「グリンチ」のネタバレあらすじと結末の感想

グリンチの紹介:2000年製作のアメリカ映画。ドクター・スースが1957年に刊行した児童向け絵本『いじわるグリンチのクリスマス』 (How the Grinch Stole Christmas!)を原作とするファンタジー映画。クリスマスが嫌いなグリンチは、隣の村のクリスマスを台無しにしようとするが…。

予告動画

グリンチの主な出演者

グリンチ(ジム・キャリー)、シンディ(テイラー・モンセン)、ルー(ビル・アーウィン)、ベティ(モリー・シャノン)、マーサ(クリスティーン・バランスキー)、市長(ジェフリー・タンバー)、ナレーション(アンソニー・ホプキンス)

グリンチのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①妖精の世界の話。フーヴィルのフー市民たちはクリスマスが大好き。しかしその隣のクランピット山にはクリスマスが大嫌いな緑の妖精・グリンチがいた。グリンチは幼い頃の事件がきっかけでクリスマスが嫌い。 ②シンディという少女はグリンチとフーの間を取り持とうとした。一度は失敗するがグリンチは心を入れ替え、街の人たちと幸せそうにクリスマスを過ごした。

【起】- グリンチのあらすじ1

雪の結晶の中の、ごくごく小さな世界のこと。
ポントゥーズ山のはるか彼方には、鼻が長い妖精のフーたちが住むフーヴィルという小さな街がありました。
フーたちはクリスマスが大好きで、いつもクリスマスを盛大に祝っています。
ところが、その北の山・クランピット山にはグリンチという緑色の妖精が住んでいて、グリンチはクリスマスが大嫌いでした。
グリンチはフーと、見た目がかなり異なります。
フーは鼻が少し長い程度で、あとは非常に人間に似た格好をしています。髪型は縦に長いのを好みます。
グリンチは生まれた時から緑色で、しかも全身が毛むくじゃらでした。鼻は犬のように黒く丸い形状をしています。
フーたちはクリスマスが大好きなので、クリスマスの頃になると大量のお買い物をします。家を飾り立て、光のイルミネーションでぴかぴかにするのが大好きです。
いっぽう、グリンチは山の洞窟にひとりで住んでいました。愛犬・マックスがいますが、仲間はいません。
グリンチがクリスマスを大嫌いになったのには、理由がありました。
かつてはグリンチも、みんなと同じようにフーの街で育ちました。
毎年、フーの子どもたちはゆりかごに入れられて、鳥が運んできます。グリンチも同じように運ばれてきました。
ところがベビーの頃からグリンチは見た目が違っていました。家の人たちがクリスマス・イヴのパーティーで盛り上がりすぎて、グリンチの配達に朝まで気づかなかったという過去もあります。
しかし当初は些細な違いということで、グリンチもほかのフーたちと一緒に育てられました。たくさんの母に囲まれて育てられます。
グリンチの他との違いは、成長するにつれてどんどん大きくなりました。
学校に通い始めた頃、色のセンスが他の子と異なるということで注目を浴びます。そして8歳でヒゲが生え始めたグリンチは、それを学校でからかわれました。
その頃、グリンチには学校に好きな女の子がいました。同じクラスの少女・マーサです。

【承】- グリンチのあらすじ2

クリスマスに大好きなマーサへプレゼントをしようと考えたグリンチは、家に帰ってから金属で人形を作りました。そして渡す時のことを考えて、毛深いのを気にしてヒゲを剃ります。
剃りすぎて、顔じゅうにヒゲ剃りの傷跡をつけて出かけたクリスマス当日。
グリンチは同級生のみんなに大笑いされました。傷ついたグリンチは学校を出て街を去り、それ以来ずっと北の山・クランピット山にこもって独りで生活しています。
少女・マーサはというと、グリンチに悪感情を持っておらず、むしろ好ましく思っていました。なのでグリンチが学校に来なくなったのは、少し寂しく思いました。
そういうわけで、以来ずっとグリンチは山で愛犬・マックスと共に暮らします。
ちょうどフーたちが住むフーヴィルのごみ捨て場がクランピット山になっているので、食べるものには困りません。フーたちが捨てたごみを活用して、グランチは生きています。
グリンチはクリスマス嫌いで、フーたちも嫌いだったので、ハートの大きさが人の半分くらいでした。

さて、フーの街の少女シンディ・ルーは、なぜグリンチをみんなが嫌うのか理解できませんでした。
見た目は確かにフーたちと違うかもしれませんが、シンディ自身はグリンチに嫌なことをされたわけではないので、不思議に思います。
シンディの父は郵便局員でした。クリスマスも迫ったある時、シンディはたまたま街におりてきていたグリンチに助けられ、むしろグリンチはいい人なのではないかと思います。
なぜグリンチがクリスマスを嫌うのか疑問に思ったシンディは、その日からご近所をめぐって聞き込みをします。
そしてシンディは隣人の女性マーサ・メイにグリンチの不運な生い立ちや、同級生にからかわれたことなどを聞きました。
隣人の女性・マーサとは、あのグリンチが好きだった少女です。今ではすっかりおとなになっており、市長にプロポーズされていました。
グリンチが同級生のイジメでクリスマス嫌いになったと知ったシンディは、仲直りのきっかけを作ればいいと考えます。

【転】- グリンチのあらすじ3

そこでシンディは、記念すべき『千年祭のクリスマス』の名誉会長に、グリンチを推薦しました。
市民たちはグリンチが山から下りてくるわけがないと思いつつ、シンディの提案を退ける正統な理由がないので、もし引き受けるならそうしようと言います。
シンディはグリンチを街に招こうと考えて、クランピット山に行きました。
山のグリンチの家の扉をノックして呼んで、応答がないので愛犬・マックスの出入口から家に入ります。
来客などないので、グリンチは気に留めずに家の中で好き勝手なことをしていました。勝手に入ってきたシンディを見て怒ると、グリンチは怖がらせようとします。
しかしシンディは気に留めず、「フーヴィルの千年祭の名誉会長に選ばれた」用件を切り出しました。
グリンチはにわかには信じられませんでした。でも自分が名誉会長になったということは、負けた奴がいるということになり、それを考えるとなんだか愉快です。
しかも街へ下りれば、大好きだったマーサに会えるかもしれません。
そんなこともあり、グリンチは名誉会長の受賞式に行くことを引き受けました。

名誉会長の授賞式の日。
グリンチは「嘘だったらどうしよう」と思いながらも、出かけていきます。
フーヴィルの市長はグリンチが来ると思っていなかったので、グリンチが本当に姿を現したことで、驚きました。実は市長はグリンチの同級生で、ヒゲ剃りの痕をからかったイジメの張本人でもあるのです。
育てのおばちゃんたちと再会したグリンチは、盛大に祝ってもらいました。椅子に乗せて担がれながらパレードに参加し、いい気分になります。
いろんなコンテストにも参加しました。フー・プディングのコンテストの味見、コンガ・ダンス、フルーツケーキ・コンテストの味見、袋競走など。
しかし楽しいのはそこまででした。市長がプレゼント交換と称し、ひげそりをグリンチに渡したのです。しかもグリンチの目の前で、これみよがしに指輪を見せながら、マーサにプロポーズしました。
やっぱりイジメだと思ったグリンチは、もらったヒゲソリで市長の頭を剃り、パーティーを台無しにして立ち去ります。

【結】- グリンチのあらすじ4

シンディは、グリンチとみんなと全員で楽しみたかったのにと、台無しになったパーティーを悲しみました。
山に戻ったグリンチは、クリスマス当日にみんなの邪魔をしてやろうと考えます。

クリスマス当日。
グリンチは自分がサンタの衣装を身にまとうと、マックスに角をつけてソリをひかせ、フーヴィルに行きます。
そして家に虫をまいたり、プレゼントやツリーや飾りを奪ったりしました。奪ったプレゼントは、山の裏に隠します。
朝になり、クリスマスが消えた街は悲しみ、フーたちはシンディを責めました。
その時、シンディの父が「これでいいんです」と言います。クリスマスのプレゼントは盗まれたかもしれませんが、クリスマスに大事なのは「心」であって、家族さえいれば、プレゼントなんかいらない…その父の言葉にシンディは喜び、フーたちも納得しました。怒っているのは市長だけです。
同じ頃、グリンチはクランピット山から街を見て、不思議に思っていました。
みんなに仕返しをしてやろうと思ってプレゼントを奪ったのに、フーたちは全く悲しそうではなく、いつもと同じように楽しそうな歌をうたっているのはなぜかと、グリンチは思います。
それとともに、グリンチは胸が痛くなっていました。これは罪悪感と「人としての気持ち」が芽生え始めているからなのですが、グリンチは気づきません。
クリスマスには、もっと何か意味があるのだと気づいたグリンチは泣きます。
シンディはクランピット山を訪れて、グリンチに会いました。その時、シンディが乗ったプレゼントの山が落ちそうになります。
グリンチはそれを止めに入り、グリンチとシンディはプレゼントの山と共に雪の上をすべりおりました。
街におりたグリンチは、みんなのプレゼントを盗んだことを告白し、謝罪します。
それを聞いたマーサがみんなの前で市長に指輪を返し、プロポーズを断りました。そしてグリンチに愛の告白をします。
グリンチは初めて恋人ができたと喜びました。
シンディはグリンチを迎え、一緒にクリスマスを祝いました。
楽しそうなフーたちとグリンチの様子は、雪の結晶の中にあります。覗きこんでみると見えるかもしれません。

みんなの感想

ライターの感想

特殊メイクがすごいので判りにくいかもしれませんが、ジム・キャリーがグリンチ役です。
そのつもりで見ていなくても気づく人も多いのでは。
少女・シンディ役の子テイラー・モンセンが可愛い。
ストーリーも愉快でありながら、見終わった後にほっこりと優しい気分にさせてくれる。
家族で見て楽しめる映画。クリスマスはこうでなくちゃ、と思わせてくれる作品。

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