは、エラモンの考えを聞くことができます。
捕まったエヴィたちをエリユが助けに来ますが、エラモンによって崖から突き落とされてしまいます。
エヴィは仕方なく、ダグ・ディアに乗って逃げます。ダグ・ディアは、彼女が癒しの書を持っているから大丈夫と、エヴィを安心させます。
エヴィはダグ・ディアと共に、再びお告げの洞窟にやってきます。彼女はなぜ自分をアルビオンの世界に連れて来たのか、ダグ・ディアに問いかけます。
すると女王が現れて、その説明をしてくれます。
実は女王に頼まれて、ダグ・ディアが幼いエヴィを外の世界に運んだのです。つまり女王の娘がエヴィなのです。

【結】- アルビオンの世界のあらすじ4

その昔、大きな戦争の中で、ダナン族の姫とミレシアン族の男が恋に落ちました。
アベスのおかげで2人は一緒になれますが、戦争の悲劇で引き裂かれます。
姫の父親が亡くなって、姫は突然女王になりました。
ダナン族の運命は彼女に委ねられることになります。
もしも娘の父親が分かれば、危険が及んでしまうことから、娘の安全のためにも、女王は娘を外の世界に連れて行ってもらいます。
その娘はエヴィであり、父はミレシアン族であるコナーでした。
女王は、娘を思わない日は1日とありませんでした。
協定の魔法を解くためには、2種族の同意が必要です。エヴィは両方の血を引いていることから、それが可能なのです。
ただの馬の世話係のエヴィは、そんなことはできないと、自信がありませんでした。
しかし女王は、勇敢でありながら心が広く、正直で賢いことから、特別なエヴィなら大丈夫と娘を励まします。
そういえば、父も同じことを言っていたと、エヴィは思い出します。
また、女王が歌う歌を聞いて、エヴィはアルヴィナに歌った歌のことを思い出します。これはアルビオンの古い歌だったのです。
イーダー将軍の元に、捕まった3人が連れて来られます。湧く鍋はイーダー将軍が持っていました。
生意気な発言をするエリユを見て、イーダー将軍は殴り殺すように配下に指示します。
それを見て、レオは自分をやれと前に出ます。
察したガルガデルは、イーダー将軍を褒めて裏切ります。
昔、ダグ・ディアとガルガデルが使った地下道を聞いて、エヴィはダグ・ディアと共に、3人を助けに向かいます。
その頃、土牢の中で、レオはエリユに告白をします。2人がキスする瞬間、エヴィが登場します。
3人は兵士を倒して、甲冑を奪います。
レオとエリユが兵士のふりをし、エヴィが囚人という設定で、将軍の元に向かいます。
将軍は、エヴィが何者なのか問いかけます。同じ種族の匂いがするのですが、どこか違うのです。
エヴィは、あんたの孫だと教えてあげます。コナーはイーダー将軍の息子でした。
エラモンは、だからミレシアン族の考えが読めるのだと納得します。
イーダー将軍は、神器を手に入れて、自分を倒せるとでも思ったのかと、ガハハハと笑います。
すると裏切っていたガルガデルが、湧く鍋を盗んでいました。
イーダー将軍は、エラモンに殺せと命じますが、言う通りに動きませんでした。
エラモンは、優しかった娘なら、きっとエヴィの味方になっていたと話し、味方になってくれます。
エラモンの攻撃によって、神器のケースが割られ、エヴィの手元に4つの神器が揃います。
エヴィが宣言したことで、協定の魔法が解かれ、境界がなくなります。
将軍の宮殿は崩れて行き、ダナン族が地上へと舞い戻ります。土になっていた者も生き返ります。
これにて均衡が戻り、平和が訪れます。また、エラモンがミレシアン族の代表になりました。
女王は娘に別れを告げて、いつか驚くほど美しい場所に行くことを伝えます。そこは2つの世界がつながる場所であり、アルビオンに帰れる場所でもありました。
エヴィはダグ・ディアに乗って、美しい川へと入ります。
目を覚ましたエヴィの元に、父が杖を突きながらやってきます。
ずっと勇気の出なかったコナーでしたが、エヴィを探しに歩くことを頑張りました。
エヴィが考えを伝えると、ミレシアン族なので父は分かります。
女王から愛しているとの伝言を聞いて、コナーは長い物語を聞かさなければならないと、娘に伝えます。
厩舎に新しい調教師がやってきます。その調教師はエリユでした。また、ダグ・ディアも新しく厩舎にやってきます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は本格的なファンタジー作品となっており、細かな設定や映像美に惹き込まれます。
種族間による戦争、神器の重要性、エヴィの正体などなど、よく練り込まれた設定に夢中になります。
そしてアルビオンの世界がとても美しく、特に世界がつながる川の綺麗さが際立っています。
それら映像美のみならず、エヴィと女王との感動の再会場面には、感動のあまり涙が零れ落ちます。特に女王の言葉が素晴らしく、涙を誘います。
さらに神々しい音楽が劇中では流れ続け、エヴィやアルヴィナが歌う姿も素晴らしいです。
ちなみにイーダー将軍とガルガデル、レオはお笑い担当になっています。真面目な映画に思わせておきながら、彼らのジョークが飛び出すので、つい笑ってしまいます。
ファンタジー映画が好きな人には、たまらない作品となっており、名作と言っても過言ではない出来です。ぜひ見て欲しい映画の1つになります。

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